● 第30話 ~ 予選大会② ~
かなりサラリと飛ばします m(_ _)m
エルトリア王国剣技大会は予選と本戦を合わせて一週間ある。
一日目、二日目が三試合、そして三日目には本戦出場者によるトーナメントの順番を決めるくじ引きが行われる。
そしてその日の夜、予選出場者と本戦出場者も交えた大きなパーティーがあるらしい。
四日目はコンディションを整えるための休日となり、五日目からが本戦である。
五日目に七試合、六日目に七試合、七日目に優勝決定戦とエキシビションマッチとなっている。
あまりの長さから、大会中は日本で言うゴールデンウィークのような長期休暇の日と定められているほどである。
ま、会場が一つしか無いため仕方ない事だ。
さて、剣技大会についても説明が終わったので大会二日目の結果を報告しよう。
予選二日目の第一試合は、ルーンフェリア王国出身の青髪緑目の猫の獣人の女性、ルミナス=ムーンが勝者となった。
試合内容としては一方的な蹂躙劇であったとだけ言っておこう。
第二試合は銀髪赤目の何処と無くアルベルと似ているルーンフェリア王国出身の魔人族の男性、ミハエル=フリードリヒと同じくルーンフェリア王国出身の深紅の髪に金色の目をした竜人族の男性、ヴァルト=ドラゴニアとの激しい戦いの末、ミハエルの勝利。
最終の第三試合はもはや試合とも言えないほどのスピード勝利でエルトリア王国出身の黒髪黒目の人族の女性、エリ=セリザワが勝利した。
以上が二日目の話である。
え?かなりはしょってるって?
だって、本戦なら兎も角予選大会の話を長々とされてもつまらなくはありませんか?
と言う理由ですよ。フフフ…。
ー そしてその夜、ホテル最上階にあるお風呂ににて…。
「とても気持ちいいですね♪」
「うむ。今日もいい湯じゃ。」
と、蕩けた顔をしているミラージュとリル。
「お城の風呂も立派だが、ここのも負けてはないな。」
「ええ。しかもここの天然温泉は美肌にも良いらしいわよ。」
と、アリアとミザリーも蕩けていた。
ちなみにここはペットの入浴も可能となっていて、シルクは隣に作られたペット用の浴槽で気持ちよさそうに寛いでいる。
「それにしても昨日といい今日といいどーして私達以外に人が居ないのでしょうかね?」
ミラージュは不思議そうな顔をしていた。
「ああ…。それはのう。予約の客は地下一階の風呂で、ここはVIP専用の風呂じゃからじゃよ。勿論『大会中は』じゃがの。」
「他のホテルもそうなっているはずよ。」
「なるほど!じゃあ地下一階は…。」
「芋洗い状態かも知れぬの。」
リルはクスクスと笑っていた。
「いもあらいー♪」
「そうね。フフフ。」
「人がいっぱいの風呂は御免だな。」
三人三様の反応をするミラージュ、ミザリー、アリアであった。
「どれ、そろそろ上がるかの。」
「私も上がろー。」
「クウ♪」
こうして楽しげにお風呂を終えるとリル達一行は眠りについたのであった。
いつも読んで頂きありがとうございます。
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