06
自主的神隠しから帰還しました、どうもすみません
ユンファイエンスは纏めた彼女の荷物を持ち運びやすいように魔術で小さく包んでしまおうと考え、慣れた作業を始めた
しかし
(…これは)
蔦で編んである籠は小さくなった
狼が持ち帰った服も、小さくなった
だが、それ以外の荷物に対して術が効力を成さない
自分の魔力が荷物に廻ったのは感じ取ることができる
しかし、それは結果を結び出さなかった
(何か違いが……?)
綺麗に織り上げられた布で作られた袋、その中に見え隠れするのは見たことの無いものだ
だが、この世のもので構成されている以上、そこに違いは無い筈だ
(気になりはしますが…後ですね)
性格的に研究心を掻き立てられるが、彼女をいつまでもこんな山奥に留まらせておくわけにもいかない
ユンファイエンスは一度小さくしたものを元の大きさに戻すと、器用に片手で纏め
小川の傍に揃えてあった彼女のものらしき靴を荷物を持つ方の手に取り、都子に歩み寄った
『では都子さん、一先ずどこか宿を借りましょう
色々仕度も必要でしょうし』
『え、あ、え、な、なに?』
すぐ街中に転移できるよう、彼女を抱きかかえようと空けておいた手を伸ばすと
都子は驚いて人に慣れない猫や兎のような仕草でひょこひょことユンファイエンスから距離をとる
俊敏さのない拙くも愛らしい反応に、ぐっと堪えつつも
自分が素足であることを忘れている様子の彼女に、そのことを教える
『そのまま歩いては足を怪我してしまいます』
『あ、だ、大丈夫っ靴ならそこに…あ、あれっ?』
『この靴のことですか?』
『あ、うん、それ、それです』
小さな彼女の両の手に強請るような仕草をとられると
ユンファイエンスはすぐさま望みを叶えそうになったが、そこは堪えて靴を小川の傍に置いた
『まず足を洗ってからですね
それに、この靴では山道は辛いです、特に貴女の足ではもっと』
『あ…うん』
彼女の足で、どうやってこのような平坦な道の少ない山奥で無事にいられたのか不思議に感じるが
傍にいた狼の存在を思い出すに、比較的安全な道を案内されてここまで来たのだろうことは想像に難しくはない
『ここからだと…、そうですね、南に抜けてしまった方が大きな街があるので
まずそこで宿をとって、それから必要なものを購入しましょう
大きな街の方が品揃えも豊富でしょうから』
ユンファイエンスの言葉に素直に従い、小川で足を洗い始める彼女はよたよたと危なっかしく
彼が荷物を足元に置いて手を差し出すと、小さな手でぎゅっと掴まってくる
母や姉たちが何かする度に身悶えるような反応をしていた父や兄たちはこういう気持ちだったのだな、とユンファイエンスは改めて実感した
(しかし、我慢です……)
彼は幼い頃に、妻を得たばかりの若い兄たちの何人かが、あまりの溺愛ぶりが半ば変質者に見えたらしく往来で通報され捕縛されそうになったのを何度か見ている
しかも、人の恋路を邪魔するとは何事か、と返り討ちにし 更に酷いことになっていた
結局義姉が誤解ですと謝り、何故君が謝るんだ、と兄が警備兵にキレ、また騒ぎになり
(あの時は離婚騒ぎに発展しそうになっていました……)
彼の一族は、他の者たちと異なり、愛情が唯一人に集中するので、そんなことはもはや当たり前の域だったが、都子の常識がどうかは分からない
そういう面でも、スキンシップの激しさに徐々に慣れていってもらわないとならないのだ
(出だしが肝心です、嫌がられては元も子もありませんからね)
彼女の小さな手の柔らかさだとか、漂う甘い香りだとか、そういった数々の誘惑に理性を呑まれないように気をしっかりと保ちつつも
ユンファイエンスは意識を冷静に保つために、当たり障りのない会話を続ける
『衣類と、義肢と、旅行用の日用品も要りますね』
彼女の着る服は、誰がどう見ても身体に合っていないことは確かだ
その上、荷物の入った袋は、外から触った感触では所々硬いものがあたり、中身が全て衣類ではないことが伺える
着替えも殆ど無いに違いなかった
それから今日中には注文して彼女に合う耳や尾の義肢もあつらえなければ
ルルヴィスともまた少し違う彼女の容姿は珍しい
放っておけば、望ましくない事態が起こりうる可能性も否定できない
それに栄養面もどうだろうか
彼女の顔色は悪いとは言わないが、あまり良いようにも見えない
『そういえばもうじき昼食の時間ですね
このあたりの特産品は、イェイェル豚の香草焼きと、』
どこで何が美味いかは、兄弟の情報交換で大体知っている
それこそ、行ったこともないのに隠れた穴場もだ
『ま、待ってっ
あたしお金ないから!』
『大丈夫です、お金ならちゃんとありますから』
『ちがっ、そ、そうじゃなくてっ
あたしお金ないから、』
『大丈夫です、分かっています、
今まで都子さんは違う文化圏にいたわけですから』
貢がれて当然、持て囃されて当然のルルヴィスやアヴァニスの女たちに比べて彼女のなんと謙虚なことだろうか
他人の財布は自分の財布も同然という厚顔無恥な女たちの態度を思い出せば、ユンファイエンスは都子になんでも与えたくなってしまう
余程、今までの人生経験で家族以外の女の悪い面ばかり見てきたのだろう
彼の都子に対する好評価は留まることを知らないような有様だった
彼の義理の兄弟姉妹の殆どがヴォルシスであることも強く影響を与えているだろう
『りんごっぽいのと、みかんみたいなのと……
そうそう、あそこに確か山菜らしきものが……
とにかく手当りしだいに、』
ユンファイエンスが謎の感動に浸っていると
彼女の口から食べ物の単語がぽろぽろと転がり落ちる
衣服よりも食事を最優先にすべきだったか
『お腹が空いているんですか?
先に食事にしますか?』
『え、ち、違うのっ
そうじゃなくて、果物を集めて売ってお金にしようと思って!』
『遠慮の必要はありませんよ?』
『遠慮じゃなくて、あの、』
『はい』
『曲がりなりにも、あたしは大人だし!』
『はい、自立した女性に見えます』
彼女の言葉に応えつつも、ユンファイエンスはショックを受けた
(都子さんも、わたしのように子ども扱いを受けているのが悩みなのですね!)
自分も散々からかわれてきたからこそ、彼女の気持ちがよく分かる
彼は鼻が利くので、他の種の雌雄や成体かどうかなど、今までの経験からおおよそ推測することができるが
大概の者は、他種のことまでは分からない
分かった上でわざわざそのことを揶揄する者も当然いる
『ど、どうも』
彼女の"いつもと違う対応を受けた"という風な反応に
彼は自分の対応が間違っていないと安堵した
『では、微力ながら果物を集めるのをお手伝いします
遠慮なく何でも言いつけて下さい、貴女の力になります』
喜んで愛の奴隷にでもなんでもなるつもりでいるが
ユンファイエンスは、まず彼女の足を水から引き上げることにした
足が冷えると、身体全体が冷えてしまう、長時間の行水は禁物だ
勿論、術で一瞬にして水気を払うなんて無粋なまねはしない、懇切丁寧に……
『あ、ありがとう
…え?、な、な、なにっ、なにっ、ひゃぁう?!
っや! やぁう!!
く、くすぐった! ゃん?!、や、ぃやぁっ!!』
『ッ!!』
不意打ちだった
艶を帯びたような蜜色の声に、ユンファイエンスは背筋をびりびりとしたものが駆け上がるのを感じ、血液があらぬ所に集まるのをまざまざと思い知った
(…こ、これは)
いけませんいけません、そんな、まだ早過ぎます
わたしの種の場合の繁殖期はまだ先の筈なのに、理屈じゃないとはこういうことですか
いやいや落ち着きなさいユンファイエンス、焦りは禁物です、今はまだ機が熟していません
混乱する中、ぐるぐると頭の中で過去に丸々暗記した歴史書や魔術書を思い出したりして気を逸らしつつ、ユンファイエンスは自分自身に刺激を与えないよう、ゆっくりと都子を傍の平らな石の上に降ろすと、ばしゃんと川の中に頭を突っ込んだ
本当は腰から下を冷水に沈めたかったが、このような浅い小川では腰まで浸かる筈もなく
彼は暫く、ぶくぶくと頭を沈めた体制で、頭と身体が落ち着くのを待った
『…ど…どうしたの?』
水面にはみ出したユンファイエンスの耳に、彼女の動揺したような心配そうな声が届く
それはそうだろう、突然 会話の相手が水に頭を沈めれば、誰だって何事かと驚く
しかし、今はまだ川から上がるわけにはいかない
『ね、ねぇっ、ちょ、だ、大丈夫?
しっかりして!』
いよいよ彼女の声は戦々恐々となってきた
無心を己に言い聞かせて気合を入れると、彼は都子を安心させるべく川から顔を上げた
ザパァッ!
『ひゃっ?!』
『すみません、ご心配をお掛けしました
驚かせてしまいましたね、大丈夫ですか?』
『だ、だいじょうぶです、うん』
突然水から顔を上げたことで驚いた拍子に仰向けに倒れそうになった都子を支え
彼女をちゃんと立たせると、ユンファイエンスは川から出て濡れた身体から魔術で水気を払った
『あ…あの…ありがとう』
『はい』
未だに心配そうにこちらを見上げる都子の表情に、安心を与えるように笑顔で応えると
果物を採るんですよね、手伝います と促した
(彼女には今、頼れる者はわたししかいないのですから
あまり心配させるのはよくありませんね)
などと、自身を諭しつつも、自分を心配して少し涙目の彼女の顔に
さりげなく優越感を感じるユンファイエンスであった
*** *** ***
彼女に代わって籠を持ち、ちょこまかと動く都子の足元に注意しながらユンファイエンスは付き従う
もぎ取った実りを小さな両手いっぱいに持って、彼の手に持たれた籠に丁寧に入れる仕草や、手の届かない場所を指差して、採って欲しいとぴょこぴょこ跳ねる姿も また可愛らしい
ユンファイエンスは、ほぅ、と うっとり吐息をついた
(まるで夫婦はじめての共同作業のようです)
彼の脳内は、ほんのり桃色に汚染されていた
『あ、そうだ、あの硬いのも もしかしたらちゃんと食べる方法があるのかも……』
『硬いの…ですか?』
『うん、そうなの…えっと……
あれなのっ あれあれっ』
彼女が指差したのは、遥か高い樹上に丸々と実ったリェンルーニだった
珍しいとも思ったが、確かに寄生する為のルーニの樹があり、地面もふかふかと柔らかいので実も埋まりやすいのだろう
実がなる条件は満たされていた
(転移の印でもつけておきましょうか)
ルーニの樹は植樹に成功したという話を聞かない
この樹は広い場所にあっても横よりも縦に伸びる、だから地面が柔らかい場所では一定以上大きくなると、大概重さに耐え切れず樹が倒れてしまうからだ
この地面の下も、土は柔らかいが それはせいぜい彼の腰あたりまでの深さで、その下は固い岩盤になっている筈だ
恐らくこの辺り一帯は少し捲った土の下は溶岩石に覆われているのだろう
接木も最初はいいが後々台木が耐えられないだろうし、苗木から育てるにはリェンルーニを寄生させられる程になるまでに百年単位の時間がかかるだろう
岩盤から芽吹くので根は頑丈だが、幹や枝は脆い、移植も難しい
自然に自生するルーニの樹の根回りに柔らかな土を盛るという実験もあったらしいが
何せ土が柔らかいので雨風で大概流れてしまう、兎に角扱いにくい
しかし、だからこそ高級であるともいえる
こればかりは金を積めばいいというものでもない
美味しいものは都子にも、もちろん家族にも食べさせたい
『お猿さーんっ
ちょっと来てもらってもいい? 』
ユンファイエンスが転移の為の印しをつけていると、都子が猿を呼びはじめた
『お猿さーん?
…あれ?』
『猿がどうかしましたか?』
『うん、あの…採ってもらおうと思って』
『リェンルーニをですか?』
『りぇ……え?』
『あの実の名前ですよ、リェンルーニ
少し歯応えがありますが、甘い実です』
『甘いの?、えっと、そのりぇんにー?をね
いつも高いところのものはお猿さんとか鳥さんに採ってもらってるから、
いつものように採ってもらおうと思って呼んだんだけど……』
『いいえ、来ていますよ、あそこにほら
それに狼や兎、熊などもあそこにずっといますよ……』
『え? ど、どこに??』
自分たちが出会ってから、ずっと周囲を少し離れた位置からぐるりと囲まれていたのだが、彼女は気付かなかったらしい
恐らく、都子にユンファイエンスが乱暴なことをしないかと監視しているのだ
しかし彼が恐ろしくて、近くまでは来れないのだろう
都子が呼んでいたのがどの猿かは分からないが、一番見つけやすい位置にいる猿の方へ きょろきょろとしている都子を向かせてやった
『この方向です、ほら、あの枝と、五本左隣の樹の下、茂みの中にも』
しかし、そちらを目を凝らしてじっと見る都子の反応は薄い
どうやら彼女は視力もあまり良くないらしい、気配にも鈍く、この様子では耳もあまり良くないかもしれない
術で見えるようにしようかとユンファイエンスが思った丁度その時、
彼女は傍に置いておいた荷物の中から、何かを取り出した
使う様子を見るからに、どうやら遠方のものを見る道具らしいことが伺える
『……えー? どこに……あ!
ど、どうしてあんな遠くに……?』
『それはわたしがいるからでしょう、
野生の生物は勘が鋭いので大抵はわたしを恐れて近寄ってきません』
『え?! …こ、怖くて?』
『はい、家畜などはわりと鈍感なのですが、
野生生物は気配に敏感ですから このような反応は仕方ありません
ところで、それは遠くを見る為の道具ですか?』
『え、こ、これ?』
道具に目をやって確認してくる彼女に"はい"と返事を返すと
彼女は、曰くソウガンキョウという道具の使い方を見せてくれた
『なるほど…上手い細工ですね
似たものを知っていますが、あれは見える距離は変わりませんから…
あぁ、残念です、わたしではあまり恩恵は得られないようです』
受け取った瞬間、力加減が足りなかったのか小さく軋んだ音がしたが、彼女の耳には聞き取れなかったようだ
壊さなくて良かった、と思いつつ 教えられた通りにソウガンキョウを覗き込んで調節部分を動かしてみるが、彼の目には逆効果でしかなかった
だがその構造は興味深い、頼めば分解させてくれるだろうか? と考えながら そっとソレを返すと、ユンファイエンスは足元の小石を拾って実の採取に取り掛かった
途中、彼女がこの実について知識が無いようなので、一般的なことや気をつける点などを注意していると、彼女の顔色は少し青くなったが、後で冷やして食べようと誘うと気を取り直すように彼に笑顔を返した
その後も暫く何種類かの果物を採り、彼女は今度は山菜や薬草の類を集めだした
中には希少なものもあり……
『ああ、珍しいものを見つけましたね、これは希少ですから高値で売れますよ』
彼女が差し出した薬草を見る
催淫剤のような効果のある薬草で、種が違うことによって、女の発情匂を嗅いでも反応できない男のために使うものだ
彼女の種は未だはっきりとしない、必要になるかもしれないと考えたユンファイエンスは、彼女が採ったばかりのソレを自分でも買わせてもらうことにした
既に二回、彼女が発情匂を発していないにも関わらず某箇所に反応がある時点で薬草など必要ないのだが、桃色に汚染された彼の脳ではその判断はつかなかった
『わたしも少し買わせていただいてもいいですか?』
『え?、これを??
どこか具合でも悪いの……?』
『増血効果と回復力が高まる効果があるんですよ』
『へぇぇ…怪我をした人に使ったりする薬草なの
あ!、そうだ、あの、手伝ってくれた御礼に全部あげる、役立ててくれると嬉しいな』
『いいのですか?』
『うん、もちろんっ』
『ありがとう御座います』
彼女の厚意は勿論余すことなく受け取ることにしたユンファイエンスは
この薬草ならあっちにもあった、こっちにもあった、と ちょこまか動き回る姿をうっとりと眺めた
勿論、先程言った効能は嘘ではない、医療的にも使えなくはない
増血効果と回復力が高まる効果があるので、大怪我のさいに使う場合もある
その増血効果も回復効果も、精力にも通ずる、というだけの話だ
勿論、催淫効果だって立派に役立つ
人は死に直面したり極限状態になれば、生殖本能が高まるものだ
つまり、子孫を残す、生きる、という気力が高まることに繋がる
酷い怪我を負った者に使うのにこれほどいい薬草はない
色事的に表現すると、興奮し 体力 回復力共に増して持久力がつくという効果になってしまうだけだ
(嘘は言っていません)
しかし、真実も半分だけ
その後、暫く売れそうなものを採った二人は、籠も一杯になったところで山を出ることにした
しかし、ユンファイエンスが転移の術で手早く移動しようと試みるが、先ほど、荷物を小さくしようとして出来なかった時の様に、その効果は現れなかった
(やはり変ですね…、後程ちゃんと調べましょう……)
『では、行きましょうか都子さん』
見たところ、身体能力も低そうな彼女は、抱きかかえて移動するのがいいだろう、と
自分を見上げて、不思議そうにしている彼女を抱き上げようとするが
やはり気が引けるのか、遠慮してくる
『うん、あの、いいから、大丈夫だから』
『遠慮なさらないで下さい』
『遠慮じゃなくって、ひゃ!』
抱き上げられて驚いている都子を、気をつけるつもりではあるが移動中小枝などが当たって怪我をしないよう自分の外套で頭からすっぽりと包むと、荷物を持ったまま彼女を安定するように抱え直し、彼は走り始めた
直後
『ひ、ちょ、ま、ぎ、ぎゃぁぁぁあああああああああ!!!』
悲鳴とともに ぎゅぅぅ、と 恐らく彼女にとっては精一杯の力を込めて
まるでこの世に頼る者は彼しかいないのだという風に抱きつかれ
いささか興奮してしまった彼の疾走速度は更に上がり
30分程度で目的地に着きはしたのだが
その結果、おかあさんおかあさん、と彼女は若干 幼児退行しており
申し訳ないと思いつつも激しく身悶えたユンファイエンスであった
(か、かわいい、申し訳ありません、もう二度と…しかし可愛い、いえ、もう二度と…いやしかし…あぁぁ……!!)
表面上取り澄ましていますが、彼の脳内は凄いことになってきていますね
もっと凄いことになる予定です、あわわわわ
いや、まだそういう面は子供から脱したばかりですから、制御が効かないのは仕方ないですよね、表に出さないだけ偉いと思います、ははは
ところで、会話の相手が唐突に蹲るとか、凄く怖いですよね、救急車呼びたくなります
きっと彼女も救急車を呼びたくて仕方なかったはずです
場合によっては110なんてことも、ふふふ