表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら魔王のペットだった件  作者: 西音寺 秋
第4章~ドワーフの国と人工神器~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/66

● 幕間 ~ ドワーフの町ぶらり旅 ~

少し時間を遡った話です。

時間を遡り、リル達がカイゼル王国に滞在中の話である。






「ミラちゃん本当にすまんかったのじゃ…。尻尾大丈夫かのう?」


「…。まだじんじん痛みますが大丈夫です。」


少し涙目のミラージュは尻尾を撫でながらニコリと笑った。


「よしよし。頑張ったミラちゃんの為に何かご褒美をあげるのじゃ。何か欲しい物はあるかの?」


「う~ん…。特にありませんが、気晴らしに町を見て回りたいです。」


少し悩んだ末、ミラージュはそう答えた。


「うむ。では誰かに案内してもらい行くとするのじゃ!」


「やったー♪」


こうしてリル達は町へと繰り出して行った。


二人を案内するのは『聖鎚(せいつい)ミョルニル』に選ばれたドワーフの勇者、ユリウス=アレキサンドライト。


彼は四ヶ国会議の時にいたディアスの護衛で、鈍色の鎧を着た癖のある茶色の髪に黒目の14~15歳の少年である。


印象としてはドワーフにしては少々細めの優男って感じだろうか?どちらかと言うと華奢(きゃしゃ)な感じの彼があの大きな鎚を振るうと言うのだから人は見た目によらないのだと改めて思った。


「リル様、あれは何でしょうか?」


ミラージュが指差したのは菓子屋の一角に並んだ一見すると石や宝石にしか見えない何かである。


「はてはて何じゃろうなぁ?気になるなら買ってくると良いのじゃ。」


リルはニヤニヤしながらそう言った。


「む~!わかりましたぁ!ちょーっと待ってて下さいねー。」


ミラージュはパタパタと菓子屋へと走って行った。




暫くして可愛らしい小瓶を二つ抱えたミラージュが走って来た。


「お待たせしました。」


「うむ、ではいくのじゃ。」


リル達は再びブラブラと歩き始めた。


ちなみにミラージュが買ってきたのはストーンチョコとジュエルキャンディと言うお菓子で、カイゼル王国の名物である。


ストーンチョコは鉱山周辺でしか採れない『鉱石(ストーン)カカオ』と言うカカオを使って作られるチョコレートで、ジュエルキャンディは同じく鉱山周辺でしか採れない『ジュエルきび』から作られる『ジュエルシュガー』から作られる飴である。


どちらも小瓶一つ分で大銅貨五枚と言う手軽な値段設定となっている。


リル達がアクセサリー店や服屋を見て回る内にいつの間にかお昼の時間になっていたので、たまたま目についた食堂で昼食を摂る事になった。


案内をしてくれているユリウスの勧めで、リルは『サンドバーグ』をミラージュは『ストーンステーキ』を注文した。


この二つはこの周辺に生息する『鉱石牛(ストーン・ブル)』と言う牛の肉で作られた物で、その肉の見た目は一見すると大理石の様で、ステーキなら文字通り石に…。ハンバーグなら泥団子に良く似た物になる。


(ただ)し味はAランク和牛のサーロインにも決して負けない美味な物である。


それこそ肉好きのミラージュなど一口食べただけで虜になって物凄い勢いで尻尾が振られているほどである。


ー かなり痛い思いをしたであろうミラージュには最高のご褒美になったのであった。

いつも読んで頂きありがとうございます。


レビュー、ブックマーク、広告下の星の評価が執筆の励みになります。


どうかよろしくお願いいたします。(^_^)v

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ストーンチョコとかストーンブルとかオリジナルの物が想像意欲をかきたてて良かったです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ