イベントで私の装備とスキルの異常さが分かりましたよ。
ゲーム、それは別世界。
昔はTVゲームのように画面を見て遊ぶ2D型だった。
今はフルダイブの3D型で視覚 聴覚 触覚 味覚 嗅覚の五感が再現されている。
現実とほぼ変わらなくなった。
まぁ、私はそんなゲームを満喫している。
ー主人公説明ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・瑠衣(ネット名りりか)
・現在不登校(15)
・職業FX
・友達の数
リアル(6人)ネット(自称無限大)
・ゲーム歴 発売当初から(ゲーム名:レネット)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目覚ましが鳴る。
時計は朝9時ぴったりを指している。今日は9時10分からイベントが始まる…9時10分…
時計の針を二度見するが9時
イベントに送れそうなことを察した私は大慌てでゲーム機を装着し「ログイン」っと言葉を放つ。
「はぁ。遅れるかと思ったよ」
「ヤッホォ―!イベント開始2分前ギリセーフだね!」
「何でミルは朝から元気なの?」
「え、?9時が朝?時間感覚直した方がいいよぉ?」
ホントに心配したように言ってくるミル
9時は朝でしょと思うけど…
「イベント開始まで! 5…4…3…2…1…0!!!!
それではみなさん!頑張ってきてくださいねぇ!」
「始まったねリリ」
「ね、ミル気合い入れていこっか!朝だし本気出せないけどね」
「りりそこは無理にでも頑張ってぇ~」
そんな会話をしながらルールの説明を見る
ー@イベント内容@ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*参加条件
2.3パーティー
*イベント時間
ゲーム内時間7日
*拠点配置
拠点から1K以上3K以内の場所に1個は生成される
*ゲームルール
・防衛か侵略を行ってもらう
防衛の説=侵略から拠点コアを守る。
侵略の説明=防衛コアを破壊し破壊時に出るコアの欠片を回収する。
・拠点コアの説明=拠点コアは破壊されてから10分後に復活する。
破壊から10分以内に死んだ場合復活不可。
拠点コアを破壊したメンバーは拠点へテレポートさせられる。
・コアの欠片の説明=コアの欠片が一番多いパーティーが優勝。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「イベント内容はわかる?」
「予習バッチリ!、りり侵略まかせたよ」
「おK!任された!」
確認をして私たちはすぐに分かれた。
「拠点発見!さぁ、さぁ、楽しませてねっ」
「敵が来たぞ!なんだこいつクソはえぇ」
「来るの早すぎだろ!は、?機動力ゴキブリかよ」
「ゴキブリとは失礼な!ステータスを速さ中心に振ってるだけだよ!」
「くっそ早すぎて攻撃が当たらねぇ!」
「コアの欠片げっとぉ♪」
「いつのまn…」
「よし、あっという間に回収で来ちゃった」
敵の言葉が分からなかったがワープで拠点に戻ってミルにコアの欠片を預ける。
もちろん速さにステータスを振ってるわけじゃない、偏りはあるがステータスはごく普通。
装備とスキルが頭おかしいのだ。
「ミル!ただいまぁ~」
「はや!もう一個集めてきたの?!」
「うん、そうだけど?」
「このゲームまだリリース1年目だよ?」
「装備とスキルで能力値頭おかしいことになってるからねぇ(汗
一応ステータスはみんなと同じだからね?チート級のアイテムの影響偉大だね。」
そんな形でいろんな拠点を転々として欠片100個集めたわけだが。
「ただいまぁ~。それじゃぁ次も…」
「りり、もういいよ休んでくださいな」
「何で?あった方が得でしょ?」
「ランキングみてないの?ぶっちぎりの一位だからもう何もしなくても勝てるよ」
一位、りりか&みる 100個 :
二位、炎の矛 43個 九位、29個
三位、みるめいる 39個 十位、26個
:
「ね?ぶっちぎりの一位だからもう守りに徹しよ」
「まだ強いプレイヤーと当たってないんだけど」
「それはコロシアムに行きなさい!」
「はい…」
という感じで
残りの一日はミルとゆっくり過ごしてイベント結果は余裕の一位だった。
ー主人公のステータスーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デバフ無し デバフあり
HP.1300 MP.100 ????????
物理攻撃力.500 間接攻撃.40
物理防御.0 間接防御.0
移動速度.400 回避.200
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回から物語が始まります、初心者のころのりりかから書き始めるので今回の物語まったく関係ないです。
今回はなんとなくりりかは最終的にこうなる!という感覚をしっかりさせるために書いた物語なので気にしなくて大丈夫です。