いざ、異世界へ!!
新参者のみすたぁMです。
感想、批判応募中です。
もし、もしもこんな場面に遭遇したらあなたならどうしますか?
遠近感が狂いそうなくらい真っ白な部屋。
いや、部屋と言ってもいいのかわからず空間とも言える場所。
そこに居るのは4人の青年と1人の女性。
青年達の服装、背格好はまちまちだがおそらく10代後半の高校生。
女性のほうは傾国の美女という言葉すら霞んで見え、人類史では絶世の美女と記録されている「クレオパトラ」、「楊貴妃」、「小野小町」が醜く見えると言っても過言でもないほどの美女。
その美女が「ごめんなさい。」と涙目で必死に謝り、どう対応していいかわからず狼狽する青年達。
事の発端は数分前に遡る。
「ったく、なんで野郎だけで貴重な休日を買い物に費やさにゃいけないんだ。」
「悪かったなむさくるしい野郎で。」
俺、佐倉 正睦は隣にいる友人の1人である山名 馨の不満を受け流す。
「まあまあ、そういうなよ。各自行きたいところにいけたんだから。」
「呼べる女子がいないから文句言うな。」
と、二人をなだめる優男が野口 真之。
さらっと悲しい事を言うのが芥川 貫之。
二人とも俺の友人でちょっとした用事で買い物に誘い、そのままついでに各自の寄りたい店によって今横断歩道で信号機が変わるのを待っているところだ。
ここまではいつもの日常だった。
というよりも、実際のところはよくおぼえていない。
誰のかわからない悲鳴。視界いっぱいにひろがるトラック。
途切れ途切れの記憶の断片を繋ぎ合わせた結果、思い出せたのがここまでだった。
「つまり、俺たちはあんたの上司である神様が本来起こるべきではなかった事故を間違って起こしてしまい、死ぬべきはずの無い俺たちが死んでしまって代わりにお詫びに来た。ということか?」
山名が未だに涙目で謝り続けている美女に尋ねる。
「はい。本っ当に申し訳ありませんでした!」
「ま、まあ間違いはともかく俺たちはこれからどうなるんですか?」
「はい。それなんですが、天界法第638条例に則って第6管理局登録世界0584番。あなた達の世界で言えば、剣と魔法のファンタジー世界へ異能力付で第二の人生を送ってもらうことがさきほど行われた緊急主神会議で可決されました。」
「マジで!!!!????」×4
正睦たちが声をそろえて驚く。それもそうだ。こんなことは小説の世界でしかありえない、しかも異能力付とはなんという浪漫!
「そっ、それでですね。何か異能力に希望はありますか?ちなみに、上限は3つまでです。」
それで、俺たちは慎重に考えた結果。
佐倉 1、第二次大戦から現代まで試作、製作された兵器及び装備品を召喚で きる能力。
2、召喚した兵器の整備をなくし、燃料と弾薬を無限にすること。
3、それらを一人で完璧に扱いこなす能力。
山名 1、知っているアニメ、漫画、ゲームの登場武器を召喚できる能力。
2、登場人物の特技を扱いこなす能力。
3、召喚した武器を使いこなす能力。
野口 1、地球上に存在している動植物の特徴を使いこなす能力。
2、向こうの世界で遭遇した動植物も上記の能力に追加。
3、向こうの世界の動植物の知識。
芥川 1、絵に描いた物を具現化する能力。
2、愛用の筆の形、大きさを変えられる能力。
3、描いた物を扱いこなす能力。
と、こんなかんじに各自チートな能力を言って見た所、あっさりと認められた。
「それでは、準備はできましたので第二の人生を楽しんでください。」
そういうと女性はスーッと消え、代わりにおおきな扉が現れた。
「それじゃあ行くか。」
芥川が扉に手をかけ
「一番乗りはよくないなぁ、俺に譲ってくれないと。」
野口がとなりに並び
「いいや、俺だ。」
山名が割り込み
「ここは公平に、だろ?」
佐倉が3人を見ながら扉の中心に手をかける
そして4人がそれぞれ顔を見て頷き、ゆっくりと扉を開いた。