でか盛り系のはなし
でか盛り系の番組の記事をみて、まだやってるんだーと思いながら書きました。
深夜のテンションでの殴り書きです(笑)
別に勿体無いから大食いはやめろって系の意識高い系のはなしではないです。
奴隷自身、若いころはラーメン二杯にチャーハン、ギョーザ、シュウマイを食べて、その足でそのままミ◯ドにより、食後のデザートと称してドーナツ5個完食したり。
高校生の遠足でいった地元のショッピングモールで、友人をつれ回して自由行動の時間でラーメン店二件、ハンバーガーショップ一件(セットを完食)蕎麦屋一件(ざるを大盛で)で食後のデザートにパフェを食べて、友人たちにその小さく細い体になぜ入るとびっくりされましたからねー。
今じゃ、ムリですよ(ヾノ・∀・`)
さて、民放の番組で、全国の量が多くて安くて旨い、そんなお店の赤字必至な値段設定をおもしろ可笑しく紹介するものがあって、奴隷も何回か楽しんで見ました。
地元の店も出て、おーってなったり。
(バスで出たサイコロの目で旅する番組では自宅の目の前が映りびびった。仕事休みなら、ちょくで見れたんかなーとか、ちょっと思ったり(笑))
で、こうね、慈善活動してるレベルの優しい店主さんたちにはあたまが下がる思いですし、ああいうお店にお世話になってる身としては、もう少し利益とってくださいとお願いしたい気持ちはあれど、否定なんてする気はないんです。
ただ、買う側があれを求めていることは問題だなーって思うんですよね。
外食に限らず、日本は価格競争が激化してますから、ホントに利益が殆どないことが多いんですよね。
なんですが、店頭にある商品に「これ、まからないの」という人をたまにみます。
そりゃね、すごい沢山買うとか、展示品がめっちゃボロいとかならわかるんですけど、ホントに普通に陳列されてる商品を一個買うだけで「まけて」って人がいる。
日本は価格競争で「より安くてより良いもの」をやり過ぎたんですよね。
「安かろう悪かろう」なら良かったんですよ。
高いものは良いもの、安く買いたいなら劣悪品と認識していれば、「これ高くない」と発言することも無いはずです。よほど相場を無視した値段でなければ。
ですが、消費者の際限ない「低価格思考」とそれにこたえるための企業の「コストカット」体質は結果として、「純粋な国産品」を駆逐していき、「国産品」の品質低下を招き、利益の圧縮は「いくら売っても利益がでない」薄利多売へと業界を突き落とした結果、国内に殆ど賃金が回らなくなりましたね。
給与が上がらず、為替や原材料輸出の困難さから、物価が上昇するなかでは改善することも難しい。
生活がみんな苦しいからと、身銭を切って、薄利な商売で施しを行う個人店主と家族を美談として紹介して、多額のスポンサー料で成り立つテレビ番組を制作し、コマーシャルを流している。
番組自体は面白いと思いますし、がんばって安くて旨いものを提供してくれる個人店主は大好きですが、良いものには適正な価格を払うべきという感覚を、今一度取り戻す必要があると思うんですよね。
なんでそんなに高いんだ、というまえに、その商品がどうやって店頭まで来たのかをゆっくり考えて、かかるコストを考えると、身の回りにあるものの殆どが驚くほど安いのだと気づくはずですから。
感想お待ちしてますm(_ _)m