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9話 お説教

ふー、げっぷ。美味しいかったー。

さて、使用人さんもいなくなったし、続きいきますか!


30分後


うーむ。全く無くならない。もうすこし出す量を増やしてみるか。

..おっ、いい感じで減っていってるね。このペースなら、あと5分位で空になるかな?


5分後


よし、おわっt、うえ、気持ち悪い...。魔力は空になったけど、体がだるいし、頭も回らない。

うん。寝よう、そうしよう。もう寝る、おやすみなさい。



┅┅┅┅┅┅



『吹雪、いらしゃい。』


シズが嬉しそうに私を歓迎してくれた。

実は寝る前にシズに会いたいとお願いしていたのだ。私は抜け目ないのだよ。ふっ。


『くすっ、何をいってるのよ。ホント、吹雪は面白い。』


「そりゃどーも。でも、やっぱり不思議な感覚だわ、」


今の私の姿は、前世の【吹雪】のものだ。ここではだけどね。

でもやっぱり【今の生】と【前の生】でじゃもちろん姿が違うからね。違和感がある。


『まあ、そこは慣れるしかないわね。』


「そうだねー。」


そしてなぜか急にシズが怖いオーラをだしはじめたんだけど。


『ねー。吹雪? あなた何をしたか分かっているのかしら?』


少しずつこっちに近付いてくるシズ、ひえ~。美女の怒り顔って凄い迫力だ...。


「えっ。んー、なんのことでしょうか...」


てか、まじでなんのことっ?


シズは私の反応をみて本気で分かっていないと知ると大きいため息をついた。


『っはあーーーあ、本当に分からないみたいですね。まったく..。』


シズの顔はもう荒れ果てていた。

なんでや、えっまじでなにした私。


『はあ、いいですか?』


「うん。」


『吹雪の魔力の多さは理解していますか?』


「うん。まあ、」


『まあって、もう。吹雪の魔力の量は【世界のバランスを崩せるほどの量】なんですよ!?』


んえ?


『まったく、やっぱり分かっていないじゃない。』


「い、いやいやそこじゃないでしょ!!??なんてもの持たせてんの!?」


『そりゃ、吹雪もいってた通り【鬼魔ノ世界】の親玉と戦った時の為の最低限の力だけど?』


「え?【鬼魔ノ世界】?」


『ああ、いってなかったっけ。鬼魔ノ世界っていうのは、鬼達が住む【歪みの中】のこと。

将来、吹雪にいってもらう場所。』


「ふーん、なるほど。取り敢えず、その世界のボスがとんでもない化け物だってことはわかったよ。』


そんな化け物を将来相手にするかと思うと気が重いなー。


『まあ、それはごめんだけど、そこじゃなくて! あんなに膨大な魔力を一気に放出するなんて、何考えてんの!? もうちょっとで世界のバランス崩れる所だったんだから!! だいたいね..』


そんなこんなで、シズにはみっちり説教されました。とほほ...

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