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作品紹介

 はじめまして、もしくはご無沙汰してます。私はこことは別に『学園戦記三国志』という小説を書いてるトベ・イツキと申します。


 この『三国志 歴史解説』は、『学園戦記三国志』の特別編として掲載した『歴史解説』シリーズを独立させたものとなります。


 内容としては『学園戦記三国志』をより楽しむために、歴史上の三国時代の解説及び考察を行い、本編では省略されてしまった部分やカットされてしまった部分をより詳しく紹介しているものとなります。


 内容的には『学園戦記三国志』読者以外の三国志ファンでも楽しめると思いますので、ここに別枠を作り紹介します。


 なお、この解説には独自の考察も含みます。また作中にて本編として紹介しているのは『学園戦記三国志』のことです。よろしければこちらの『学園戦記三国志』もお願いいたします。


 ↓学園戦記三国志リンク

 https://ncode.syosetu.com/n2756fp/



◎三国志とは?



 舞台は今から約1800年前の中国大陸。


 この頃には後漢(ごかん)という国がありましたが、なんやかんやあって後漢(ごかん)は滅亡し、()()蜀漢(しょくかん)の三国に分裂しました。この時代を三国時代と言います。


 この時代は後に歴史書にまとめられ、その本の名前を『正史三国志(せいしさんごくし)』、さらに時代が経ってこの時代を元にした小説『三国志演義(さんごくしえんぎ)』が書かれ、現代では小説や漫画、ゲームと多くの作品の元になっています。


 本編の『学園戦記三国志』では、後漢(ごかん)時代末から三国時代の初頭までのなんやかんやを、舞台を学園に、時代を現代に移して、ついでに何人か性別を変えて物語が展開されていきます。内容としては演義(えんぎ)よりも正史(せいし)寄りの内容となっています。



◎学園戦記三国志の各章解説



・第一章 黄巾(こうきん)の乱編

 第1話~第4話。

 後漢(ごかん)学園に入学したリュービが、カンウ・チョーヒと出会い、学園に跋扈(ばっこ)する不良グループ黄巾党(こうきんとう)とその頭目(とうもく)・チョウカクらと対峙(たいじ)する。

 ソウソウ・ソンケン(兄)等、後の重要キャラも登場する。


 扱う時代は184年の黄巾(こうきん)の乱。

 史実にない劉備(りゅうび)たちの活躍や黄巾(こうきん)の乱の落着等、オリジナル要素は強め。



・第二章 反トータク連合編

 第5話~第14話。

 とある不祥事から後漢(ごかん)学園の生徒会が崩壊、それに乗じて権勢を握るトータク。

 リュービらはソウソウら学園有志と共に反トータク連合に参加、トータクを倒すために一大決戦を行う。


 扱う時代は187年の後漢(ごかん)末の混乱から192年の董卓(とうたく)の死去まで。

 霊帝(れいてい)崩御(ほうぎょ)や大将軍・何進(かしん)らの後漢(ごかん)末の政争はややこしい部分は大幅に省略し、董卓(とうたく)の乱を中心に物語は展開される。戦いの時系列や決着等、オリジナル要素は強め。



・第三章 群雄割拠編

 第15話~第40話。


 第15話・第16話は序章。

 トータクが学園を去り、新たな生徒会長を選出するための生徒会選挙が始まる。

 リュービは周囲に流されながらも、選挙に参加していくこととなる。

 これ以降はリュービが各地の群雄を周り、その戦いに参加する流れとなる。


 第17話~第19話はコウソンサン編

 リュービらは先輩・コウソンサンの元に赴くが、そこでエンショウとの戦いに巻き込まれる。


 扱う時代は191年~192年の界橋の戦いあたり。

 公孫瓚(こうそんさん)袁紹(えんしょう)の対立のきっかけや関羽(かんう)張飛(ちょうひ)の活躍、趙雲(ちょううん)張郃(ちょうこう)の一騎討ち等追加要素は多いが、大まかな戦いの流れは史実に準拠。


 第20話はコウユウ・タイシジ編

 リュービらはタイシジと共にコウユウを包囲する黄巾残党を退治する。

 扱う時代は192年頃の孔融(こうゆう)青州(せいしゅう)黄巾賊(こうきんぞく)との戦い。

 大まかな流れは史実準拠。


 第21話~第24話はソンサク編

 リュービらはソンサクを訪ね、そこでソンサクの東校舎攻略戦に協力することとなる。


 扱う時代は194年の孫策(そんさく)の挙兵から195年の劉繇(りゅうよう)戦あたり。

 話の都合により、時代が多少前後し、陶謙(とうけん)編より先に孫策(そんさく)江東(こうとう)平定が行われ、劉備らも参戦している。だが、それ以外は比較的正史準拠で話が進む。

 劉繇(りゅうよう)戦以降は省略。


 第25話~40話はトウケン・リョフ編

 トウケンの救援を受け、文芸部にやってきたリュービ一行は、そこでソウソウと戦う。

 ソウソウを退けたリュービは、トウケンより文芸部部長を譲られるが、エンジュツの侵攻やリョフの訪問、対立と多くの難題に直面する。


 扱う時代は193年の曹操(そうそう)徐州(じょしゅう)侵攻から198年の呂布(りょふ)の敗北まで。

 本編ではリョフのリュービへの恋慕等の追加要素もあるが、全体の流れはこれまで以上に史実要素が強めになっている。



・第四章 カント決戦編

 第41話~第62話。

 各地の群雄は次第に数を減らし、北のエンシュウ、中央のソウソウの二大勢力の決戦が勃発。

 リュービ一行は、この二大勢力の間を行き来しながら、一度はバラバラになるも、再び結束し、新たな決意を胸に前進していく。


 扱う時代は官渡(かんと)の戦いを中心とした199年~201年あたり。

 劉備(りゅうび)の活躍や関羽(かんう)とのやりとり、烏巣(うそう)の戦いの顛末(てんまつ)等、一部オリジナル要素はあるが、全体の流れは史実要素強めとなっている。


 ※『歴史解説 袁家(えんけ)の滅亡と博望(はくぼう)の戦い』は、本編では省略された官渡(かんと)の戦い以降の曹操(そうそう)袁氏(えんし)劉表(りゅうひょう)劉備(りゅうび)らの戦いを解説している。



・第五章 赤壁(せきへき)大戦編

 第63話~106話。

 一年経ち、リュービたちは二年生に進級。

 南のリュウヒョウを頼り、そこの客将となったリュービ一行は、軍師を得るため東奔西走(とうほんせいそう)する。

 一方、生徒会長に就任したソウソウは、学園統一のため、南征を開始。

 リュービは宿敵・ソウソウと一大決戦を迎えようとしていた。


 扱う時代は201年の劉備(りゅうび)荊州(けいしゅう)滞在から209年の赤壁(せきへき)の戦い以降の荊州(けいしゅう)情勢まで。

 設定の都合上、赤壁(せきへき)の戦いでは火攻めが行われないが、全体の流れは史実要素強めとなっている。


 ※『歴史解説 諸葛孔明(しょかつこうめい)前史』は、劉備(りゅうび)の軍師となる以前の諸葛孔明(しょかつこうめい)の前半生を解説している。


 ※『歴史解説 赤壁(せきへき)の戦い』は、赤壁(せきへき)の戦いに至るまでの流れと戦争推移、その後の荊州(けいしゅう)情勢を解説している。



今後の予定(※2022年07月現在)

・第六章 西校舎攻略編

・第七章 リュービ会長編

・第八章 最終章

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