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転生したら魔王のペットだった件  作者: 西音寺 秋
第8章~ 迫り来る滅び 『絶望編』 ~

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●第47話~暴食する者『絶えぬ群体』~

ファルシア王国sideの話です。

sideファルシア王国


「スベテヲ クライツクセ!」


その言葉を合図に蠅ことベルゼブブが、いやベルゼブブ()が一斉にアリステア達に襲い掛かってきた。


「くっ…。ここじゃ『火』の魔術は使えないし…。とりあえず『千矢ノ雨(サウザンド・アロー)』!」


いくつにも分裂した矢がベルゼブブ達を貫き打ち落とした。


「う~ん…。じゃあ風魔術でいってみようか!『風弾(エアロ・ショット)』!」


ドドドドドド!!


セレネの持つ聖杖ユグドラシルから数え切れないほどの風の弾丸が放たれベルゼブブ達を爆散させた。


「やれやれ。お二人の攻撃は相変わらず派手ですね。」


スパン!!


ルシルは苦笑しながらベルゼブブ達を切り捨てた。


「ブブブ…。コシャクナヤツメ。」


「エサハ エサラシク オトナシク クワレロ!!」


「嫌ですよっ!!」


セレネは半泣き状態で『風弾』を放った。


「喰われるのは御免です!」


「餌だなんて冗談じゃありませんっ!!」


ルシルは剣を構え、アリステアは弓に矢を(つが)えキッとベルゼブブ達を睨みつけた。


「ブブブ…。コノヨハ ジャクニクキョウショク。」


「ツヨキモノコソ セイギ…。」


只でさえ数え切れないほどの数居たベルゼブブ達が更に分裂し数を増した。


「嘘でしょー!!まだ増えるの!?」


「これではきりがありませんね。」


セレネはゲッソリとした顔をし、ルシルは顔を引きつらせていた。


「倒しても倒しても数が減らない…。何処かに本体でもいて、それを倒さないと駄目とかなんでしょうか?」


「その可能性はありそうですね。注意してみますが今は数を減らず事を優先しましょう。」



ルシルはそう言うと剣を振るいながら注意深くベルゼブブ達を観察し始めた。


「セレネ様。私達も少しでも数を減らしましょう。」


「ええアリステア。やるだけやるわっ!『水矢弾(ウォーター・アロー)』’’千万殺(ミリオン・シュート)’’!!」


ズドドドドド!!


一千万はあろうかという水の矢がベルゼブブ達へと襲い掛かった。


「ファルス!もっと矢を増やせる?」


「もちろんよ。我が主よ(マイマスター)。」


「じゃあよろしくっ!『千万矢ノ雨(ミリオン・アロー)』」


ズドドドドド!!


一千万はある光の矢に貫かれ見る見るうちにベルゼブブ達の数が減っていった。


「よしっ!大分減ったわ!ルシル。何か分かった?」


「残念ながらまだ…。ん?あれは…。」


セレネの問に答えようとしたルシルの目に一匹だけ目の色が違うベルゼブブが写った。


ー ベルゼブブ達は蠅らしい黒っぽい身体に紅い目をしているのだが、その一匹だけ目の色が白だったのである。


「どうしたのルシル?」


「セレネ様!あの蠅、目が白です!ひょっとしたらアレが本体では!」


ルシルは前方の一匹のベルゼブブを指差した。


「アレですねっ!」


「分かったわ!」


アリステアとセレネは一匹に照準を合わせ攻撃を仕掛けようとしたその時!


「ブブブ…。オノレ、オノレ、オノレェェェェ!!ユルサン!ユルサン!オマエタチノスベテヲ クライツクシテクレル!『暴食ノ晩餐(グラトニー・サパー)』!」


急激に増えたベルゼブブ群れにアリステア、ルシル、セレネは飲み込まれてしまった。



最後まで読んで頂き誠にありがとうございますm(_ _)m


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― 新着の感想 ―
[良い点] ハエの敵は気持ち悪いですね…、大群に飲み込まれちゃって大丈夫なんでしょうか?
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