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詩集 君と僕  作者: TiLA
1/10

君と僕

君は僕じゃない‬


君は君‬


君は僕のものではない‬


僕は君のとりこかもしれないけど


君は宵空よいぞらに輝く明星ヴィーナス


一番星が誰にも


独り占めできないように


そうだろ



僕は君じゃない‬


僕は僕‬


僕は他の誰でもない‬


君は僕が思い通りじゃないかもしれないけど‬


僕が臆病なだけなんだ


太陽が眩しすぎて


真っ直ぐに見れないだけなんだよ


そうだよ



たとえば君が月になったとしても‬


遠くで見るから綺麗なんだ‬


僕はちっぽけ三等星 でも


いつもそばにいるよ‬


君のそばに‬



そして君の心が欠けた そんな‬


三日月の夜だけは‬


あゝ、


そんな夜だけは



思い出すように輝かせて‬


君に輝かせて‬



欲しい



スピカ(一等星)には もう


なれなくていいから




君は月 僕は星‬


君は花 僕は風‬


君は虹 僕は空


君は君 僕は僕‬


君と僕 僕と君‬


一番星は宵の明星とも呼ばれる金星のことです。

スピカは乙女座を構成する一等星で月や金星の近くで見えることがあります。

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