⭕ 危険な子 4
──*──*──*── 舘嵜家
舘嵜春加
「 ただいまぁ~~ 」
???
「 お帰り、春ちゃん! 」
舘嵜春加
「 梢憙!
来てたんだ。
久し振りね 」
梢憙
「 うん♪
会いたかったよ、春ちゃん♥️ 」
舘嵜春加
「 もしかして留守番してた? 」
梢憙
「 まぁね!
春ちゃん、今晩の御飯は生姜焼き丼だってさ 」
舘嵜春加
「 ふぅん、そう。
宿題するから部屋には入って来ないでね 」
梢憙
「 此処
舘嵜春加
「 今夜は洋画を見ないとだから、集中したいの 」
梢憙
「 洋画って、劇場版【 ナルシュカ 】の事?
未公開シーンを加えたノーカット放送だっけ? 」
舘嵜春加
「 そっ!
それを見る為に夕飯までに宿題を終わらせて、入浴も済ませたいの 」
梢憙
「 録画しないの? 」
舘嵜春加
「 当然するけど 」
梢憙
「 するのに見るんだ……。
まぁ、頑張ってね?
邪魔はしないから 」
舘嵜春加
「 有
私は[ 居間
2階の[ 自室 ]に入
セーラー服を脱いで、部屋着
舘嵜春加
「 GW
チックも手伝ってよね 」
妖精チック
〔 任せてよ。
人間の宿題なんてのは、ボクにはチョチョイのチョイだよぉ~~ 〕
舘嵜春加
「 頼もしいね。
GW
妖精チック
〔 手始めに何
私は妖精チックに手伝ってもらいながら、出
妖精チックが居
舘嵜春加
「 ふぅ~~。
何
有
助かったよ 」
妖精チック
〔 どう致しましてだよ、春
これでGW
舘嵜春加
「 そうね。
で──、肝心の目
獲物
妖精チック
〔 任せてよ。
リストアップは済んでるよぉ~~ 〕
舘嵜春加
「 仕事が早いわね、チック 」
妖精チックは獲物
用意が良
神
舘嵜春加
「 60近い獲物
全部狩
妖精チック
〔 大丈夫だよぉ~~。
近場から片
4日も有るからさ、回れるよぉ~~ 〕
舘嵜春加
「 だと良
???
「 ──春
下
階段の下
梢
舘嵜春加
「 宿題も終わったし、着替えを持って1階に下
妖精チック
〔 そうだね。
生姜焼き丼かぁ~~。
美
私は入浴用の着替えとフェイスタオル,バスタオル,下着,パジャマをカゴに入
ドアの鍵を解錠したら、[ 自室 ]を出
──*──*──*── 1階
妖精チック
〔 良
これは間違い無く、美
舘嵜春加
「( チックは食べれないでしょ )」
妖精チック
〔 食べれなくても良
佛
美
舘嵜春加
「( 佛
何
抑
“ 神
妖精チック
〔 其
今、大事なのはね、“ 線香の煙が御飯 ” って所なのさ! 〕
舘嵜春加
「( 何
神様になる為に神
妖精チック
〔 僕達がクラスチェンジしてなれる “ 神様 ” と〈 久
逆
僕達も人間と同様に “ 原
“ 原
宇宙,大宇宙,暗黒宇宙,原始宇宙,ブラックホールだけじゃなく、彼等の怨念すらも〈 久
まさに〈 久
舘嵜春加
「( 壮大な話
妖精チック
〔 そうだよ。
壮大な話
でも、今、大事なのは美
舘嵜春加
「( はいはい )」
──*──*──*── ダイニングキッチン
[ 居間
食卓には出来立ての生姜焼き丼が3つ置かれている。
梢
舘嵜春加
「 母
母
母親
「 靉
何
舘嵜春加
「 またイケメン?
本
流
母親
「 何
春
声
舘嵜春加
「 まぁ……そりゃね……。
面
父
母親
「 あらっ、酷
パパだって若い頃はイケメンだったのよ!
今は見る影も無いけどね、女子にキャーキャー言われてモテモテだったんだからぁ~~。
今はツルピカだけど、髪だってフサフサしていたのよ 」
舘嵜春加
「 想像も付かないんだけど…… 」
母親
「 証拠の写真は火事で全部、燃えちゃったから……。
見せてあげられないのが悔
一
母
生姜焼き丼は文句無しに美
父
夕飯を食べ終えた私は、30分
何
──*──*──*── 居間
【 ナルシュカ 】が始まる時間まで、ソファーに座
暇だから[ 居間
梢憙
「 靉
もう直
舘嵜春加
「 姉
防犯グッズも持ってるし、護身術の心
梢憙
「 護身術って合気道の事だよね? 」
舘嵜春加
「 そっ。
姉
あれでも危害を加える犯罪者には容赦しないからねぇ~~ 」
梢憙
「 頭脳明
舘嵜春加
「 姉
心配するだけ無駄かな 」
梢憙
「 そうだね…… 」
妖精チック
〔 そろそろ、“ 木曜洋画劇場 ” が始まるね 〕
舘嵜春加
「( やっとか。
楽しみぃ~~♥️ )」
開始の時間になって、“ 木曜洋画劇場 ” が始まった。
◎ 訂正しました。
此処
施錠する。─→ 施錠した。
頼もしいわね。─→ 頼もしいね。
掛かってるんだからね! 」─→ 掛かってるからね! 」
終われたわねぇ~~。─→ 終われたねぇ~~。
❌(バッテン)をしてある ─→ ❌