なぜ、いじめが生まれるのか。
こんにちは。
いじめとは、意外と身近にあるものです。
そんないじめを被害者、加害者、傍観者の3視点を経験したことのある作者が自分なりの意見を述べたものです。
これは科学的根拠などがしっかりしたものでは無いため、真正面から受け止めず、こんな意見もあるんだなー的な軽い感じで受け止めていただけると幸いです。
ただ、これによって少しでもいじめが減ってくれたらなぁと願っています。
願わくばこの世の多くのものが幸せであることを願って。
いじめ(イジメ、虐め、苛め、英: Bullying)とは、相手に精神的、身体的に苦痛を与える行為であり、犯罪行為、または (あるいは) ハラスメント行為である。
wikiより抜粋
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さて、皆さん。いじめをしたことがある人は意外と多いのではないでしょうか。
もちろん、いじめをしたこともされたことも無い人もいるでしょう。そんな人は、とてもいい環境で暮らしてきたか、いじめたことを自覚していないかのどちらかでしょう。
では一体、いじめが起きる原因はなんなのでしょうか。
まず第一に、いじめられた方に原因があるというものが挙げられます。これは、いじめの中でも比較的ありがちなことです。そして、いじめの内容が過激化しやすいものでもあります。
これは、大きくわけて3つのパターンほどに分けられます。
1つ目は、いじめられた側が意図して、悪意ある行動を行ったパターンです。
これは、やられ始めて直ぐにいじめられた側が自分の悪い事を認めることで止むことがありますが、大抵はいじめられた側も意固地になって自らの罪を認めず、いじめがエスカレートすることが多いと思います。
2つ目は、いじめられた側が意図せず、悪意いる行動のようなことをしてしまったパターンです。
これは、最近増えている事例だと思います。SNS上で起きやすいパターンですね。例を挙げると、
A「○○にいこーぜー」
B「俺行く」
C「私も」
D「僕もー」
A「○○までなにで行く?」
B「チャリ」
C「電車」
D「自転車」
E「○○に行くの?俺も行くー」
A「何で行くの?」
E「は?」
Eが退出しました
Bが退出しました
Cが退出しました
Dが退出しました
次の日からAがいじめられる。
これは大袈裟な例ではありますが、何で行くを、何で行くとA以外が捉えたことによって起きたいじめとなります。このように、表情やイントネーションが分からない文字でのやり取りによって、このようなことが起きる事例があります。これを解決するのはしぜんにおわることや、警察沙汰になる又はいじめられた側が自殺することで終わりを迎えるでしょう。
3つ目はいじめていた側がいじめられるというパターンです。
これは、非常に少ないものではありますが、いじめが解決した後に、いじめられた側がいじめていた側の主犯と仲良くなり、(いじめの主犯はコミニュティでの中心人物である場合に限るが)報復としていじめていた側の(コミニュティ内で立場の低い)1人をいじめるというものになります。因果応報ですね。これも2と同じく自然に終わることや、警察沙汰になるまたはいじめられた側が自殺することで終わりを迎えるでしょう。
第2に、ただの遊びが発展して起きてしまうものが挙げられます。最初はただ、1人に対してちょっかいをかけていたのがエスカレートすることでいじめに発展してしまうものです。これは、小さい時期によく起こる事例です。
これは、とてもタチの悪いいじめで、いじめている側にとっては遊びの延長でしかなく、それが悪い事だと認識していないことが多いです。実際に作者も、いじめだと言われなければ気づきませんでした。このいじめは、いじめている側がそれをいじめと認識した時点で終わりを迎えることが多いですが、第1の3パターンになる事がまれに起きます。ちなみに作者が最初にいじめられたのはこのパターンです。
第3には、いじめられた側の容姿が醜かったり、極端に価値観が他の人たちと噛み合わないこと又は障害者であることによって起きるものが挙げられます。
これは、人間、いや、動物としての根源的ないじめであると言えるでしょう。動物は自らと極端に見た目が違うものを敵視又は仲間外れにする傾向があります。実際に、キリンなどでも、先天性色素欠乏症のものが産まれると、群れから追放します。日本語でしょうがいしゃを、障害者と呼んでいたのもこのような根源的なものの影響でしょう。これらはいじめる側の価値観が大きく変わらなければ、自然に終わることや、警察沙汰になる又はいじめられた側が自殺することで終わりを迎えるでしょう。
第4にコミュニティ内の平和を保つためというものが挙げられます。
これを聞いて矛盾していると感じる方も多いでしょう。しかし、実際に人間は1つの敵を作ることで団結力が上がる傾向があります。戦時中の国家でいえば敵国。普通の国家だと仮想敵国がそれに当たります。大きなコミュニティであればあるほど団結する為にこの敵の必要性が大きくなります。今の日本でも、北○鮮や中○の一部、○シアの一部や韓○の一部がこれに当たるでしょう。
第5に、八つ当たりというものも挙げられます。
これは、あまり長く続かないことが多いでしょう。所詮、八つ当たりでしかないので。しかし、いじめていた側のイライラが長く続いていじめが長引いた場合、いじめている側のイライラの原因が無くなったあともいじめが続く可能性があるので、少しタチが悪いです。
これらを見て、思ったことがある人もいるでしょう。いじめが無くなる可能性が低いのではないかと。実際にボクは、いじめが無くなる可能性はほぼ無いと思っています。動物としての本能からきた原因や人間としての性質からきた原因もある訳ですから。それだけでなく、人間の中で貧富だったり容姿だったりの差がある時点で差別やいじめが起きるのは必然と言っても良いでしょう。ですが、それ以外の理由でいじめが起きることは減らせると思います。第1と第2と第5がこれに当たります。一つ一つの行動に責任を持ち、いじめられるような行動をしないように気をつけること、ストレスで人に当たらないようにすること、そして、子供にしっかりとした倫理観を持たせることがいじめを減らす第1歩であると思います。
最近、SNSでのいじめが相次いでいます。それによってSNSが悪いものとして見られがちです。ですが、それは使い方によって変わるでしょう。SNS上での発言で、別の意味に取られないか意識したり、荒らしや相手を批判する行動をしないようにすればいじめは起きにくいでしょう。また、SNSでいじめが増えたとか言う人もいますが、私はいじめが表面化しただけだと捉えています。小さなコミュニティで起きていたことが、SNSで起きることによってたくさんの人がそのいじめを見ることになっただけであると思っているからです。また、匿名だからいじめが起きるという人もいますが、匿名でなくでもいじめる人はいじめるのだから、あまり関係ない上に、匿名だからこそ、虐められていることを気軽に相談できるという面もあります。ですので、SNSを批判するのはまちがっているのではないかと愚考します。
これは、立証された事実を述べたものでなく、作者が足りない頭で考え、その根拠を述べたものであるため、これが事実だと思わないようにお願いします。
これによって影響を受けて読者が行った行動に関して作者は一切の責任を負いません。
ご了承ください。
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