表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

23/26

キケロー3

私は弁護士、演説家、小説家、など色々など世間ではさまざまな肩書きで呼ばれる。

私の中にある思想は虚無だ。故に肩書きなどは気にせず、正しい行い(徳を積む)を重ねることに意義があると思い、今日まで生きてきた。

だからこそ、スッラ体制という強力な独裁政権下で行われている側近たちの悪事を断じて許すわけにはいかない。

私は密偵以外にも、軍に使えていたときのコネクションを使い、裁判を行うのに十分な状況証拠とアメーリウスの痴態をこと細かく記し、裁判の日をまった。

キケロー様、大変です。

私は何事かと思い、外を見ると火矢が私の頬をかすめた。

次の瞬間火矢にくくりつけられた油の筒が壁に刺さるの同時に弾け、居間に火が燃え広がった。

キケロー様、ユピテル様が二つ先の区に何時でも乗れる馬車を夕刻の9時以降につけているとのことです。

火矢を放っている連中は裁判資料と私の命を奪う事が目的か。

私は表玄関と裏口に油を撒いて火を放つ。

下水から逃げるぞ!

奴らは一般市民の装いをしているが、アメーリウス小飼の軍人たちであることはまず間違いない。

なら、裏をかいてやればいい。

名誉ある軍人たちは汚物にまみれ、私を討ち取ったという戦績が見えない地下の暗闇を嫌うはず。

私は、ユピテル殿の助け船に乗るべく忍の者と下水へ降りていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ