EP22 勇者魔王ものが多過ぎる件について
【たかが石っころ一つガン○ムで押し返してやる!】
【ア○ロ、貴様ぁ......!】
You belong to me♪さよなら言えなくて♪
リアルな機動音を響かせながらそんな台詞のやりとりを繰り返すエルミアとエレンミア。
あぁ〜メビウスの歌を♪
「てかギンギンギンギンうるさいわ!」
先程から森の中を歩いているのだが、ビームサーベルの音やファンネル、ライフル音などが頭に響いてくる。
(なぁ、この会話ってOnOff出来ないのか?)
【出来ますがしませんよぉ♪】
キーン!
【この気配は______ジョンか。ふ、まだまだ坊やだな。】
坊やなのはお前の頭だよ!
「はぁ、取り敢えずこの森を抜けなきゃ、話になら」
前方向にキマイラらしき猛獣を発見する。即座に木陰へと隠れた。
「グルルルル」
幸いな事にあっちは気づいていない。
(おいいい!女神ども!アドバイスくれえぇ!)
現代っ子の人間にライオン以上の図体を誇るキマイラ目の前に恐怖を覚えない筈がない。
【一、剣を抜きます。ニ、斬ります。終わりですが?】
(そんな簡単な話なら誰でもS級冒険者!)
取り敢えず剣は鞘から抜いておく。
(意外にずっしりしてる.......て言うか重いんですけど。)
アニメやゲームのキャラ達が剣を軽々と振っているが、それが創作である事がよく分かる。
(なぁこの世界って魔法とか使えるのか?)
【使えますよ。ファイアと唱えて見てください。】
「分かった__ファイア!」
.............何も出ないんですけ、ん?
「ええぇえ!?あれ、俺がやったの!?」
キマイラを中心とした場所から火柱が出来、天へと届く。そして炎が収まる頃にはキマイラの遺体は残っていなかった。
「大丈夫か、アンタ!」
黄金の鎧に勇者の剣を持つ黒髪の青年.......ドル○ーガの塔かな?
「あ、あぁ、俺は大丈夫だけど......」
なんかぞろぞろとこっちに冒険者らしき装束をした連中が歩いてくるんですけど、女神?
【___________そやつらが勇者パーティーだ。】




