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EP24 悲惨系の勇者だった....

勇者_ライデイン

正義感が強く仲間想い。


聖女_ルナマリア

慈愛深きシスター。


戦士_ヴォルフガング

怪力自慢。


女騎士_ヴァレンタイン

騎士道精神に重きを置いている。


幼馴染_ローズマリー(負け犬ヒロイン)

金髪碧眼ツインテールの美少女。


「君達のパーティーに入れてくれなくとも構わないさ。私は私で行く。例え止められたとしてもな。」


此処は声のトーンを落とし本気であるという事を伝えよう。


「待ってくれ、ジョンさん!」


ライデインが歩き去ろうとする自分を止める。


「俺たちの召喚札だ。アンタがもし、命の危機に瀕しているなら強く念じてくれ。俺が、俺たちがアンタを助ける!」


うわ、めっちゃ勇者っぽい!(興奮気味に)


「あ、あぁ........感謝する。」


くそ、まぁ仲間にはそう簡単には入れてはくれないよな。


「死ぬんじゃねーぞ!あんちゃん!」


「もちろん、死ぬつもりはないさ。ヴォルフガング、また会おう。」


あああああああああああああぁ!!不幸だあああああああぁ!!


(って思ったんだけど、経験積んでから合流すれば良いよね。特にヒーラーと女騎士がピンチの時とかに颯爽に駆けつけたらポイント高くない?)


【先ずはその実力に達せるかが鍵ですけどね♪ですがぁ先ずは_______】


【______負け犬ヒロインである幼馴染ローズマリーを落としぬ行かぬかぁジョン?】


目の前に転送陣が浮かばれる。


【其れに足を乗せれば始まりの村へと強制転移です♪NTRっちゃいましょう♪】


【ふふ、兵士が戦場にいる間に妻が違う男に抱かれる。あぁ、何とも興奮する展開ではないかぁ!そう思わぬかぁ、ジョン?】


其れを胸糞悪い展開というんですよ、女神様方。はぁとため息を漏らしつつ魔法陣へと足を乗せると視界が光に包まれる。










負け犬ヒロインであるローズマリーは山菜を取りに近く為、森に足を踏み入れていた。


「ライちゃんが行っちゃってからもう3年が経つのかぁ.......」


此処は迷いの森とは違い、木々や草々は元気がよく、小鳥たちはピッピッと囀りを上げていた。


「どうか怪我がなく帰ってきますように。」


両手を合わせ、ライデインの無事を願うローズマリー。


(う、うわ.........めっちゃ美少女やん!)


確かに聖女や女騎士も美人だったけど、あの女の娘、可愛いの次元が違い過ぎへん?


【お前が言うなスレは此処ですか?】


.........サーセンした。


(とはいえあれを選ばないライデインの気持ちが分からないんだが.........)


【そうですね_________少し先の未来、勇者ライデインの未来を見せて上げましょう。】











「貴様には呪いを施した________闇は貴様を何れ呑み込む。大切な民も友も恋人さえも貴様は分からなくなる。苦しめ。そして足掻き続けろ!」


膝をつき、聖女ルナマリアに支えられる勇者ライデイン。魔王の最後の足掻きにより、闇の呪いを受けたのだ。その効果は絶大で、闇が精神を侵食し最後には魔者と化す。


「ぐっ、其れでも.......世界は此れで救われたんだ.....」


女騎士ヴァレンタインは洗脳され敵幹部となるが勇者の剣を受け後悔の中死に、戦士ヴォルフガングは勇者を庇う為に命を散らした。


「俺は此処で自害をするよ、ルナマリア。ここ迄一緒に旅をしてくれて__________ありがとう。」


ルナマリアは涙を流し、勇者の手を取る。


「勇者様........私がお側にいますから....必ず見つけましょう......闇は晴れるもの....諦めないで.....生きて......生きていれば必ず!」









【_________此れが奴らが辿る少し先の未来だ。】


かなりエグい展開なんですけど.......そりゃあ勇者が聖女に靡くのは当然の帰結だわ。


(なぁ、本当にライデインからヒロイン達を奪わないと行けないのか?)


出来る事なら勇者ライデインの運命を変えたい気持ちもある.......


【同情とは情けない_____旅立つのです、遊者よ!】


勇者の文字!遊ぶ者になってるから!


【奪うのだ。全ては負け犬ヒロインの為_______心を鬼にして性欲を持て余せ!】

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