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11月7日


 十一月七日。

 今日は、三人とも早くに目覚めた。


「おはようございます」

「おはよーございますっ!」

「ふぁ……おはよーございまぁす……」


 昨日は町田青年に合わせて、三人とも早くに寝たからである。

 とはいえまだ朝日も登る前となれば、早朝の仕込みにすらまだまだ余裕があった。


「せんぱい、にどねしますかぁ……?」

「いえ」

「えっ」

「少し、走ってきます」

「かけっこ!?」

「えぇっ」


 であれば重畳、時間があるなら身体を鍛えればいいじゃない。

 そう言わんばかりに町田青年はジャージに袖を通す。


「めーちゃんもいく!」

「はい」


 町田青年がおかしなことをすれば、メアリーは必ず着いていく訳で。


「二度寝されるなら、後で起こしますが」

「い、行きます……!」


 このクソ寒い中、盛大に冷え込んだ布団で眠れる筈もなく。

 これはダイエットと自分に鞭打ち、ジャージを纏う夢見なのだった。

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