表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

【完結】僻地がいざなう聖女の末裔

作者:入魚ひえん
聖女の末裔であるセレルは父母が他界した後、義母妹と暮らしていたが、日々は彼女たちの豊かな生活を支えるための道具作りに費やされていた。
唯一の味方だと思っていた幼馴染も、繁盛している道具屋の支配人の地位を得るため、妹と結婚すると婚約破棄を言い渡し、セレルを惑いの森に追放する。死を覚悟したその時、血まみれの男が現れた。

「触るな……」

 長いまつげに縁どられた瞳が、牙をむく狂犬のようにぎらつく。

 息をのむほどの美貌だった。

 繊細な女性のように薄い色素の美形で、身につけているものはひどく傷ついていたが、よく見ると王族や高位の貴族のような格式のあるものを着ている。

 セレルは面食らったが素知らぬ顔をした。

「触るな? 触るよ。だいじょうぶ。私、あなたのこと治すから」

「無理だ。俺はもう助からない」

「でもあなたはここまでやってきた。どうして?」

「うるさい」

「助かりたかったんでしょ」

「うるさい、触るな」

 *

閲覧ありがとうございます、完結しました! シリアスとコメディ混在のファンタジーです。恋愛要素あり。
お付き合いいただけると嬉しいです!
アルファポリスさんでも公開しています。

1・一縷の希望
2021/07/16 11:00
2・別れと出会い
2021/07/16 12:00
4・いざない
2021/07/18 22:00
5・たどり着いた先
2021/07/19 21:00
6・父と少女
2021/07/20 20:00
7・廃墟の町
2021/07/21 19:00
8・夕食
2021/07/22 18:00
9・就寝
2021/07/23 17:00
10・少女の思い
2021/07/24 16:00
11・新芽
2021/07/25 15:00
12・可能性
2021/07/26 14:00
13・涸れ森の石像
2021/07/27 13:00
14・開拓
2021/07/28 12:00
15・予感
2021/07/29 11:00
16・拒絶
2021/07/30 10:00
17・侵入者
2021/07/31 09:00
18・一角獣
2021/08/01 08:00
19・狂気
2021/08/02 07:00
20・目覚め
2021/08/03 06:00
21・療養中
2021/08/04 05:00
22・すれ違い
2021/08/05 04:00
23・巨大化
2021/08/06 03:00
24・仲直り
2021/08/07 02:00
25・症状
2021/08/08 01:00
26・容態
2021/08/09 00:00
27・別れ
2021/08/10 00:00
28・逃避
2021/08/11 09:00
29・対峙
2021/08/12 13:00
30・既視感
2021/08/13 13:00
31・再生
2021/08/14 10:20
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ