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跳ぶ、ハロウィン

サヨナラの向こう側、が、これ。

ちょっと、『今日』がまだ続いているので、もう一つ。

いかが?

よろしければ、ですけどね。




喧嘩して

言ってはいけないホントを怒鳴り

一瞬凍ってヒビ割れた愛


襟もとに

指を這わせてみだらになれない

狐がコンと啼く指人形


なぜ逢った

思い返してももっと大好き

理想の姿を見せつけた人


しゅに祈る

信者じゃないけど雲に乗り

回る世界をいっしょに止めたい


黄昏の

大きな円盤思い出す

あのころふたりは重なりあってた


跳ぶ、ハロウィン

ねずみ花火に追いかけられて

ずいぶんはしゃいだ半分こどもで


丘の上

白い家から歌声が

緑葉、濡らして、輝いている







ハロウィン詩集。

これにて終了。


お読みくださり、誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。


でわ、ハッピー・ハロウィン、を。

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