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3月28日
三月二十八日。
今日はちょっと肌寒く、眠気が強い。
「……んぅー」
「眠いですか、メアリーさん」
「……ん」
そんな空気だと、メアリーもあまり長くは起きていられない。
お昼ご飯を食べると、眠くなってしまっていた。
「……むゅ」
「あ」
そうして、ふにゃ、と横になると。
くぅくぅ、と寝息を立てて、眠ってしまった。
「……仕方ありませんね」
床に転がしておく訳にはいかないので、町田青年は空いている椅子で、簡易的なベッドを拵える。
メアリーの身長的に、二つ三つ並べれば充分なので、すぐに寝かせることが出来た。
そうして、二階からブランケットを幾つか持ち出し、被せてやる。
「えへぇ……」
「……ふふふ」
幸せそうな寝顔に、思わず町田青年の顔も綻ぶ。
……店内でお昼寝していた為、様々な客にメアリーの寝顔を写メられてしまったのは、メアリーにとっての最大の誤算であった。
■メアリーの にっき■
きょうね おみせで おひるねしちゃったんだって。
おきたら いすのうえで ねてたよ! びっくり!
でも みんな にこーってしてたから いいことなのかな?
よくわかんない でも つぎはきをつけよっと。
あしたもいいこと ありますように!




