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転生したら魔王のペットだった件  作者: 西音寺 秋
第6章~ 本戦、開始! ~

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● 第35話 ~ 本戦第一ブロック② ~

お待たせしました《*≧∀≦》更新再開です。

第一ブロック第三試合の対戦カードはミハエル=フリードリヒとカイゼル王国出身の鈍色の髪と目をしたドワーフの少年、マーカス=カスティアである。


「逃げてばかりじゃ俺は倒せないぜっ!!」


マーカスは巨大なバスターソードを軽々と振り回しミハエルに切りかかるがミハエルは涼しげな顔でそれをヒラリヒラリとかわしていた。


「別に逃げていた訳じゃないさ。」


ミハエルが涼しい顔でロングソードを鞘へとおさめた。


するとキィン…。と音をたて半分位の所で折れたバスターソードの刃がリングへと落下した。


この瞬間ミハエルの勝利が確定した。



第一ブロック第四試合の対戦カードは緑髪緑目のファルシア王国出身のエルフの少女、マーガレット=リリィとカイゼル王国出身の茶髪茶目のドワーフの男性、オーウェン=エルヴィンである。


二人の試合は、圧倒的な実力を見せつけマーガレットが勝利した。


昼食休憩を挟み行われた第一ブロック第五試合の対戦カードはデイビッドとアイリスである。


流麗な剣技と実直な剣技、この二つの勝負はデイビッドの勝利で終わった。


第一ブロック第六試合の対戦カードはミハエルとマーガレットである。


二人の試合はあっという間に勝負がつきミハエルの勝利となった。


そして本戦一日目最終試合、デイビッドとミハエルの第七試合が始まった。











「う~ん…。デイビッド隊長押されてますねぇ。」


パリパリモグモグ ー ポテトチップスの様なお菓子、ポトチップスを食べながらミラージュは(うな)っていた。


「ミハエルとやらはかなりの使い手の様じゃからのう。デイビッドもなかなかじゃが厳しかろう。」


「でしょうねぇ…。それにたぶんミハエルさんの方が強いでしょうし。」


「ほう。そうなのかのう?」


「まぁあくまでも試合での印象ですけどね。デイビッド隊長以上にミハエルさん、人相手に戦い慣れていると言うか殺し慣れしてる気がね…。」


ミラージュはハハハと誤魔化すように笑った。


ー 多分あの人、堅気の人間では無いんじゃないかと思う…。


ミラージュの勘がそう囁いていた。


その勘は当たらずも遠からずで実はミハエルは元ルーンフェリア王国王家の影、つまりは暗殺者であり間諜でもあったのだから。


それを知るリルは素知らぬ顔をするもその指摘に内心苦笑していた。


「お!決着がついたのう。」


「そうですね。」


ー スクリーンにはロングソードを首に突き付けられたデイビッドの姿が映し出されていた。


ミハエルの決勝進出が決まった。












その日の夜 ー


「とうとう明日じゃのうミラちゃん。」


「はい。試合が楽しみです。」


子狐姿のミラージュはリルの膝の上でブラッシングをされて気持ち良さそうに目を細めていた。


「優勝出来ると良いのう。」


「してみせます♪」


ミラージュはニコリと笑った。


リルは柔和な笑みを浮かべながらミラージュの頭を優しく撫でた。


「期待しておるぞミラちゃん。」


「期待していて下さいね♪」


パタパタと尻尾が振られていた。

いつも読んで頂き誠にありがとうございます!

m(_ _)m


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― 新着の感想 ―
[良い点] 描写が想像しやすく美しい [一言] 次回、ミラちゃん登場楽しみ。ミハエルとの闘いはどうなるのか?
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