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☀ 妖精さんと私  作者: 雪*苺
【 翌日 】
15/23

✒ 新天地で❌❌❌ 1


──*──*──*── 翌日


──*──*──*── 宿泊室


舘嵜春加

「 キノコンに相談したい事が有るの 」


キノコン

「 相談エリ? 」


舘嵜春加

「 そう。

  これから地図マップバッテンを付けてる場所に行って、ハンドパワーを鍛える為の訓練をしたいと思ってるの。

  でね、危ないから人がちかいてないようにキノコンには見張り役を御願いしたいんだけど──。

  どうかな? 」


キノコン

ハンドパワーエリ?

  構わないエリ。

  見張り役くらい御安い御用エリ 」


舘嵜春加

がとう! 」


キノコン

「 もう出掛けるエリ? 」


舘嵜春加

「 そうだね。

  取り敢えず、今日きょうは行ける所まで行こうと思ってる 」


妖精チック

〔 キノコンに断られなくてかったねぇ。

  よぉ~~し、清掃活動にレッツゴーだよぉ! 〕


 [ 宿泊室 ]を出たら、廊下を歩いてエレベーターに乗る。

  1階に着いたらエレベーターから出て、《 宿泊施設ホテル 》を出る。

  とうぶん地図マップバッテンしてる場所を巡るから《 宿泊施設ホテル 》のチェックアウトはしない。


 キノコンって器用に歩くよねぇ。

 したにはピンポンだまみたいな丸いのがすうほんえているみたいで、それを動かして歩いているみたい。

 キノコンは歩いているだけでも可愛いな。






──*──*──*── 何処かのビル


舘嵜春加

「( だね。

   ちゃんと中にるんだよね? 」


妖精チック

〔 バッチリるよぉ~~。

  そとに出られないようにしてあるからね。

  サクッとっちゃお~~★ 〕


舘嵜春加

「 キノコン、今から訓練しに行ってるね。

  見張り役、宜しくね 」


キノコン

「 お任せエリ★ 」


 くぅ~~~~。

 ウインクするキノコンも可愛い♥️

 しゃメって待ち受けにしたいな!


 半グレ集団のまり場となっている《 ビル 》の中へはいる。


──*──*──*── 1階


 1階の中を勝手に歩き回ってみる。

 半グレ集団の仲間らしきおとこ達と鉢合わせした。

 若いな~~。


半グレ

「 あ゛?

  おい、ババア!

  テメェ、勝手にはいっててんじゃねぇぞぉ! 」


舘嵜春加

「 ──ぷはっ!

  マジでイキッてんだ?

  ツンケンしちゃって若いなぁ~~。

  絶賛せいしゅんちゅう? 」


半グレ

なに笑ってんだ、ババア!

  殴りころして埋めっぞ!

  あぁ゛ん! 」


舘嵜春加

「 あははっ!

  殴りころすね。

  鉄パイプで殴ってほしいの?

  マゾさんかな? 」


半グレ

「 あぁ゛ん?

  ババア~~~~!! 」


 若いおとこは携帯ナイフを取り出すと私にするどさきを向ける。

 脅してるつもりかな?


舘嵜春加

「 鉄パイプじゃなくて、携帯ナイフで殴るつもり?

  ナイフって刺す為のモノだからさ、殴る為の道具じゃないよね 」


半グレ

なんでビビらねぇんだよ!!

  マジで刺しころされてぇみてぇだな! 」


舘嵜春加

「 それは無理かな?

  きみに私は刺せないよ。

  だってほら、溶けたナイフで人は刺せないでしょ? 」


 私が指でナイフを差して教えてあげると、若いおとこが持っているナイフのがトロトロに溶け始めた。

 チックはしんせいりょくを使って、ナイフのはがねだけを溶かしてくれた。


半グレ

「 なっ゛?!

  なにが起きたんだよど!?

  なんでナイフのが溶けちまうんだよっ!! 」


舘嵜春加

「 見たか!

  “ ババア ” と馬鹿にしたババアのハンドパワーちからだよ! 」


 私は手の平を広げた右手をげると、びだりへ動かした。

 するとチックが私に合わせて若いおとこ身体からだひだりへ動かす。

 思いっ切り、ひだりへ動いた若いおとこ身体からだが壁に強く当たっちゃった!!


舘嵜春加

「 チック、やり過ぎだよ!

  強くだよ。

  けつしてんじゃん 」


妖精チック

〔 めんごぉ~~♥️

  でもさ、気絶させる手間ははぶけたよ。

  新鮮な心臓、いただきまぁ~~す♥️ 〕


 壁に衝撃で気を失った若いおとこにチックがちかく。

 チックはれたぐちで胴体から心臓を取り出す。

 両手で持ってる新鮮な心臓をチックは、ひとくちでペロリと丸呑みにしちゃう。


妖精チック

〔 う~~ん♥️

  健康な心臓はしいよぉ~~♥️

  いね、いね。

  もっとべたいよぉ~~ 〕


舘嵜春加

「 1階には1めいしかないみたいね。

  2階へがろっか 」


妖精チック

〔 うん♪ 〕


 階段をがって2階へ行く。


──*──*──*── 2階


 2階には若いおとこが5めいた。

 私は手の平を広げた右手をげて、したへ振りろす。

 するとチックが私に合わせて若いおとこ達をの身体からだを天井まで浮かせてから、床へ叩き落とした。


 思いっ切り床に叩き落としたもんだから、またまたくちからけつしてる。

 白目をいてくちから泡を出してるおとこる。

 容赦無いんだから──。


 気を失った若いおとこにがちかいたチックは、れたぐちで胴体から心臓を取り出すと、新鮮な心臓をひとくちでペロリと丸呑み。

 これを4回繰り返して、チックは5めいの心臓をべれて満足そう。


妖精チック

まだ(まだ)行けるよぉ~~。

  3階へ行こう 〕


舘嵜春加

「 このビルって5階てだよね。

  あとなんめいるのかな? 」


妖精チック

〔 それはうえの階へがっての楽しみだよぉ 〕


 階段へがって3階へ向かう。


──*──*──*── 1階


ミニマムキノコン:A

「 あれがハンドパワーエリね。

  なか(なか)おもしろ能力ちからエリ 」


ミニマムキノコン:B

「 独りごとが多い痛い子ちゃんなのは、おおに見るエリ。

  おとこの胴体から心臓が浮き出て消えたのもハンドパワーエリ? 」


ミニマムキノコン:A

「 理由は気絶してる人間ゲットエリ~~ 」


ミニマムキノコン:B

「 心臓以外の臓器を取り出して臓器売買に回せるエリ 」


ミニマムキノコン:A

「 回収して2階へがるエリ 」


ミニマムキノコン:B

「 使える健康的な臓器だといエリね 」


ミニマムキノコン:A

「 臓器売買に回せない欠陥臓器は、キノコンのにするエリ♥️ 」


ミニマムキノコン:B

「 眼球,脳ミソ、べたいエリ~~ 」


ミニマムキノコン:A

「 駄目エリ!

  眼球と脳ミソは好きもんへ調理して提供するエリ。

  人気の高い子宮や卵巣が欲しいエリ 」


ミニマムキノコン:B

おんなるといエリね 」


 1体のミニマムキノコンは、通常サイズのキノコンと同じ大きさに変わると床に倒れているおとこをパカッとけたかさの中へカポッとれる。

 ミニマムサイズ戻り、ウキウキしながら階段をがり2階へ向かう。


──*──*──*── 2階


ミニマムキノコン:A

「 5めい死んでるエリ! 」


ミニマムキノコン:B

「 回収するエリ 」


 2体のミニマムキノコンは、通常サイズの大きさに変わると床に倒れているおとこ達をけたかさの中へつぎ(つぎ)れる。

 2階の部屋に倒れていた死体を回収すると、再びミニマム化する。

 階段をがって3がいへ向かった。

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