EP33 やはり顔か
「顔を見られてしまったからには___________お前たちを完全に逃す訳には行かなくなった。」
若干頬が紅い瀬名の表情に聖女が可愛いと内心に感じてしまう。
(..........私、あの方にずっと口説かれていたのですか?)
常に全身を鎧で固めていた為、知らなかったがあんなにも可憐で美しい人だったなんて........
「勇者_____________すまない。」
すると女騎士ヴァレンタインが剣を鞘へとしまい、ジョンの元へと歩き去っていく。
「______ヴァレンタイン!」
ライデインが叫ぶがその足は止まらなかった。
【女騎士wwwwww】
【欲望に忠実過ぎるでしょwwww】
シリアス展開の筈なのに頭には女神達の失笑にも似た爆笑が響く。
【だから同人誌でよく寝取られたりオークにレ○プされたりすんですよぉww尻・軽ww】
【しかもどの作品でも最後にはアヘ顔ダブルピースww】
ヴァ、ヴァレンタインさん.......
「くく、あはは!勇者よ!ソナタの騎士が裏切り私についたぞ!」
ヴァレンタインの肩を掴み、抱き寄せる。
「それで.......さっき言った事は本当なんだろうな?う、いい匂いがするな、お前」ボソ
すると耳元でヴァレンタインが頬を紅くしながら何やら聞いてくる。
「.........?」
「私を抱くのであろう!!」ガシ
うわ、いきなりどうした!て言うかむりやり手を掴んできたぞ!?
「私をお前で支配しろ!」
掴んだ手を自分の胸へと押し当てる。
ムニュン
「あん♡はぁはぁ........お前なら初めてをやってもいい♡いや、お前しか駄目だ♡私は経験がないが、満足出来るよう頑張る♡だから、無茶苦茶にしてくれ♡私を女にしてくれ♡お前の物にしてくれ♡」
挙げ句の果には私がお前の鞘となるのだやお前は剣になれだのとか変態的な事まで言ってくる始末。
「わ、分かったから......少し落ち着いてくれ。」
グイグイくるな、この女騎士。
「ず、ズルい.......」ボソ
今、聖女が小さい声で何か言ったような気が.....
「貴様ぁ!ヴァレンタインから離れろぉーーー!!」
ライデインが剣を振りかぶる。
「離れていろ!」
ヴァレンタインを横へと押し倒し、伝説の剣で受け止める。
「ぐっ!........ヴァレンタインに何をしたぁ!!」
何もしてません。この女騎士が可笑しいだけです。て言うか洗脳されて敵に寝返る設定が合ったが、実は洗脳じゃなくて己の意志で寝返ったのではないだろうか?




