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無理な創造  作者: 枯葉
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私と私

あれ?おかしいな…私がふたり?

終わらない世界が私たちに迫ってきている。


夢と現実…無理な創造の圧倒的な有利…だね。


難しく考えてるようだな。


私は、あそこで“はい”選択したからね。君が消えればこれもなくなるのかな?


どうだろうな。


結局君は私自身なのか?

無理な創造の産物じゃないのか?


無理な創造で私を作ったのは誰だよ。


私…だね…


そうだよ。私自身じゃないか。夢や理想、目標を無くしたお前自身だろ?


じゃぁ、消えてくれるのか?


まだ、消えないな。だって、まだやることがあるからな。


私が目標を、夢を現実化すれば君は消えてしまうんだろ?


そうだな。消えるときは、そこだろうな。


じゃ、無理。


は?


この世界はずっと、無理な創造でできているからね。


私個人を私個人で認識するには君がいないと成り立たない。だから、君はずっと私と生きていくことしかない。



まだ、手紙を続けるのか?


認識しつづけるには、“はい”しかないだろうね。


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