無茶かどうかはやってみなければわからないさ
今回は久々の説明が多いです!
いつも多いんですけどね(^^;)
ご意見、感想待ってま~す。
side ディス
「おはよう。」
「ああ、ディスちゃんは早起きだねー。」
俺は朝の仕込みをしていたキラーに挨拶をする
「クイラはまだ寝てるぞ。」
「そりゃね〜。まだ朝の五時前だし・・・良い子はまだ寝てる時間だよ。」
「残念ながら俺は育ちが悪いんだ。口調でわかるだろ?」
「そんなことないと思うんだけどな〜。・・・ところで朝食食べるかい?」
「いや、いつもどうりの時間で構わない。俺はこれから鍛錬だ。」
「・・・そうかい。でも鍛錬ってなにするんだい?」
「走りこみと筋トレと魔法制御だな。」
「関心だね。最近は体力のない若者が多くなってきてるし。」
「たかが百キロだ。体力なんか必要ないさ。」
「・・・それは十代未満の子供がやる量じゃないね。」
「そうか?」
「・・・まぁ頑張ってきなさい。」
何故か呆れ顔のキラー
「?ああ、わかった。」
俺は宿屋を出て、街を走り抜ける
現在は午前八時。朝食の時間だ。
俺は走りこみと筋トレが完全に終わったので宿に帰ってきた。魔法制御は被害が出たら困るからやめた。
「良い時間だね。朝食いるかい?」
「もらおう。レイエルとマリーは?」
「マリーならもうギルドにいったよ。レイエルはまだダウンしてる。・・・はい、これ朝食ね。」
ベーコンエッグとシリアルのような乾物が出される
「マリーは酒豪なんだな。」
俺はシリアルを食べながら会話する
「そうだね〜。昔から彼女は酒なんかには強かったな〜。」
「マリーの事に詳しいんだな?」
「ん?ああ、長いつきあいだからね。マリーもレイエルも、そして彼女もね・・・。」
キラーは昔を思い出したのか顔を悲しみで染めている
「・・・すまない。立ち入ったことを聞いたな。」
「気にしなくていいよ。」
「・・わかった。・・・ありがとう、朝食美味かった。」
俺は朝食を食べ終え、席を立つ。
「あれ、ディスちゃんどこ行くの?」
いつの間にかクイラが側にいたようだ
「ああ、今からギルドに行ってくる。」
「そうなんだ・・・頑張ってね!」
「ありがとう。」
俺は宿屋を後にしてギルドへ向かう
今はギルドで本を読んでいる。この本はギルドの規約、歴史、職業など色々だ。
読んだことを簡単に説明する。
まず規約。規約はルールの様なものでやってはいけないことや基本的な事が載っている。
1.採取などの調達依頼は指定された場所で調達すること。
2.討伐は対象を狩った事を証明するための物品を提出すること。
3.特例以外で依頼中に他の依頼を受けてはならない
4.他の冒険者の依頼を横取りしてはいけない。
5.依頼の終了確認は近くのギルド支部で行う
ぐらいだ。他にも色々と書いてあるがどうでもいいので省く。
1がある理由は大抵がその場所しかないものが多いからだ。その他の場合は質の違い。たとえ同じ品種でも環境によっては粗悪品の可能性がある。
2は昨日レイエルが言っていたことだな。魔物を狩っただけで証明できる訳ない。 ついでに大型の魔物の場合の証明部位は回収専用の魔導具を貸してもらえるそうだ。
3は多重の依頼を禁じている。理由は依頼がそこまで存在しないからだ。特にクラミュスはほかの大陸に比べ魔物が非常に少ない。だから一人が大量に討伐の依頼を受けると他の冒険者にまで討伐の依頼がまわらなくなる。
4は当然のことだがたまに守らない奴がいる。レイエルは・・・微妙だな。あいつは俺の目標を勝手に倒したが依頼の達成に問題なかったしな。
このルールは冒険者同士の喧嘩防止対策でもある。冒険者は大抵が戦闘する事ができる。だが相手を殺してしまう事が多い、なぜなら武器は魔物などと戦うために威力が高いし、魔法は武器なんかより遙かに高い致死率を持っているからだ。
5は単純に依頼を早期終了にするためだ。依頼によっては一刻を争うのもある。だけど基本的に依頼は近くの街や村などのものが多い。
纏めて説明するとギルドの規約はこんな感じだ。
次は歴史だが・・・長いのでパスだ。自警団が大きくなったのがギルドだと思っていい。
最後は職業だ。
まずは剣士。これは主に剣を使って戦闘を行う人のことだ。剣士は近接戦闘を得意とし、遠距離が苦手な職業。なお、魔剣を使っている人は魔剣士といいエンチャント系の魔法を使って剣を強化する。
魔剣士になる人は少ないが、普通の剣士になる人間はかなり存在している。魔剣士になる人が少ない理由は、あまりいい職業ではないイメージがあるから。
魔剣士のイメージは「魔法使いのなりそこない」といった感じで、魔法の適正が少ない人が魔法を使うために考案したのが魔剣だからだ。
次は銃士。これはこの前も言ったが、主に銃を使い遠距離戦を得意とする職業。
銃士には分け方があり、短銃や長銃を使う人は銃騎士といい、魔銃とよばれる魔法媒体を搭載したものを使う人は魔銃士と分けられている。
銃騎士は正確には国などの軍隊や治安維持部隊に所属している銃士の呼称だ。なぜそう呼ばれるのかは良くわからないが、たぶん名前に神聖なイメージを持たせ好感をあげるのが目的だろう。名前の響きはいいが、真っ先に前線で死ぬタイプの職業だ。俺のいた日本で言うなら足軽だな。
魔銃士は魔法適正が高く、銃なども使えるセンスがないと使いこなせない。なぜなら魔銃の弾丸は全て使用者の魔力を固めたものだからだ。
次は槍使い。主に槍と盾を使う職業。槍使いは近距離と中距離を得意としていて、相手の攻撃は盾で防ぐといった戦法をとる。弱点として攻撃に小回りが利かないといった点と武器と盾の重量が重く動きづらいといったところだ。
なお、魔槍を使う人は魔槍使い。魔槍使いは非常にスキルが必要で動きづらい魔槍を使いながら魔法を放たなくてはならない。だからこの職業はあまり存在しない。
だがこの職業は歴代の英雄が多かったとかで非常に人気がある。・・・実力未満で挫折するのが関の山だがな・・・。
次は魔法使いと僧侶。主に杖と手袋の魔法媒体を装備している職業。遠距離と中距離を得意としていて、近距離にめっぽう弱い。
魔法使いは魔法適正が高い人がなる職業で、数はそこまで多くないが別に少ないわけではない。
一人での戦闘は不向きで後衛向きな職業だ。魔法媒体が杖の人は攻撃系の魔法が得意な人が多い。理由は杖は攻撃するとき使いやすいからで、逆に手袋の人は完全にサポートタイプ。
僧侶も魔法媒体などは一緒だが根本的に違うところがある。僧侶は攻撃系の魔法が殆ど無い。僧侶は使える属性が水、または光系統でなくてはなれないからだ。もちろん水や光は威力が高い魔法も存在するが全て上級で普通の人は使えない。
なお、僧侶はかなり重宝される存在だ。
最後は暗殺者。主に短剣・短刀を使い、超近距離戦を得意とする職業。相手の背後に影のように忍び寄り気取られる前に相手の首を切り裂くといった戦闘が得意。
この職業の人は魔法が使えない人か、闇系統の魔法しか使わない人がなる職業だ。闇属性の適正がある人は嫌われやすい。なぜなら闇は魔族がよく使う属性で、残虐なものが多いからだ。
この職業は他の職業よりスキルが必要となる。
職業に関してはこんな感じだ。長い説明ですまない。
「あら?ディスはお勉強?」
「っ!・・・マリーか。いきなり声をかけるな。」
後ろからいきなり声をかけられ少しびっくりする。
「ごめんなさいね。ディスがさっきからボーとしていたから心配で。」
「それはすまなかった・・・。ところで体調は大丈夫か?」
「ええ。問題ないわ。酒に負けたこと無いのよ。それより今日も依頼を受けに来たの?」
「・・・ああ。」
「ふーん。どの依頼?」
「これだ。」
俺は依頼掲示板の一枚の紙を指差す
「どれどれ・・・えっ!?」
「・・・どうした?」
「どうしたってこれランクBの依頼よ!!あなた昨日冒険者になったばかりでしょ!?」
「問題ない。レイエルの推薦状は貰っている。」
俺はローブの中から直筆の推薦状を取り出す。・・・もちろん本物だ。
「・・・・本物みたいね。」
「なら依頼は受けられるはずだ。」
「・・・やめておきなさい。はっきり言って無謀もいいところよ。」
「問題ない。それに・・・」
「それに?」
「こいつらの材料が必要なんだ。」
「・・・わかったわ。少し待ってて。」
マリーは受付のところに戻り依頼の手続きをしにいった。
「・・・こいつらの材料と後はあの物質だけだな。」
俺は少し考えに耽っていた
「待たせたわね。依頼の受注を認めます。依頼内容は”ファイアドラゴン”二頭の討伐。場所はこの街から北へ五キロのクルジスという村です。なおこの依頼は制限時間が設けられ、二日以内に依頼を終了させてください。」
「了解。目標を速やかに討伐してくる。」
「・・・気をつけて。」
俺はギルドを後にし、依頼場所である村へと歩を進めた
『魔法説明』
{ファイアバレット}
ファイアボールを魔銃士ように改造したもの
使われている陣は円陣
刻まれているルーンは『凝固』『回転』『加速』の三つ。
魔銃の弾丸といわれる魔法で、それぞれの属性分存在する。全て同じルーンが刻まれているのが特徴。
威力は高くも低くも無い。基本は連射して使う。