表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/34

6話 生まれた


おぎゃあ、おぎゃあ。 暗くて狭い場所から抜けるとそんな声が聞こえてきた。

そう!神沢吹雪は今、【転生】したのだ!


「産まれた...。お、女の子で...【白髪】です!!。奥様!旦那様! 待望の子が産まれました!!!」


「ほ、本当...?」


「ええ、ご覧ください!!」


「ああ、確かにこの子だ!! よくやった!由利子!!」


「よ、良かった、、。こ、これで、使命を果たせる、、。」


何処からかそんな声が聞こえてきた。多分、お母さんとお父さん。あと使用人さんかなさんかな?


「な、名前..。お名前はどうされるのですか!?」


「それは決まっている。この子の名は..〖桜〗だ。」


ほう、それがこの世界での私の名前か。いいじゃん、気に入ったね!


「素敵なお名前ですね。でもなぜその名前に?」

使用人さんっぽい人が、私のお父さんっぽい人にそう質問した。

確かに、なんで〖桜〗なんだろう。気になる、使用人さんナイス!

お父さん、でいいか。 がふふん、って感じな顔をして説明してくれた。お母さんもニコニコしている。


「それはな、私達はサクラという木をみたことはいが、とても素晴らしいものだという。この世界が平和になり、【自然を再び手に戻す暁には今までにみたことがないほど、素晴らしいサクラが咲き誇る】といわれているからだ。」


「そんなに素晴らしいものを見せてほしい。そんな願いでつけるのよ。」


お父さんの説明が終わったあと、お母さんが優しい顔をしながら付け加えてた。

そんなに深い意味があるとは...マジで頑張ろう。


きゃっきゃあ!!


頑張るね。っていってみたら3人ともスッゴイレベルで顔が崩壊した。

言ってなかったけどこの人達めちゃくちゃ美形なのよ。美形が破顔したら、凄い残念な感じになるって学んだわ。

まっでも私、吹雪こと「桜」は、晴れて無事転生しました!!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ