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Tips①

■登場人物紹介■


後宮(うしろぐ) (たける)

 主人公。平凡な高校二年生。

 恋愛ごとに縁がなく、一度も恋人ができたことはない。しかし女子とは比較的仲良くなることが多く、実は男友達より女友達の方が多い。

 しかしどんなに女子と仲良くなっても誰とも恋愛関係に発展しない(好意を示してもらいない)ため、恋にかなり奥手になってしまった。

 脚フェチ。


神楽坂(かぐらざか) 未琴(みこと)

 高校三年生。学校一の美女と称される超有名人。

 膝裏まで伸びる黒髪のポニーテールを束ね、シャープに整った非の打ちどころのないスレンダー美人。

 穏やかな表情の奥に深淵を思わせる漆黒の瞳を煌めかせる、美しさの中に凄みを持つ少女。

 一見ただの女子高生だが、その実は世界滅亡を目論む悪の組織『インフルエンサー』の首魁であり、その唯一の生き残りでありながら、一人で世界を滅ぼす力を持つ。人類最後の敵。この世界におけるラスボス。

 尊と出会ったことで未知の感情に気づき、それを理解するために彼と恋することを決めた。


有友(ありとも) あさひ

 高校二年生。尊のクラスメイト。

 派手な金髪に薄褐色の肌を持つ、パッション系のギャル。普段から胸元のボタンを多く開けたり、スカートをギリギリまで短くしたりと、開放的で露出度が高い。

 コミュニケーション能力が高く、誰とでもすぐ友達になってしまう。交友関係がかなり広く、いつも不特定多数の友人と過ごしている。

 尊とは二年生になってからの仲だが、席が前後なため、彼女の性格もあって瞬時に打ち解けた。

 ボランティア部に所属しており、人手が必要な時はよく尊に手伝いを頼んでいる。

『うっしー』というあだ名は初対面時に考案し、一度も尊を名前で呼んだことがない。しかし呼び名をつけることこそが彼女の親愛の証。


安食(あじき) (かえで)

 高校一年生。

 百四十一センチしかない小柄な少女。毛量が多い亜麻色の髪は腰ほどまであり、雰囲気はもふもふの動物のよう。

 おっとりと控えめな性格で、しかし言うことは言う。幼なげな容姿とは裏腹に包容力が豊かで、時折強い母性を垣間見せる。

 小柄ながらも大食漢で、大量の食事をあっという間に平らげてしまう。彼女の胃袋の限界を見た者はいない。

 食べ物はなんでも好きだが、甘いものは特に止まらなくなる。しかし過度な激辛は好まない。

 ボランティア部に所属しており、尊とは彼が何度か手伝いに来た際に交流を深めた。


姫野(ひめの) 真凛(まりん)

 高校三年生。未琴のクラスメイト。

 トップアイドル顔負けの愛くるしい顔に、豊満な胸をはじめとしたグラマラスなスタイルと、圧倒的な容姿を持つ美少女。

 黒髪のボブヘアで、お洒落重視の眼鏡、ぷるんとした唇が特徴。少女らしからぬ大人っぽい色気を持つ。

 自らの容姿に絶対的な自信を持っており、常日頃から可愛いアピールを欠かさない。しかしそれが鼻につかない、無邪気で愛らしい性格の持ち主。

 しかし案外しっかり者であり、後輩に対しては良きお姉さんとして振る舞えるだけの器量がある。

 ボランティア部の部長であり、尊とは彼が何度か手伝いに来た際に交流を深めた。

 自分は眼鏡を掛けている姿こそが一番可愛いと思っており、裸眼姿はあまり見せたがらない。




■用語■


・『感傷的心象(エモーショナル)の影響力(・エフェクト)

 思春期の多感な少年少女の中で、特に周りに強い影響力を持つ人が発現する、自分の心象で世界に影響を与える特殊能力。

 強い情動で周囲に実際的な影響を起こす異能。物質の変質、人の感情や行動への干渉、事象や概念の変革など、その系統は人の心の数だけある。主に、軸となる心象が強く鮮明であるほど、強い強制力のある影響力になるとされている。

 多くは対象の根底に影響を与えて変容させるため、その変化を外野から認識することは難しい。

 人間の心象が能力として形作られるため、本来は一人につき一種類の能力しか発現しない。しかし神楽坂 未琴は複数の強力な能力を所持していると言われている。

 子供が持つ爆発的な心情によるもののため、大人になるにつれ能力は失われていく。

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