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9. 悪いことをするときは言いふらしてはいけません



 膝の上に抱き上げたヨナルをぐりぐり撫で回す。始めは嫌がっていたヨナルも、最近では諦めたのかされるがままだ。それでいいのか、妖怪。


 窓際に置かれた鳥籠で、フェネクスがぴぎーと鳴いていた。


 今日はローランドと会う日だ。両親に声を掛けられない様、両親が起きる前に家を出る。事後報告すれば問題ないだろう。伯父の屋敷だし、公爵家だし。王子と会うなんてばれたら大変だ。


「お嬢様、本日のお召し物はこちらでよろしいでしょうか」


「お茶が入りました。どうぞ」


「髪の結い方はこの様な感じで如何でしょうか」


「そうね。アンナ、アクセサリーはもう少し小ぶりなものにして頂戴。ハンナ、ティーカップの持ち手の向きを考えなさい。教えた筈よ。カンナ、右側が緩いわ。きちんと結いあげて」


「「「はい、お嬢様」」」


 新しい使用人が増えました。両親にリモネの話をしたら、丁度いいと言わんばかり使用人を増やせと言われたのである。その場にいた三つ子のメイドを適当に指名し、護衛として無愛想な騎士を頂いた。何れも両親に弱みを握られている連中である。その内奴隷にするつもりだったのだろうが、特に見目麗しくない彼女達に両親はあまり興味がない様であった。両親にとって利用価値のない存在の方が、いざこざはないので丁度いい。


 彼女達がどんな理由でここにいるのかは知らないが、反抗的な態度をとらない限り十分使ってやろう。下種な笑いが漏れそうだ。


 ハンナの淹れた渋めの紅茶を呑みつつ、技術はまだまだだなと思った。


「お嬢様、本日のご予定ですが。公爵様のタウンハウスには誰を連れて行かれるおつもりですか?」


「じゃあ、アンとディーを連れて行くわ。爺は両親に適当な説明をして頂戴。後できちんと報告しますってね。だから、お留守番」


「……しかし、護衛の面では誰かしら連れて行った方がよいのでは」


「いいのよ。襲撃する人がいるならば襲撃すればいいわ」


 前世知識の防犯アイテムを試すいい機会になる。ファンデーション爆弾とか、スタンガン的布とか、催涙スプレー風香水とかその他諸々。


「かしこまりました。他の者は如何なさいましょう」


「三つ子はミアにメイドとしての基本的な事を学びなさい。爺は時間があれば立ち会ってね。貴女達、歳はミアより上でしょうけど、メイド歴ではいえばあの子の方が経験者よ。歳の差とかくだらない意地を持っているのなら、さっさと両親に返品するから」


 三つ子は必死に首を縦に振っていた。余程辛い職場だった様である。私だったらあんな主人に仕えたくはない。有能な使用人が増えれば、私だって助かるのだ。お互いのために切磋琢磨していただきたい。


「それから、ギルバート」


「はっ」


「貴方、ファーガスと手合わせして頂戴。それで、一般的にどの程度の腕前なのか教えてくださる? 生憎、比較対象がいないのよ」


「お嬢様、私がおりますが」


「爺は騎士じゃないでしょう」


 それに、君は規格外なので。


「御意」


 ギルバートはつい最近まで騎士団に所属していたとか。堅物過ぎて上司に嫌われたと父がにやにやしながら言っていた。詳しい事情は知らない。30代のためか、落ち着いた雰囲気を持っている。爺に聞けば、それなりの実力者だったが、平民出身だったため嫌われたのだそうだ。狩りも出来るそうなので、今度行かせようと思う。


 さて、ここで我が家の経済状況について説明しようか。


 もちろん、お金はある。両親が汚い手で汚いお金を稼いでいるので、汚物のような金は腐るほどある。というか腐った家である。私のいらない高価なものを大量に送りつけてくるくらいの余裕はあるのだ。しかし、使用人やら奴隷やらに対する金はケチなのである。食事に関しては自分達の余り物を食え。服は数年に一度、着られなくなったら支給。寝具に関しては汚い毛布を使い回せという具合である。奴隷も使用人も、似た様な扱いようだ。


 そんな中、私が使用人のためにベッドやら服やら食事やらの金を請求するのは、両親にとってはとんでもない浪費だと思われている。一度、その様な事を言えば他の使用人から奪った、ぼろい服やら汚い毛布やらを押し付けられた。求めているのはこういうのではないと言っても聞かないので、言うのを諦めた。身近で働く使用人に関しては、多少贅沢を許す。格差が激しいのだ。両親に気にいられれば、クリストファーみたいに贅沢な食事や服装をする。その他は塵のような生活をする。その格差が、両親へ媚を売らせるのだ。


 そのため、両親は気にいる使用人以外に金を使いたがらない。それは、私の使用人にしたって同じだ。特に、異母兄弟に関しては奴隷に様に酷く扱えと言われる。使用人のための金銭など、もらえるわけがない。結果、いらない品を換金したり、お下がりにしたりしながら生活している。ただ、食事に関しては一人分に限界があるので、定期的に狩りで仕入れてきてもらっていた。


 実は、こっそり庭の隅に家庭菜園を作っているのは秘密である。世話はミリアーナがしてくれているので安心だ。


 というわけで、ファーガスがギルドで金を稼ぐのも大切だが、食いぶちのために狩りに行かせるのも必要なのである。


 あれ、私って貴族令嬢だよね。


 遠い目をしそうになって、思わず押しとどめる。まあ、両親にとっての貴族令嬢としてはきちんと働いているので、いいだろう。クローゼットにドレスやらアクセサリーやらはがぎっしりだが、容赦のないプレゼント攻撃からすれば少ないだろう。クローゼットに収まっているのだから。


 三つ子の荒い身支度に耐え、一応貴族っぽい服装になった。今日はあまり目立たない様、少し暗めの緑を基調としたドレスだ。両親のチェックもないため、アクセサリーは小ぶりなものばかり。ティアラはないぞ、ティアラは。


「では、行って来るわ」


「「「いってらっしゃいませ」」」


 留守番の使用人たちに深く頭を下げられ、私は馬車に乗るのであった。






 馬車の中では、ディメトリとアンドリューがこそこそと外を眺めていた。ディメトリにとっては久々の、アンドリューにとっては物心ついてから初めての外だ。新鮮なのだろう。私は彼らを放っておいて、ぼうっと同じく外を眺めた。午前中だからか、街はそこそこの賑わいだ。美味しそうなお店を見付けて、涎が出そうになる。


 早く外を歩いてみたい。買い食いしたい。


 両親にその旨を聞いたところ、可愛いイザベラちゃんが攫われると騒がれた。欲しい物があれば買ってきてあげると言われた。そういうことじゃないと言いたいのだが、両親にとって外出とは買い物の事だろう。全く、どこまでも馬鹿な両親だ。買い食いという素晴らしい物があると言うのに。


 今度はお忍び貴族令嬢と洒落込みたいものだ。


 暫く馬車で揺られていれば、公爵家のタウンハウスに到着した。貴族が所有する集合住宅密集地は街並みからして豪華だ。出来れば立派な書庫のある公爵家の御屋敷にお邪魔したかった。きっと普通なら見られない書物があるでしょう。


 人目がない事を確認し、家の扉をノックする。集合住宅とは言え、貴族のお家だ。広さは折り紙つき。そんな家の中でノックが聞こえるのかと思えば、魔法が掛っているらしい。ディメトリが興味津々と言わんばかりにきょろきょろしていた。


 ノックをしてから一分も経たぬうちに、扉が開かれる。そこには、柔和な笑顔を浮かべる、ペンギンスーツ着用の男性がいた。誰だ。


「お待ちしておりました、イザベラ様。私はユルシト様にお仕えさせていただいております、執事のイースと申します。どうぞ、お見知り置きを」


 そう言って深く頭を下げるイースに、私は笑顔を浮かべて淑女の礼をした。


「お初にお目にかかります。わたくし、イザベラ・トリステンと申します。本日は急なおねだりで伯父様を困らせていないか心配でしたの。人がおりまして安心しましたわ」


「可愛いイザベラ様のおねだりくらい叶えてやる、と主人が申しておりましたよ。ささ、奥で主人がお待ちです。どうぞお入りください」


 なんだ、伯父がいるのかと若干がっかりしつつ、タウンハウスに入る。イースの案内で家の中を進むが、見る限り調度品全てに品がありながら、豪華である。我が家がどれだけセンスがないのか痛感する。


 応接間と思わしき部屋に通されたら、そこには午前中から爽やかな伯父が優雅にお茶をしていた。今頃父はきっと優雅に夢の中だろう。


「お邪魔しますわ。親愛なる伯父様」


「いらっしゃい。可愛い私の姪」


 そう言って伯父様は長い足で立ち上がり、腕を大きく広げた。私は渋々伯父に抱きつき、頬にキスを贈る。全く、父が知ったら自分にもやれと言われそうだ。断固拒否する。


「ローランド殿下は正午に参られますわ。よろしくて?」


「ああ、一応人を迎えられるくらい綺麗にはしているつもりだよ。一体、どんな悪巧みをするのかね」


「嫌ですわ、伯父様。わたくし、ちょっと仲良くしたいだけですの」


 父や母じゃないんだから、こそこそすれば悪事という発想をやめていただきたい。分からなくもないけれど。


「第一、王族と関わるという事がどういう事か分かっているのかな」


「まあ伯父様。そんな大袈裟な。これ1回きりに決まっているじゃありませんか。ローランド殿下だってわたくしのような者にそれほど興味はなくてよ」


 ええ、だって押し切りましたし。取り敢えず、情に訴えられる程度にはローランドと仲良くしたいのだ。目指せ処刑回避。


「そういうことにしておこうか」


「ありがとうございます。それから、本日はこの2人を連れてまいりました。あの時赤子だった子が育っているのはなかなか興味深いでしょう」


 背後に控えていたディメトリとアンドリューを指し示す。爺の教育が良いためか、澄ました顔で礼をとっていた。幼いのに立派なものだ。


「ふむ。そうか、あれから3年経っているのだったな」


「彼らは魔法の素質があるようでして。出来れば、魔法に関する書籍をお貸ししていただきたいの。後、訓練用の道具があるならば、それも」


 古い書籍での学習は出来なくもないのだが、世間の流れというのも学んでおきたい。簡易魔法陣が蔓延している世の中だ。その活用方法のコツなど分かるのならば、分かる事に越したことはない。それに、自作魔法陣がどれほどのものか自信がないというのもある。


 もちろん、我が家にそういう努力を必要とする訓練用の道具はない。


「魔法の練習をするには早すぎるのではないか」


 伯父は眉根を寄せつつ苦言を呈す。そう言われるのも仕方がない。幼いころから魔法を学ぶのは推奨されていないから。とはいえ、魔力使わないと爆発するんですーなんて知ったかぶり発言は出来ない。いつもの如く、適当に答える。


「わたくしの従僕ですのよ。才能があるならさっさと開花させていただきたいわ」


「それならば、魔力量の検査に出してみるかい。一般的にはもう少し年を重ねてからするものだけど」


 魔力量の検査、そういえばそんなものがあったかとぼんやりと思い出す。ゲームでは所謂ステータス確認の一部だ。レベルの上限などを確認したり、スキルポイントを配布したり、そういうことをしたような。レベルが上がったのを確認されれば、使える魔法が増えるという仕組みである。しかし、現実でスキルポイントの配布など出来ないと思っていたのだが。 


「どのような事をするのです?」


「そのまま、魔力の量を確認するだけさ。大きな魔力の器があるのなら、それなりの師のもとで修業するのがいいからね。魔法の才能が期待される子供は測定するものだ」


 そう言われて暫く考える。どうやら、普通に魔力を確認するだけのようだ。ゲーム通りであれば、ディメトリは普通より魔力があるだけなのだが、アンドリューに関しては測定不可能である。よくある測定器具ぱーん現象が起こるのだ。


 いやもう、王家に持っていかれるレベルの魔力量だ。下手したらお家潰して持ってかれる。


「測定は致しませんわ。知りたいとは思いますけれど、利用出来るくらいには多いということが分かっていればよろしいのです。それに、人目にさらせば誰に目を付けられるか」


 王族とか王族とか王族とか公爵家とか。


「そうか。イザベラが言うのならそれでいいだろう」


「精霊を集める魔法陣をご存じで?」


「ああ、魔法の初心者が使うものだろう」


「アンドリューは精霊の数の制限を指定しなければ、あれは使えませんの」


 伯父の目がゆっくりと見開かれる。あの魔法陣は初心者でも扱える程安全な魔法陣。ただ、精霊を集めるだけ。精霊が集まっても特に何も起こらない。そう思われてきた。まあ実際害はない。匂いが辛いだけ。


「精霊が多い事は特に問題にはならないのかもしれません。ただ、集まり過ぎると少々匂いが辛いのですよ」


「試してみてもいいかね」


「駄目です」


「しかし、言葉だけ信じろと言われてもなあ」


「では、信じなくてもよろしいですわ」


 私がそっぽを向きながらそう言えば、伯父は苦笑した。どうだ、可愛い姪っ子だろう。吐血しそうだ。


「全く、私の小さな姫君は我が儘で困る」


「能ある鷹は爪を隠すものですわ。そう簡単にわたくしの手駒を晒すわけがありません」


 とは言え、いい手駒があると言うことは見せておく必要がある。私自身に価値はないに等しい。力もなければ権力も人脈もない。あるのは有能な奴隷という手駒だ。伯父にとってはそれほど脅威にはならないだろうけど、暫くすれば有能な人材が育つと知れば、そうそう潰そうとは思わない、筈。


「それもそうだね」


「伯父様もそうでしょう?」


「それはどうかな」


 にこにこ笑う伯父は全力で胡散臭いです。はい。それが伯父の魅力ですね。ありがちな狸爺です。


「わたくしはあんな矮小な家で終わる人間ではないのです。権力を持つ友人を持つぐらい、してみせますわ」


 ええ、あんな家では終わりません。ちゃんと脱出してみせます。デッド・オア・アライブ。もちろん英語のスペルは分かりません。


「それは楽しみだね。私はイザベラの味方だよ。いつでも頼ってもらっていいからね」


 笑顔を浮かべる伯父程怪しいものはない。何が私の味方だ。異母兄弟の存在がなければ私に関わろうとはしない癖に。このタウンハウスだって、異母兄弟を貸し出すという交換条件がなければ貸さないだろう。


「まあ。頼りにしておりますわ」


 精々、私の邪魔をしないで頂けるとありがたい。






 さて、そんな伯父との上っ面の会話をしていれば、何時の間にやらお昼時になっていた。ローランドが昼食を食べてくるか分からなかったので、軽食を用意するようイースに頼む。ディメトリとアンドリューには先に食事をとらせた。


 本日の二人の衣装は詰襟の学ラン風である。首筋を隠すために、前もって爺にデザインを渡していた。きっちり作られているようで、入学したばかりの中学生のような着せられている感はない。動きやすそうである。


 ディメトリとアンドリューは目をきらきらさせながら食事をとっていた。余程美味しいらしい。従僕に先に食事をとらせるのは貴族としてはよろしくないようで、イースが渋い顔をしていたが気にしない。効率重視。成長期の栄養摂取は大切ですとも。


 丁度二人の食事が終わったところで来客があった。玄関まで迎えに出れば、フードを被った明らかに怪しい人物が2名。


「邪魔をする。ウィンスター公爵」


「よくお越しくださいました。殿下」


 伯父が深く深く頭を下げるのに倣い、礼をとる。フードから現れたのは美しい御尊顔だった。ローランドである。


 そしてもう1人、フードを外せば豊かな桜色の御髪がお目見えした。なんてことだ。


 死亡フラグが馬車に乗ってやってきた。


「やあ公爵。私も邪魔をするよ。未来の義弟と遊ぼうと王宮に行けば、何やら怪しい行動をとっているではないか。ついて行くしかないだろう、未来の義姉とおしては」


 爽やかな笑顔と共に独自の理論を展開するのは、第二の悪役令嬢メイリーンである。ローランドはむすっとしながらもすまないと言ってきた。彼は何かと下手だ。素直の弊害である。


 私は遠い目になりながらも、ローランドとメイリーンを連れた伯父に続く。その後ろにはイースとディメトリとアンドリュー。カルガモの親子並みにぞろぞろ続いていた。


 そんなカルガモな私達は応接間に入れば、イースは素早くお茶を入れ出す。ディメトリが御客人2名に椅子をすすめ、アンドリューはにこにことフード付きの外套を預かった。見事な動きである。


 あれ、アンドリュー3歳児だよね。私より働ける気がするのだけど。


 メイリーンとローランドの向かいに、伯父と共に座る。なんだか三者面談を思い出した。


「さてと。ローランド殿下とイザベラ殿は一体何を企んでいるんだい」


 誰も彼も私が純粋にお友達ときゃっきゃうふふするとは考えないのかね。考えないんだね。


「あらあらメイリーン様。わたくしは親愛なる王族の方と交流したいと思っているだけですわ」


 ローランドに同意を求めるために視線を移せば、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。何故。


「何をして、かな」


 伯父がにこやかに尋ねてくる。いや、だからなんでこう、保護者同伴で悪戯を叱られるような状況になっているのだろう。何もしていない。まだ。


「本の紹介をしたいのですよ。聞けば、殿下はなかなかご優秀だとか。是非お話したいですわ」


「それはパーティーでも出来たのではないかね」


「実物をお見せしたかったのと、子供だけでお話ししたかったです。大人はすぐにあれが駄目、これが駄目と言いますわ。少しは殿下も自由にしたいのではと思ったのです」


 ふむ、と伯父は考える様に腕を組んだ。その目は愉快そうに笑っている。明らかに私の建前は信じられていない。純粋培養の令嬢ですけど。


「取り敢えず、メイリーン嬢、殿下、昼食はお済みで?」


「いいや」


「私も食べていないよ」


「では、まず昼食と致しましょう。その後、子供同士で自由にお喋りをするといいよ。イザベラ」


「ありがとう、伯父様! 大好きよ!」


 イケメンは皆愛していますとも、ええ。







お読みくださり、ありがとうございました。


06/25 0:10 一部訂正

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