EP29 対面
最後のアレは少し怖かったが喪失感が半端ない........
「マリーたそ、会いたいよ.......」ザシュ
魔物を狩りながらそんな事を漏らす。
【さぁ張り切って+aを攻略していきましょう!】
【聖女と女騎士だ。一筋縄ではいかんぞぉ!】
何時も以上に元気な女神達。
はいはい、どうせ鎧パージして顔見せれば堕ちるんでしょ?楽勝楽勝ー。毎回そのパターンじゃん?読者も飽きたでしょ、ぶっちゃけ?
【こやつ、ローズマリーと離れてから可笑しくなっておるのだが。しかも書き手の首を締める発言までし始めおったぞ。】
【不貞腐れてますね。ヴォルフガングの脅しも"掘られればいいんでしょ、楽勝楽勝"と投げやりでしたし.........】
あ、魔王城着いちゃった.......
【勇者パーティーより早く魔王城に着きおったぞ......】
【えぇ.........未来が何故か見通せないのですがどうしましょう?】
まぁいいか......魔王倒して俺が魔王になるよ。
【この方、魔王になるなんて言い始めましたよ、お姉さま!】
世界の半分やるって現状と変わらないよね、良く考えたら。
「貴様!何も」ザシュ
「魔王様の元に」ザシュ
「行かせるか!ライトニングア」ザシュ
「ファイ」ザシュ
「我が名は」ザシュ
「側近である私を倒し」ザシュ
【なんの苦労もせず、魔王の間へ入りよったぞ。】
【.............(唖然としている)】
「良くぞここ迄辿り着いたな、孤高なる勇者よ。】
【しかも勇者に間違えられとる】
「お前を倒し、私が魔の王となり世界を支配しよう。」
魔王はその発言を聞きニィと口元を歪ませる。
「なるほど.....ならば此れならどうだ。世界の半分をくれてやる________我が同胞とならないか?」
「貴様を倒せば全てが手に入るのだろう?その申し出は愚問だ。私が魔を統べ地上を支配する。」
魔王はさらなる高笑いを響かせる。
「女神はどうやら過ちを生んだようだ。今代の勇者は『魔王』になる資格があると見える、くく。」
【この世界の女神って誰でしたっけ?】
【確か"ディアーナ"の管轄だったような気がするのだが.......欠片が多過ぎて分からぬな。いや待てよ、あの"神狼'であった気も........】
【あぁ違いますよ、ボード(欠片)の中のって意味です。それとあの方々の名前は余り呼ばないで下さいませ......来ちゃいますから。】
【あぁ、そう言えばお主はあ奴らを苦手としていたな、くく。】
なんか凄い重要な情報が耳に入ってきた気がするのですが........
「_____来るがいい!真なる絶望を見せてや」ザシュ
そうこうしていると魔王が攻撃を仕掛けて来た。しかしその攻撃もろとも剣を縦に振る事で魔王を一刀両断する。
【ジョンの奴、魔王を倒しおったぞ。】
【はい、そうですね..........(遠い目)】
て言うか俺じゃないからね、正直な話。この伝説の剣の切れ味が半端ないだけだから。魔法は斬れるは魔物の強固な筈の外皮も切れるはで、規格外なのはこの剣だからな!
「ぐっ......何という強さよ。だが、簡単にくたばってしまっては魔王の名折れ。置き土産を受け取るがよい。」
「いや、いらないですけど!」
瀬名は呪いを受けた。
テテテ♪テテテー♪
ふざけんな!どう避けろってんだよ!
ピロン♪
【あ、呪い解除して置きましたから安心して下さい♪】
【うむ、余計な展開とか怠いし、早く+a攻略プリーズ。】
.........うん、魔王様にご冥福を。
ドンッ!!
魔王の間の扉が大きな音を響かせ開かれる。
「魔王!!俺達は貴様を討ちに来た!!」
物語の主人公である勇者パーティー御一行様がご都合よくご到着だ。さぁ始めようか_______負け犬ヒロインに救済を!
【タイトル回収のところ悪いのですが、聖女さんと女騎士さんは+aですからね?】




