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転生したら魔王のペットだった件  作者: 西音寺 秋
第7章 ~ 迫り来る滅び 『急襲編』 ~

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●第44話~降臨の傲慢~

お待たせしました。1月最初の更新です。

sideルーンフェリア王国 


ザシュ!!


「これで終わりっ!!」


ミラージュが現れた最後の侵略者を切り捨てた。


「よし、ミラージュちゃん今の内に『ホール』を閉じよう。」


「OKです。デイビッド隊長!『聖封呪結界(セイクリッド・シェル)』!」


ミラージュの刀、聖刀夜刀神(ヤトノカミ)から虹色の光が放たれ『ホール』は閉じられた。


「よしっ!『ホール』閉じましたよ♪」


ミラージュはニッコリと笑った。


「うん。これでここは大丈夫だね。城に戻ろうか。」


「はい。」


ミラージュ達は転移陣を使い城へともどった。




















「お?ミラちゃんも終わったのじゃな?」


転移部屋を出たすぐの通路に『ホール』を塞ぎ終わったらしいリルの姿があった。


「あ!リル様。はい!終わらせました。」


ミラージュは子狐姿に戻ると嬉しそうにリルの肩へと上った。


「お?嬢ちゃんも終わったのか?」


「お疲れさんミラージュ!」


と、ルイやアリアも終わらせて戻ってきたようだ。


続いて


「ただいま戻りました。」


「…。ただいま帰還しました。」


と、ミザリーやレイも戻ってきた。


「ふむ。皆も無事に戻ったようじゃな。」


「お帰りなさい。」


リルとミラージュは安堵の笑みを浮かべていた。






















しかしそんな穏やかな空気を壊すかのように異変が起きた。


「なっ…。なんて巨大な『ホール』なのじゃ。」


謁見の間で皆から報告を受けていたリルが外の異変に気付き慌ててバルコニーから空を見上げると、上空に巨大な『ホール』が開いていてそこから六対十二枚の白い翼を広げた金髪青目の中性的な少年が降りてきた。


ー 少年()と言うよりは寧ろ天使と言うべきだろうか?


「ルシファー ノ ナニオイテ メイジル。 ジュウリンセヨ。」


一切の感情の無い…。しかしとても美しい声でルシファーを名乗る天使(少年)はそう言った。


すると『ホール』から大量のヘドロが流れ出てくると万を越える『侵略者』の群となりルーンへと侵攻を始めたのであった。


「ま、マズイのじゃ!ルーンには避難してきた者達が多くいるのじゃぞっ!今は結界で防げておるがこのままでは民に被害が出るのじゃ。」


リルは顔を真っ青にしていた。


「リル様、どうしますか?指示をお願いします。」


「…。そうじゃな。気配を読む限りあの天使っぽい奴以外に強力な個体が四方に一体づつ居るようじゃ。妾とミラちゃんで天使を叩く。四天王でそれぞれ一軍を率いて四方の個体を一体づつ頼むのじゃ。」


リルは上空にの天使(ルシファー)を睨みつけていた。


「「「「はっ!!」」」」


ルイ、アリア、ミザリー、レイが了承の意を示すとそれぞれ四方へと散っていった。


「では妾達も行くぞ。」


「はい。」


「『短距離転移(テレポート)』。」


ピュン!!


リルが使った魔術で一瞬のうちにミラージュとリルは天使(ルシファー)の前へと移動していた。


空中ではあるけれど魔術、『風浮遊(エアロ・フロート)』で空中に立つ二人。


それを見て不敵に笑うルシファー。


「キミタチガ ワタシノ アイテカイ?」


「そうじゃ。」


「ソウカイ。ナラ コノ ゴウマンナルオウ ルシファー ガ キミタチヲ カンプナキマデニ タタキツブシテ アゲルヨ。」


ポウ…。ポウ…。ポウ…。


ルシファーが宣言と共に生み出した無数の光の矢がリルとミラージュへと襲いかる。

感想、評価、いいね、ブックマークが執筆の励みになります。良ければどうかよろしくお願いいたします。m(_ _)m



お知らせ


次話の投稿は2月2日15時頃を予定しております。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 戦いの描写が良かった。 [一言] ミラちゃん達の国は美しい堕天使なんですか…続きが気になります。
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