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無理な創造  作者: 枯葉
9/13

思い出?記憶?

記録じゃね?

私が私として認識したのは、幼稚園の入園の時だ。


軽トラで母親が運転していた。助手席に乗せられて幼稚園に向かったのが私の最初の記憶。


記憶とは、人間的な言葉では思い出とされる。


だけど、人間はとにかく改竄が好きのようだ。思い出も改竄する。


言葉を変えると記憶を封印しているように聞こえる。


そりゃそうだ。


記憶なんて当てにもならないし、必要性を感じない。だって、要らないものではないか?


記憶を深く掘り下げたくないのが人間の基本的な行動である。


嘘…


…誠

この言葉の中間にいるのが現実ではないのか?


難しい質問だなー


久しぶりだね。


疲れないのか?無理な創造と戦うのは?


疲れているよ。


記憶ねー。記憶はなんで保管されてるのか…


思い出があるから記憶されるんでない?悪い思い出も、良い思い出も記憶される…これは、記憶することで個人を己を認識しようとしているのではないか?


いやいや、それは無い。認識だけだったら、補うことや嘘を必要としないだろ?


確かに。あったことをそのまま記憶すればいいからね。


恐らく記憶と思い出で若干違うのでないか?


記憶と思い出…


恐らく記憶は数字、漢字の書き順とか、数があるものが記憶として認識される。いわゆる、数字で出せるデータじゃないか?

思い出は、色、会話、風景とかじゃない?だから、微妙な嘘や改竄ができる。無意識だから尚更ね。


はぁ?数字だって改竄は可能じゃないか?


だから、無意識なんだよ。故意の意識の中では改竄なんて余裕だろうが…


あーそうか。君にまた、教えられた気がする。


でも、また何故1番古い記憶…思い出を見たんだい。


わからないけど、懐かしさに惹かれたんじゃない?


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