5話 女神様とのお別れ
うっそ。やばくない?そんなのワンパンで倒せる私の方が警戒されそうで怖いわ
『まあまあ、大丈夫でしょう。うーん、これぐらいですかね。そういえば、吹雪さんにはまだ転生していただけるのか聞いていませんでしたね。』
あー、確かに。私はもちろん転生一択だよ。
『それは、よかったです。吹雪さんが来てくださらなければ、この世界滅んでましたから。』
さらっと怖いこというのね。
『ああ、それと。吹雪さんには❮鬼を全滅させること❯ではなく、❮和解❯で解決してもらってもいいですか?』
もちろんそのつもり。
『よかった。では、よろしくお願いします。』
うん。
『えっと、そろそろ転生の準備に移りますけど、なにか質問はありますか?』
そうだなー。あっ、いまさらだけどここ何処?
『本当にいまさらですね...、ここは【神の領域】という特別な場所ですよ。』
ふーん。じゃあさもう1つ質問してもいい?
『もちろん。なんですか?』
今お別れしたら、もう女神様とお話できないの?
『......そうですね。でももし、吹雪さんが私とお話したいのであれば、私は大歓迎です!』
ホント?
『はい!吹雪さんとお話するのはとても楽しいですから。転生したら、寝る前に、「私にあいたい!」と心の中で願えばここに来れるようにしておきます。』
やったーー!!!また女神様とお話できるー!
『あっ、でも女神様って言うのはやめてください。私のことは〖シズ〗ってよんでください。』
じゃあさ、シズも私のことは吹雪ってよんで。敬語もなし。
『は、うん。がんばってみま、みるね。でも吹雪、転生したら名前変わるとおもうよ?いいの?』
うん。ここでは私、〖吹雪〗でいたいから!
『そっか。じゃあさっそく転生させるよ。ここで聞けなかったことは向こうで調べてみて。ああ、あと吹雪のステータス。最強にしたからね。』
そっか。ありがと。これで【使命】を果たしやすくなったよ。
『ええ。じゃあまた、』
うん。また。
『あなたの人生に幸あれ』
そんなこんなで、私は転生した。文明が発達し、汚染された世界、KZへ。
世界の【救世主】として。
ひ、評価がついてるー!!!
感激...( ;∀;)
これからもがんばる....(* ´ ▽ ` *)ノ