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記憶  作者: 月読 龍
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ソコですか?

「お兄さんの力の行使には等価交換が発生してないんです」

交換してる物はありますよ?

「他のやり方に比べて無いと言って良いレベルかと・・・何を交換してるんです?」

精神という空間の提供かな、善悪、神魔、精霊だろうが拒絶は無し、代わりに位による差別もなし。

「居場所・・・って、通常で言えば神一体降ろしたら精神が崩壊しますよ!」

そんなん、精神に伴って肉体を貸すから発生するだけで、精神に感応を持たせなきゃ関係ないよ。

「普通は感応もするし肉体も持ってかれます!」

だから命を削るんでしょ。

そんなん、神も誰も求めてないって。

「いやいや、何で求めてないって言えるんです?」

当人たちが不要と言ってる訳だし不要でしょ。

「見鬼が無くて存在も判らないのに術の行使はできて神々を寄せる事が出来る・・・」

「そのくせ誰よりも認識してて力を借りれる・・・」

「何処の誰よりも反則的な力の行使方法よね」

なんか、あくまでも人の事を特別扱いしようとするねぇ。

「だってそれはしょうがないですよ。」

どの辺が?

「特別じゃなかったら私達の過去を全否定しちゃいますもん」

存在証明かぁ・・・

それは本当に問題ですなぁ。

でも、そもそもが特別ですら無い事を特別な手法で自分の自由にしたいっていう欲望を満たしている訳だから代償が必要なわけでしょ?

人間ってその存在自体がとんでもないエネルギー量を内包している事を理解しているのかな?

「理解も何も神々に比べたらちっさすぎでしょ!」

そこで否定するからおかしくなるんだよ。

そもそも神々であっても悪魔であっても人間であっても力があり、行使したと仮定してそれを認識できる存在が無ければ行使していないと同じ事なんだよ。

逆に些細な力でも認識する存在がいてより多くの結果を認識されてしまえば「より多くの事をなした存在」に代わるんだよ。

そこが理解できなければそもそもの立ち位置に立てないんじゃないか?

自分で下げて相手を持ち上げても喜ぶ神々ではないよ?

勘違い系の邪霊なんかだったらそれで力を貸してくれるだろうけどね。

「そんな事あっさりと言ってしまって実行するのはお兄さんだけだって事を理解してください」

え・・・そこにつながるの?


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