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こころの音

これがハロウィン詩なのかどうか、わからない。

ただ、この詩こそ、正真正銘わたしがハロウィンに、その夜に、書いた詩なのです。

ですので、これこそが、わたしにとってのリアル・ハロウィン詩なのです。


あ、詩のなかが雨だったのは、わたしが、嵐のアムステルダムで、チューリップに囲まれながらハロウィンを迎えたからです。


もちろん、ウソです!ただ、雨の詩をかきたかっただけです。たはは……。



雷の音が、聞こえる


雨の音が、聞こえる


風の音が、聞こえる




怖くて

僕の気持ちは

高鳴る


そして、堕ちてゆく


ダメになった僕の心音は

ただ誰よりも早く

美味しい食べ物の

味を知るより先に

写真を撮りたがる

馬鹿げた失礼だと

自分でも思うけど

もうやめられない


フリフリの服を着て

ららら、歌い踊ったり、

人生を謳歌するつもりもないけど

したがってるというなら、

したがってることにしておくけど。





雷の音が、聞こえる


雨の音が、聞こえる


風の音が、聞こえる





ずっと考えていたのは

みんなといっしょに幸せになりたい

って、夢の中のおはなし


世界はあなたにやさしい言葉を

そっとなにげなく掛けてくれるに違いない





雷の音が、聞こえる


雨の音が、聞こえる


風の音が、聞こえる





そのなかで

いちばん大好きな世界のことを

どこまでも書き足すことができる

魔法の地図を、指で幾度もなぞり


どこにどんな砂糖が転がっているか

探すのだ

それは、角砂糖かもしれないし、

丸砂糖かもしれない

それは、粉砂糖かもしれないし、

板砂糖かもしれない


ただ平穏な生活を送る悲しみを

わかっておられるのかな?


特別な英雄達よ、


僕という人のほんとうの意味は

あなたという人を思う最後のチャンスを

いつまでも与え続けてもらっていること


わかっておられるのかな?


特別な英雄達よ。





雷の音が、聞こえる


雨の音が、聞こえる


風の音が、聞こえる





悲しみみんな

置き去りにした

僕のなだらかな心音は

けっして手折られないだろう


きっと、

手折られずに

荒れる虚空に向かって

叫びつづけることだろう



雷の音が、聞こえる


雨の音が、聞こえる


風の音が、聞こえる





お読みくださり、誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

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