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7話 転生してから。

私が転生してから5日がたった。なんやかんやで、私こと桜は自分の部屋に寝かされています。


この家に生まれてから驚きの連続。


私が生まれたこの家、相当のお金持ちっぽくて、家の作りはザ·和風な感じ。古い木造建築みたい。

でもここ、『お城みたいな家』なんだよ。


よくある戦国武将のお城なんか比じゃないぐらい大きくて、頑丈で、とってもきれい。

窓には障子が使われているけどない場合はガラスがはってある。


使用人さん達はザ·洋風なメイド服や執事服を着ているけど

お母さんとお父さんは和服を着ている。洋風な使用人さん達が和風のお城で仕事していたのは少しシュールだったけど。


でも、一番びっくりしたのは、『みんなが当たり前のように魔法を使っていること。』


これにはマジで驚いたよ。よく小説とかでは、魔法って神聖な~的なものが多いからさ。

何でもこの世界は、『魔法を使えることが当たり前。』なんだって。


え? お前まだ生まれたての赤ん坊だろうって? なんでそんな事知っているのかって?


ふふん、それはね、いっつも暇だから寝ているあいだ、シズとお話していたのだ!

体がある程度成長するまでじっとしていられず、シズになにか教えて欲しく、そして暇だから。


さっき話したこと以外にも教えてもらったのは、【魔力の扱い方】


小さい、子供のときから魔力を使い続けていると、魔力が大人のときよりも、増え方が凄いらしい。

シズは『吹雪はもう十分魔力持っているのに...』って呆れられたけど。


でも、何でもあればあるだけ損しないじゃない。シズとの【約束】を守るためにも。

今はできることをしとかないと。


魔力はKZに生きているものすべてに与えられるこの世界の【女神様の授かり物】って呼ばれている。


魔力を持っていないものはいないらしい。0に近くても少なからず持っている。

魔力は体中に血液のように巡っていて、魔力がすべて尽きてしまうと、死にはしないけど、大きく弱体化してしまい、動けなくなるって。怖いな。気をつけなければ...


あと魔力は魔法の原動力であり、元となる。大規模な魔法を使うためには、膨大な魔力を必要とし、

その魔力をイメージで形にする。簡単な魔法でも、魔力を多く込めれば凄い力になる。そして、イメージが分かりやすく、鮮明なものほど細かく再現できる。

これが大まかな魔法の原理なんだって。


だから、今のうちに、魔力を完璧に制御できるようにするんだ。

魔法はイメージが大切らしいし、私イメージするのは得意だからさ。

魔力の問題だけ解決しちゃえば魔法使い放題だもの。


よし、がんばるぞー!!

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