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EP31 目を覚ませるしか

「くっ......目を覚まさせるしかないのかぁ!!おおおおおおおお!!!」


巨大な大斧による横払いが瀬名に向け振るわれる。


ブオン!!


「ッ」


紙一重のところで避ける。


(あっぶねぇー!?)


そして伝説の剣を振りヴォルフガングの腕を切り飛ばそうとするが_____


「させるかよ!!」ガキン


_____勇者ライデインの介入により、剣が止められた。


「勇者ッ!」


(くそ、伝説の剣でも流石に聖剣は斬れないか!)


バックステップを踏み一度距離を取ろうとするが、ヴァレンタインによる追撃が襲い掛かる。


「逃さない!我が剣を受けよ!!」


_____レイピアによる連撃を身体に受ける。


(ぐう、こんなシリアスなバトルいらないからぁ!)


瀬名は急所だけは守る事に成功するが、至る箇所から血が流れ始めていた。


「もう一度言うぞ、ジョン......剣を収めるんだ!」


「しつこい!数回の打ち合いで勝ったつもりか?俺は全力の半分も出していないぞ!」


(嘘です!全力です!相手の技量値高杉るんですけどぉ!連携が完璧過ぎて殺せないよぉ!)


女神ぃ!助けてぇ!!前話一言も話してないだろ!


【えぇ!?いま、良いところじゃないですかぁ?空気読んで黙ってたんですよぉ♪自力でかっこいいところ見せて下さい♪】


おいぃいい!無茶言うなや!魔物は再生力故に油断して攻撃を受けてくれるがこいつら人は違うんだよぉ!!


「くひ_______」


狂人を演じるんだ。


「ならお前を殺した後、俺はそこの女達を犯すと言ったら?」


挑発して判断力を弱らせるしかない!


「ぐっ、貴様ぁーーー!!」


ライデインが剣を思い切り振りかぶる。


「勇者様ぁ!駄目ぇーー!!」


ヒーラーのルナマリアは自分の狙いが分かったのか叫ぶ。だが遅い。既に剣の軌道は読んでいる。


「終わりだ________勇者ぁ!!」ザク


勇者の振るった斬撃を避け、剣を突き刺す。


「なっ________!?」


だが剣が突き刺さった先は勇者ではなく______


「くぶっ.......痛ぇじゃねぇか......」


ヴォルフガングが勇者を突き飛ばし伝説の剣を受けたのである。


(お、俺が.....人を殺した?)


心臓への一突き。演技に興じる余り常識的、いや倫理観を完全に忘れていた。俺は今........人を殺したのか?人殺し......目眩と吐き気が一気に押し寄せる。


「ぐっ、ヴォルフガング!」


剣を引き抜くと、ヴォルフガングはその場へと倒れた。


「お、俺は..........」


「お前ぇーーーーーーーー!!」


勇者が激昂する。そして勇者の振るった剣が鎧を破壊する。


やばい、めちゃくちゃ痛い.......


このままでは確実に死んでしまう。ギャグ時空じゃないもんな、この世界って..........


はぁなんでいつもこんな役目ばかりを負うんだろう........


「くはは!とうとう殺る気になってくれたか!勇者ぁー!!」


妙にエグい場面もあるもんな......まぁクラスメイトを救う為に負け犬ヒロイン救うって事になってんだから仕方がないんだけどさ。


「ライデイン、頭に血が登り過ぎだ!」


「ヴァレンタインは下がっていろ!」


分かっているさ。修羅場くらい乗り越えなきゃならんよな。


「_____________俺は女騎士と聖女を抱くぞ、勇者ぁ!」ニヤア


______頭部の鎧へと手を掛ける。

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