久々の戦闘だな・・・
今回は戦闘とかかなりしょぼいです・・・。
つまらなかったらすいません。
side ディス
村に着いた。道中は特に変なことはなかったので省く
「村自体に被害はあまりないか・・・。」
見た感じ建物などは破壊されてないようだ。だが畑のようなものは焼けていたし、村人が何かにおびえるように村を歩いている
「まずは村長の家だな。」
俺は村長の家を目指し歩いていく。
・・・場所はどこだ?
「やっと着いたな。」
村長の家は割と簡単に見つかった。他の家より一回り大きかったし目立つ
コンコン
「だれだー!」
ドアからは大柄な男が出てくる。たぶん村長か?
「ギルドの依頼を受けたものだ。」
「は?・・・餓鬼の遊びに付き合ってる暇は無いんだ。帰れ帰れ!」
「・・・ふざけてなどいない。俺は冒険者だ。」
「今は立て込んでんだよ!俺が切れる前に早くうせろ!!」
さっきから切れ気味というより完全に切れている村長
「そういうセリフは俺の実力を見てから言うんだな。」
「いったな糞餓鬼!!!」
村長?は思いっきり殴りかかってくるが、俺は村長?の腕を掴み殴りかかってくる勢いを利用して村長?を背負い投げする。
「ぐはっ!」
「俺の実力はわかってもらえたかな?」
「ええ、とてもよく。」
いつの間にか玄関口には中年の女性が立っていた
「あんたは?」
「この村の村長で、名前はアーリー・クルジス。そこにいるのは夫のザキよ。」
倒れている村長?を指差す村長。どうやらこの女性が村長のようだ。
それにしてもザキって・・・死の呪文は縁起悪いな
「依頼で来た。早く依頼内容を教えてくれ。」
「わかったわ。じゃあ家の中へ。」
俺は家の中に入る
「ちょっ!俺は!?」
「回復してから入ってきたら?」
「手伝う気とか無いのかよ!?」
「ないわよ。じゃあ頑張って。」
ドアが完全に閉まる。
この世界でも女のほうが強いところがあるようだ
「さて、大まかだけど話すわね。まずは・・・・」
説明中~(無駄に長いので省きます)
「・・・というわけよ。」
「なるほど。」
村長の話を纏めると、
村の郊外でドラゴンが一匹やってくる
↓
しばらくたつといきなり暴れだした
↓
最初はそこらへんの何も無い場所だったが、どんどんエスカレートして畑までも破壊しだした
↓
そして次の日には二体目のドラゴンが現れた
↓
今までの破壊活動が活発になり、このままいくと村が崩壊してしまう。ドラゴンをなんとかしてくれ。
といった感じだ
(ドラゴンが急に暴れだしたか・・・。少し気になるな。)
「・・・わかった。この依頼を引き受ける」
「っ!ありがとうございます!!」
「・・・いちおう礼は言っとくぜ。」
村長は頭を下げ深々とお礼を述べるが、死の呪文はそっぽを向いて機嫌が悪そうだ。
まぁ第一印象最悪だしな
「さてまずは場所を特定しようか・・・。」
俺は家の外に出て耳を使いドラゴンの正確な位置を特定する。
この耳は前にもいったがかなり遠くの音を完全に拾うことができる優れもの。これを使えばこの村から半径6・7キロぐらいの距離の音を聞き分けられる。
その気になれば此処からでもクイラの話し声ぐらいは聞こえる
「・・・・・・・・いた。ここから東だな。」
俺は村の東方面へと向かった
「見つけた。」
〔〔ギャォォォォォォ!!!〕〕
俺の目線の先には怒り心頭といった感じのファイアドラゴンがいる。
ファイアドラゴンは前世の世界にあった怪物狩りゲームに出てくるリ○レオスそっくりだ。違うところは翼がでかいのと四本足になってるぐらいだな。
〔ギャオ!!!!〕
一匹に見つかってしまったみたいだ
{クリアランス・改}
俺は光の槍をこちらを向いているドラゴンに放つ
〔ギャオ!っ!?〕
ドラゴンは光の槍を強靭な腕で弾き落とすが、そのさいに発せられた強力な閃光に目がくらむ
〔ギャオオ!!〕
二匹目にも発見されたようだ
「さぁ、もう一匹が目覚めるまでの間に倒さないとな。」
{ウインドカッター}
〔ギャっ!?ギャオオ!!〕
俺は手のひらから三日月形の風を放つが、ドラゴンの身体に僅かな切り傷を作るだけの結果に終わった
「ドラゴンスケイル・・・・厄介だな。」
ドラゴンスケイルはドラゴンの鱗の呼称だ。強固な鱗は如何なる武器も弾き、魔法さえも通さない。
ドラゴンが強いといわれる要素の一つだ。
〔ギャオオオオオオ!!!!〕
ドラゴンはこちらに突っ込んでくる
{アースウォール}
俺は目の前に硬化した土壁を作り出すが・・・
ドガァァァ
轟音と共に壁は砕け散る
{ウインドカッター・改}
無数のカマイタチがドラゴンを襲う
〔ギャオオオオオ!!!!〕
ドラゴンは身体中に傷ができ翼もボロボロになる
「もうお前は飛べないだろ。」
〔ギャオオオオオ!!!〕
どうやらもう一匹は回復したようだ
「二匹とも消えてなくなれ!!」
{ウォーターアロー・改}
二匹のドラゴンを水でできた無数の矢が囲む
「・・・・やりすぎた感じだな。」
水の矢の数は魔力を込め過ぎたせいで数が半端無い。軽く数百は存在している
「・・・殲滅魔法にでも登録すべきかな?」
〔〔ギャオっ!?〕〕
「無数の矢で消し飛べ!!!!」
水の矢は一斉にドラゴン目掛け放たれる。
ドドドドドドドド!!!!
そしてドラゴンの周りは水の矢のせいで舞った土煙が視界を遮った
『魔法説明』
{アースウォール}
大地系統の初級魔法。
使われている陣は円陣。
刻まれているルーンは『凝固』『造形』『硬化』『吸収』の四つ。限界数は七つ。
地面から硬化状態の土壁を生成し正面からの攻撃を防ぐ防御魔法。当たった魔法は土が吸収しある程度まで無効にできる。実弾、実剣の場合は殆ど弾く。
サイズは使用者の込めた魔力によって変わるが、最大のサイズは家一軒の大きさが限界。
{ウインドカッター・改}
ウインドカッターの改良版。
使われている陣は円陣
刻まれているルーンは『凝固』『複製』『加速』『鋭化』の四つ。
風を三日月形のカマイタチに固め相手を切断する魔法。数が増えている点以外変わった所は無いが、より避けづらくなっている。