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26/41

26 レベル18!

ースキルレベルが2上がりましたー


 へっ?


 いきなり頭の中にメッセージが聞こえてきた。


 俺はまだ超魔導石を破壊してないぞ。

 それなのに一気にスキルレベルがこんなにあがるもんなのか?


「クラムさん、急にどうしたんですか?」


「あっ。なんでだろうな、急にスキルレベルが上がってさ、しかも一気に2も……」


「クリスタルスライムを倒したからですよ、それだけ強敵だったってことです」


「あぁ……なるほど……それだけ身の丈に会ってないモンスターだったってことか」


 逆に言うと、俺の兵士達はすでにそんな奴らを倒せるレベルにまでなっているってことなんだよな。


「すごいなぁクラムさんって……ちょっと兵士くん達を鍛えたらここまで強くなっちゃうなんて」


「いや……全然実感ないんだけどね、俺自身は……」


 クリスタルスライムの攻撃なんて俺が食らったらそれこそ一発であの世行きだ……

 スキルレベルが上がったって俺が強くなる訳じゃないしな。


 そうそうスキルレベルがあがったんだ、ステータスは……


■ ■ ■ステータス■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


名前:クラム

性別:男

年齢:43


所有スキル

最強軍団 

スキルレベル:18

CP:23/23

[兵士]

 傭兵 (CP1) Lv8

 狩人 (CP2) Lv5

 盗賊 (CP2) Lv1

 ・ユニークスキル:アイテム優先

 盾騎士(CP5) Lv5


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


 お〜〜スキルレベルももう18になったのか。


 ギルドにいた頃はずーっと『1』のまま変わらなかったのに、それがもうすごい昔のことのようだ。


 これでこの超魔導石まで使ったら……


ゴクリ……


 多分そうすればきっとスキルレベルも大台の20を超えて新しい兵士も増える、俺はもっと強くなれるんだ。



「ねぇクラムさん! 超魔導石を見せて貰ってもいいですか?」


 アイテムの効果ももちろんだけど、七色に輝くこの宝石は見た目がとにかく綺麗だ。

 うっとりとしたなんとも言えない表情でエルレナちゃんは超魔導石を手に取った。


「うふふ。すごい……こんな綺麗な宝石はじめて見ます」


 女の子って宝石とか好きだもんな。

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