表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒闘 -メーラスファイト-  作者: 黒陽
黒球 -メーラスフィア-
7/40

第7話 実験の組み分け

第7話 実験の組み分け


昨晩、各部屋時間割が届いた。一時限は11時開始のようだ。マサルたちB1は数学の授業がある。驚くべきことは、同じ先生が全て教えるということだった。まるで小学校だ。全教師、全ての教科を教えることができるらしい。


ちなみに、クラス分け1と2は理系か文系ということであった。佐藤以外すでに学んだ範囲から始めるため、マサルたちには簡単であったようだが、応用に入った途端、皆真剣に取り組み始めた。


その後、普通に4日すぎ、実験の日土曜日がきた。土曜日には一階にの集会場の横にある体育館で合同だ。マサルと翔が行くとまだ見たことのない人が数多くいた。


どのような実験なのだろうとみんな緊張していた。人体実験だろうか?多少の不安もあった。すると、アンドレウ 博士が来た。


「皆さん、おはようございます」

一同- 「おはようございます」


「今日はいよいよこの日ですね。何をするのか知りたいと思うので、これから説明します。

まず、膨らみを切り取るなどの実験はすでにしました。結果は血が出て来たのみでなんの異変もありません。また、腕を麻痺させると作動しないこともわかりました。

なので、あなたたちにしてもらいたいことは黒球を掴んで欲しいのです。何が起こるかはまだわかりませんが、なんか起こると予測しております。

コツは、一瞬早く動かすことです。そうすると、浮遊距離が半分の1cmぐらいに縮まります。その先を越してもらいたいのです。

この体育館には、様々な施設と道具があります。それらを活用してもいいです。

例えば、空圧を変えて見たりすることもできます。

では、これで終わります」


なんとも楽そうな仕事だ。皆がこう思っていることは大体検討つく。次に博士の補佐らしき人が出て来た。


「こんにちは、私は博士補佐の進藤 長雄です。

これから黒球と手との距離を測定し、素早く動かした際の距離も測定します。

半分の以下にならなかった場合はなるまでは、私たちと特訓をしてもらいます。

後、博士がいい忘れていたのですが、大きく進展を出した生徒には補助金が出ることを覚えておいてください。」


早速、全員の測定が始まった。


マサルの通常距離は2cm そして動かしても1.5 cmだったので、特訓は決定だ。


対して、翔は通常距離は1.5 cm そして動かすと0.7cm なので、すぐにも実験に取り掛かることができる。運動が得意なだけある。


結局、特訓組は24人。磯貝 マサル、同じクラスの林 麻里、佐藤 慎もいる。また井上 銀も含まれていた。犬飼 健太郎 は実験組のようだ。


早く実験組に入るためには、頑張って特訓をしなければならない。特訓組は熱心に励み、実験組は先を越されないように頑張っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ