表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
302/326

10月29日


 十月二十九日。

 そういう訳で、編み物である。


「……おぉ、すっごい」

「店主さん、凄い勢いで編み物してる……」


 メアリーから催促されれば是非もなし。

 町田青年は店の切り盛りの傍ら、黙々と毛糸と棒針を操り続けていた。


「……おじちゃん、すごい!!」

「いえ、それ程では」


 身体の慣れを、思い出す様に。

 町田青年は少しずつペースを上げながら、簡単な物から、徐々に難しくと移り続けていた。

 目標は、セーター作り。それも一週間以内である。


「……手はちゃんと洗いましょうね?」

「心得てます」


 勿論、ちゃんと濡れたり汚れたりしない様に。

 きちんとハンカチ(お手製)を忘れない、町田青年であった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ