表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/15

お誘い

久しぶりの更新です。


お待たせしました!


背中にガタゴトと振動が伝わってくる。

しかし、反対に頭にはとても柔らかいものに包まれている感じがする。


とても心地良い。


それをもっと堪能しようと頭のポジションをずらすと


「んっ、んんっ…」


と声がした。


何かと思いもうちょっと動かして、感覚を探ると


「あっ、うっ…んっ…あんっ!…んんっっ!」


と声がしたかと思うと頭を支えていた柔らかいものが急に直角になったかと思うと急に浮遊感に襲われ、直後、ガンッと衝撃が体中を走った


たまらず目を覚ますと目の前に涙目の金髪美女と驚いた顔の黒髪メイドがいた。


「んっ…、ここは?…あっ、あの女神め、何処まで俺に嫌がらせをすれば気が済むんだ…


……てか、あなた方、どちらさん?」


すると黒髪メイドが応えた


「此方はこの地を治めるカルボス伯爵令嬢、レオノーラお嬢様です。そして私はお嬢様のお世話をさせていただいているファーレンでございます。この度は…」


ここまで言うとレオノーラがメイドのファーレンをとめ


「ここからは私が説明しますわ。

この度はわたくし共の賊をなすりつけてしまったばかりか、退治して頂き、誠にありがとうございます。誠に勝手ながら、あのまま地に横たわらせておくのは申し訳ないと思い馬車に乗せさせていただきました。


誠にありがとうございました。旅のお方」


と丁寧に礼を言われたので怒ることもできず(こんな12〜13歳のに対して怒る事なんて到底出来ず)


「あぁ、挨拶が遅れました。白虎と言う者です。このたびは馬車に乗せて頂き感謝の仕様がございません。レオノーラ伯爵令嬢様」


と慣れない言葉に戸惑いつつも返しておいた。


「こんな堅苦しい遣り取りはやめにしましょう。ところで何故あのようなところに?」


「(ん〜、何故って言われてもクソ女神に落とされたとも言えないし…)まぁ、ちょっと旅を…ね…。自分探しの旅をしてたんだ」


するとファーレンが首を小さく傾げて


「自分探し?それは白虎さんに似た方を探すということですか?」


と聞いてきた。


似た人探してんだったら既に他人じゃないか…


「つまり、本来の自分…自分とは何かを見つける旅だよ」


「はぁ…そうですか…」



あっ、このメイドさん分かってないな



そこでレオノーラが


「ところで白虎様、どちらに行かれるので?」


「いや、特に決めてないけど…」



そもそもここが何処だか分からないからな…



「なら、ウチの街にいらっしゃいませんか?

もし良かったらご飯をご一緒しませんか?」

私事により、更新が遅くなってごめんなさい。


これからはなるべくたくさん更新出来るよう、尽力しますので、応援よろしくお願いしますm(_ _)m


*公爵→伯爵に修正しました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ