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転生したら魔王のペットだった件  作者: 西音寺 秋
第9章~迫り来る滅び『芽吹く希望編』~

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●第54話~裁きの矢~

ベルゼブブ達に飲み込まれたアリステア達の反撃が始まります!


sideファルシア王国


- ベルゼブブに魔力や体力が喰われているのか目は霞むし、力も入らなくなってきている。


「セレネ様!ルシル!大丈夫ですかっ!!」


ベルゼブブ達の大群に飲み込まれているために所在が分からないセレネとルシルへ声を届ける為にアリステアは声を張り上げた。


- 反応は無かった。


「くっ…。このまま国を守ることも出来ず終わってしまうのでしょうか?」


アリステアは悔しそうに唇を噛んでいた。


そんな彼女に何処からか


「どうした?もう、諦めるのか?情けない。」


と、少し呆れたような女性の声が聞こえてきた。


「?誰ですか??」


アリステアが周囲をキョロキョロ見回すと背後に拳大の金色の光の球がふわふわと浮かんでいた。


「妾は精霊女王(ティターニア)レティシア。この大精霊の森の主じゃ。」


「え…。精霊女王(ティターニア)様?」


- この光の球が精霊女王様?


アリステアは少し疑いの眼差しを向けていた。


「…。妾は現在、まだ完全には目覚めておらぬ故にこの様な姿なだけじゃ!そんな目で見るでないわ!!」


光の球、レティシアはプンプン怒っていた。


「そ、それは失礼しました。」


「うむ…。まぁ、許そう。で、アリステアよ。お主はこのまま諦めるつもりなのかのう?」


レティシアは真剣な声でアリステアに問い掛けた。


「…。諦めたくなんてありません!!でも…。この大群の中から一匹の(ベルゼブブ)を見つけ出すなんて私には…。」


アリステアの目からポロポロと涙がこぼれ落ちていた。


「…。答えになっておらぬが?アリステアよ。つまりどっちなのじゃ?」


「…。諦めません!!」


「ならば少しだけ力を貸してやるのじゃ。」


レティシアはそう言うとアリステアの周囲を飛び回りながら金色の光の粒子を浴びせかけた。


「こ…。これは?」


「アリステアよ。そなたに精霊女王の加護を授けた。今のそなたなら千里先の豆粒すらも撃ち抜けるであろう。」


レティシアは厳かにそう答えた。


「ありがとうございます!レティシア様!」


ペコリと頭を下げるとアリステアは真剣な顔でスッと矢を番えた。


- 集中しろ…。神経を研ぎ澄ませ。アイツ(ベルゼブブの本体)を見つけるんだ!!


アリステアが本体を見極めようと集中していると、虹色の光が世界を包み込んだ。


「ブブブ…。ナンダ コノヒカリハ?」


「カ…。カラダガ オモイ…。」


虹色の光を浴びたベルゼブブ達はまるでデバフを受けたかのように動きが鈍くなった。


「!!動きが鈍った…。あっ!見つけた!!」


アリステアは遙か遠方にベルゼブブの本体と思わしき個体を見つけ狙いを定めた。


その時…。


『揺るぎない信念と諦めぬ心を確認しました。覚醒条件を満たした事により聖弓ファルスは神聖弓ファルシアへと超進化します。』


と、世界の声が響き渡り神聖弓ファルシアから金色の光が放たれた。


「こ…。これは…。力が溢れてくるっ!!いっけぇぇーっ!!神聖弓ファルシアッ!聖弓秘奥義『裁き(アロー・オブ)の矢(・インドラ)』!!」


ヒュンッ!!


ズバァァァァーン!!


紅い炎を纏った矢がベルゼブブの本体を貫いた。


「グギャァァァ!!オノレ!オノレ!オノレェェェェェ!!」


激昂したベルゼブブがアリステアに襲い掛かってきた。


「あらっ!私を忘れちゃイヤよ?『火炎矢(ミオ・フレイムアロー)』!!」


「そう言う事です!」


セレネの『火炎矢』と、ルシルの斬撃がとどめとなりベルゼブブは藍色の石を残して消滅した。







最後まで読んで頂きありがとうございます!

m(_ _)m


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どうかよろしくお願いします。m(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[良い点] 精霊の登場や、武器の超神化など…読みやすく楽しかったです。
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