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記憶  作者: 月読 龍
21/24

実力?他力?

「石の調整、場の調整、肉体的な存在、ありえない術式・・・ですかね」

ありえないんだ・・・

「ありえないと言えば、結界の破壊・調整・修復が一番ありえないですね」

ほへ?

「神社の結界外しは通常でもかなりの人数でやるものを一人でやってます」

あ、そうなんだ・・・

「かかる時間も最低でも数週間は掛かるものなのに一瞬で解除の上、周囲への影響無しの上、主が逃げません」

そんなに掛かるんだねぇ・・・てか、逃げるっていったい・・・

「結界の再構築にもかなりの人数とかなりの時間を必要としますが同様の結果です」

ほほう、そんな話があるんやぁ・・・

「おまけで、場の呪を解呪するのに跳ね返りが無い事や神社へのエネルギー供給に場の空気の入れ替え・・・・術式が理解できません」

そんな、術なんか使ったら呪が発生するから神聖な場所で使ったらまずいっしょ。

「それです、術式が判らないから結界の解呪法が判らなくなってます」

呪じゃないですから解呪できませんねぇ。

「いったいどれくらいの意味があるか判って貰えないですかね?」

そんな事言われても簡単だから判らないな。

誰でも出来ると思うんだけど。

「んなもんできるの過去の文献にもありません!」

「誰にでもできたら神社の意味無いですよ」

OK、特別なのはわかった。

「でも、自分の力じゃないからねぇ」

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