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猥褻行為は未成年なら問題はない・・・はずだ

一回手直ししたものです。内容自体はそう変わりません。


最近違う小説も書き始めたので更新速度は更に遅くなります、すいません!…これよりもっと酷い話ですができたらもう一つのほうも読んでください

side ディス

「逃げられた…のか?」


なんか逃がしてもらった雰囲気だが、あの状況なら俺のほうが有利だった。…気もする


「それにしてもなんで俺が狙われるんだ?」


あの格好からしてここにくるまでに戦ったあの男と何か関係がありそうだが、あの男は剣を使う。今戦ったやつは魔法を使う。随分対照的だ


「まずはここから出るkっ!?」


立ち上がった瞬間に俺はさっきまで歩いていた大通りのど真ん中に戻る


「???」


辺りを見渡すが周りには人がたくさんいて、あの広場の光景など全然ない


(どうなってるんだ?)


俺は今の状況が飲み込めず狼狽する。そして周りを観察していたら、周りの人達が俺に視線を集中しているのに気がついた


(まさか帽子が?)


帽子が取れて獣耳が周りの人に見られたのかと思い頭を手で触るが帽子はちゃんとあった


(じゃあなぜこっちを見る?尻尾も露出していないようだし…意味がわからん)


俺は視線のせいで居心地が悪くなったので周りを無視して道を歩いていく


「駅は真っ直ぐ…って言われたけどさっきと場所が違うしな」


よくよく考えるとここはさっきと違う場所なので道を真っ直ぐ進んでいっても着くかどうかわからないのである。仕方ないので俺はそこらへんの人に道をたずねることにした


「すみません、少しいいですか?」


「えっ!な、なんだいお嬢ちゃん??」


声をかけた四十代ぐらいの男性は何故か物凄く狼狽している


「駅にはどうやって行けばいい?」


「え、駅かい?な、ならここから真っ直ぐ行った所にあるよ。大体十分ぐらいで着くかな」


「…なんだ場所はあまり変わってないのか。ありがとう」


てっきり場所も変わっているのかと思ったらそんなに変わっていないらしい


「お、お嬢ちゃん!ちょっと待ちなさい!」


「?なんだ?」


道を聞いた男性が俺を引き止める


「そ、その格好は流石に…」


「格好…?…あ」


よく服装を見てみたら服はボロボロになっていた。ローブは所々切り裂かれ肌が露出している上に、殆ど原型をとどめてない状態だった。さらにあの灼熱空間にいたせいか、全身汗だくになっているから薄手のシャツが殆ど透けている状態。簡単に言えば裸とそう変わらない。唯一の救いはローブの切れ目からはあのタトゥーが見えないことぐらいだ


「さっきからなんか身軽だなって思ったら服がボロボロだったのか」


「と、とにかく!お嬢ちゃん、お母さんとかはいないのかい?」


「…いない。けど気にするな、俺は平気だから」


俺は急いでこの場を離れ駅へと向かった








「立派だな」


駅の外観はまるでロンドンにある有名な建築物の様にレンガ造りの立派なものだった。だがあまりにも古風すぎるせいか駅よりは要塞に見えなくも無い


「レイエルはまだ来てない…ならここで待てばいいか」


俺は駅前にある木のベンチに座り、レイエルを待つ


「…暇」


今日は待つことが多いようだ。最初はクーと梟を探しに行こうかと思ったが、あの結界から抜け出して言い付けどおりにレイエルのところに行ったのだろう


「そこのお嬢さん?」


「……なんだ?」


ぼーっと暇してたら、胡散臭い笑みを浮かべた中年で肥え太ったお腹のオッサンに声をかけられた


「そんなに警戒しなくてもいいよ。オジサンはね、この国の児童相談所の者でね。君みたいな子供を助ける仕事をしているんだよ」


「ふーん、で用は?」


「実はね、さっき通報があったんだ。ボロボロの服を着た女の子が町にいるから助けてあげてほしいって内容でね」


そういえばさっき服のせいで周りの奴らに変な目で見られた。どうやらあの連中の中に通報したやつがいるらしい。物好きだな


「だからオジサンは君を助けにきたんだよ。オジサンと一緒に君みたいに身よりのない子の為の施設にいこうじゃないか?」


「気づかいは嬉しいけど、俺はここで人を待ってる。だからそんな施設にいく必要はない」


「人を待ってる?その人は信頼できるのかい?もしかしたらその人は悪い人で、君に酷いことをするかもしれないんだよ?」


「しつこい…問題はない」


「でもね〜、きm「私の連れに何かようか?」うわっ!」


オッサンの背後から何かの箱を持ち、肩にクーと梟を乗せたレイエルがオッサンの肩をつかみ現れる。何故か表情が曇っているが…


「な、なんだね!君は!?」


「言ったろ?この子の連れで保護者代わりをしているものだ」


いつから保護者代わりになったんだ?とそんな疑問も無視するかのようにレイエルはオッサンの肩を砕かんばかりに力を込める


「痛たたたっ!!な、なにしやがる!?」


「何故かな…私は今無性に腹が立っている。貴様…この子に何をした!」


「痛ぇぇ!」


「おい、その辺にしとかないとそいつの肩が二度とあがらなくなるぞ」


オッサンの肩からは骨が軋むような音を通り越して割れるような音になっている


「…そうだな。ふっ!」


「うっ!……」


レイエルはオッサンの首筋に手刀を決め、意識を刈り取る


「そこまでするか?」


〔キュ!〕


〔ホー〕


荒事が終わった瞬間にクーと梟はそれぞれ右・左の肩に乗る。どうやら俺の肩が定位置のようだ


「こいつは手配中の犯罪者だ。殺しても罪にはならん」


児童相談所とかは嘘だったようだ。まぁ顔からしてこんなのに助けてもらいたくないけど


「へー、何の罪だ?」


「殺人、誘拐に人身売買、違法薬物に違法魔導具の密輸に販売等だな」


「こいつが奴隷商人…」


「そうだ。…特に人身売買に狙われる子は身よりの無くなった孤児ばかり…身よりの無い子供を攫っても誰もなにも言わないからな」


「…ふーん」


俺も奴隷にされても文句は言えない境遇なため、こいつに売られた子供たちの事を考えると自分のことのように感じられたがそれを見せないように平静を装った


「こんな奴は後で通報しておけばいいが、今はディスだな」


「なにがだ?」


「その格好だ!いったいどうしたんだ!?まさか…この男に無理やり…?」


「そんな訳ないだろ。こんな奴なんかに強姦されてたまるか!」


「じゃあ何故だ!?」


「それは…えーっと、その」


(困ったな…俺の事情にレイエルを巻き込むのはひけるし…しかも襲われた事情を話すとなると俺のことも話さなくてはならないしな)


「…転んだ」


散々悩んだ末の答えがこれ、もっとマシなの考えれば良かった


「……それを私が信じるとでも?」


「…やっぱ無理か?」


「ああ。さすがにそんな嘘では子供もだませないぞ?」


「いや、その、あまり人に話すことでもないし」


「私はディスの保護者代わりだぞ!聞く権利はある」


「いつから保護者代わりになった!?俺はそんなことを許可した覚えは無い!」


「この国ではそうなんだ!」


「この国…では?」


「この国に入国する時、お前の身元を証明できなかったから私を保護者にすることで入国できたんだ。だから私はこの国ではディスの保護者になっている」


「…そんな話聞いてないぞ」


「ずーっと寝てたからな」


そういえば到着まで寝てた…起きたのはこの国に入ってからだし


「…そんなに話し辛いのか?」


「ちょっとな…個人的なことだし、他人を巻き込む気にはならないから」


「…そうか、あまり個人のことは言ってはいけないな。だが困ったら言ってくれ、きっと力になれるはずだ」


「…ありがと」


なぜかはわからないが俺の胸が熱くなるのを一瞬感じた


「しかし弱ったな。その格好では電車には乗れないし…仕方ないどこの洋服店で何か買うか」


「そんな都合よく店があるわk「此処から少し歩いたとこにあるから心配するな」…ご都合主義だ」


「なんか言ったか?」


「いや、なにも」


「じゃあ、あの店に行こう。もうそろそろ昼になってしまうしな」


俺とレイエルは洋服店へと歩いていった





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