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学校一の美少女が俺のために悪魔と契約してくれたそうです。

作者: 桜椛

 目が覚めると、俺は女だった。


 いや、別に妄想とか夢とか頭打ったとかそういうことでなくてね?なんというかこう、色々と物理的に女の子になってるの。


俺は普段は無い胸の重量感に手を伸ばす。


「お、おぉっほほ」


ぷにぷにと、気持ちのいい弾力が掌を覆い、俺は至高のひと時……ひと揉みを体験する。あまりの気持ちよさに、自然と声が漏れ、声も女の子のそれになっていることに気付いた。


 景色も見慣れないものだった。大きさは普通。大体10畳ほどの大きさだ。ピンクで統一された部屋の内装、クマやウサギなどの可愛らしいぬいぐるみは、ベッドと衣裳棚の上に所狭しと置かれている。


そして俺は部屋の扉の脇に置いてある、これまたピンクの可愛らしい姿見の前に立ち、その姿を確認した。


美少女だ。


そんな言葉が軽くついて出る。髪の毛は寝起きだというのに、綺麗に胸元まで下りた黒髪。胸は大きく、ハートがちりばめられた寝巻の胸元から、ちらと覗く谷間が、男としてすごくドキドキさせられる。


 そこで俺は軽く裾を捲った。色白の、綺麗にくびれた腰に、慎ましくちょこんとあるヘソ。なんとも可愛らしいと褒め称えたくなるほどだ。


「って、こ、小林っ!?」


俺はその顔を見て驚いた。

すっぴんでもぱっちりとした二重瞼、少し茶色が混じった大きい瞳、綺麗に通った鼻筋に艶を帯びた唇は、一生見ても飽きないというほどに美少女で、その顔に見覚えがあったのだ。見覚えどころではないけど。


 小林彩(こばやしあや)。俺、佐藤拓海(さとうたくみ)が通う学校で、一番可愛いと称される女子だ。喜ばしいことに、俺は学校一のアイドルと同じクラスなのだ。そして、俺は一目惚れした。


そりゃあね?こんな可愛い子にさ、「大丈夫?」とか言って手を差し伸べられたらさ、惚れてまうや――皆まで言うまい。


去年。5月のことだった。学校が終わり下校しようと校門を出て角を曲がった時、自転車と衝突してしまったのだ。その時手を伸ばしてくれたのが小林で、俺は女神が降臨したと心の内で手を合わせたね。


それからというもの、俺は小林の事で頭が一杯だった。2年に上がって同じクラスになった時、俺はその日家で騒ぎまくった。とても嬉しかったからだ。これから毎日小林に会える。それだけで有頂天だった。



「あぁ~小林~たまらねえぜ~このナイスバディも最高だぜ~」


俺は鏡の前で体のラインをなぞるようにくねくねしていた。あぁ~最高だぜ~まさか小林の体に移れるとかもう死んでもいいぜ~!!


って、ん?そう言えば今の俺どうなってんだ?ままままさか!小林が俺の体に入っているのかぁっ~!?


そ、それは……色々とまずい。女神である小林に男の汚いものを見せたくない!しかも俺の!恥ずかしくて3cm縮こまる自信あるぜ!!


「でも俺は見てもいいよな~うっへへ」


と言って寝巻のボタンを一つ一つ外していく。その度に大きな胸が圧迫から解放されたと言わんばかりにその大きさを増していき、ぽろんとその全貌を露わにした。


「ぬぉっわぁっ!?!?」


ぶ、ブラしてないのかよ!嬉しいけどね!!

俺は姿見に映る艶やかな二つの山を見てしまい、思わず目を背け鼻を押さえる。


「や、やべぇ……刺激強すぎ……流石女神……っ」


何か段々と罪悪感が増してきたため、俺は俺を探すために、着替えて外に出た。



 色取り取りの色々ながらの下着にどぎまぎし、手こずりながら着替えを済ましたのは最早言うまい。


「さぁっ!名残惜しいけど俺探しの旅に出ますか!」


まぁ俺探しの旅と言っても、俺の家に行くだけなんだけどね。え?わざわざ会いに行かなくても、連絡すればいいって?いやいや、俺をなめるなよ。何度もアタックしかけてはビビって連絡先なんか聞けてねえんだよ!!チキンですよ!!ヘタレですよすいませんね!!


 俺はぐっと涙を堪え、よしっ!って言って顔をパンパンと叩く。


「あぁっごめん小林っ!?」


女神の顔を殴ってしまった俺を殴りたい。でも今体は小林だから俺の体あぁ~でも俺の体の中には小林がぁあああああああ

と纏まっていない思考がぐちゃぐちゃになり、取敢えず俺の家行くか……と軽く肩を落とした。ずっしりと胸と肩が重くなったのは、流石のでかさだと思う。うん最高。



 ここの信号を渡り、暫く右に曲がり、歩道橋を渡り、5分ほど歩けば俺の家があるはずだ。きっと小林も俺なんかの体に入れ替わってさぞ戸惑っていることだろうからな。早く行かねば――


「あっれ~?彩じゃん!どうしたのその格好~デニムパンツだなんてめっずらしい~!てか暑苦しいわっ」


きゃははという甲高い声を響かすのは、確か隣のクラスの鈴木。髪の毛を巻き巻きにし、太陽光を綺麗に反射させたおでこを惜しげもなく露出し、髪の毛を後ろで括っている。格好はオフショルダーにショートパンツにサンダルという露出の高い服装だ。


「や、やぁ~ちょっと蚊に刺されちゃってね~……ははは」


ひきつった笑顔を浮かべ、適当に繕う。生憎とかまっている暇はない。


「ねぇ彩今暇?ちょっと買い物付き合ってくんな~い?彼氏が急に『ごめん!用事入った!』とか言ってすっぽかしやがったのあの野郎~。今度会ったら携帯覗いたろ」


人目も憚らず大声で笑う鈴木。俺はいまいちこいつの事が好きじゃない。だのに小林とはとても仲がいいから微妙な心境になるんです。


「ご、ごめんっおれ……私今忙しくて~ま、また今度誘ってくれる?」


軽く手を振ってその場を立ち去ろうとするが、その腕をがっしりと掴まれる。


「だーめ!付き合ってもらうから!今度奢るから~ということで行くよ!!」


と、半ば強制的に信号を渡り、俺の家とは全く逆方向の左へ……駅がある方へ連れてかれた。





 ショッピングモールを端から端まで連れて行かれた。まさにそんな感じだった。途中ランジェリー店に入った時はどうしたものかと思ったね。ただただ「小林可愛い」を頭に浮かべて乗り切ったよ。


 その後は何をするわけでもなく買い食いしたりゲーセン行ったりカフェ行って腰落ちつけて話したりと、まるで本来彼氏とするであろうデートコースを連れ回された。


んなもんだから解放された時には7時30分を回っており、くたくたになりながら小林の家へ帰った。


 「小林……どうしてるかなー……」


ベッドにぼすんとうつ伏せに倒れた俺は、そんなことを呟く。小林の家族を心配させちゃいけないから、明日行った方がいいかと思ッたところで、自然と瞼が重くなっていき、やがて開かなくなる。






「ケケッ!君はあんなの見せられても心変わりしないってのかい?」


「う、うん……確かにちょっと驚いたけど、男の子なら仕方ないよっ!……それに、佐藤君はちゃんと私の事を気遣ってくれた」


服を着たままベッドで眠る少女を、ふわふわと宙に漂いながら見る同じ顔の少女がいた。漂う彼女の周りをちょろちょろと飛び回る、漆黒の翼を生やした小さい少女は、「ケケケッ!これだから人間は分からないよ~」と言って嗤う。





 次に目を覚ました時は、俺の笑顔が見えた。


 ん?なんだこれ……


辺りを見回すと、全身黒ずくめの母さんと父さん。見たこともない沢山の人たちが、重苦しい面持ちで、笑顔の俺へ花を手向ける。

俺は目の前に広がる光景を理解して行くたびに、頭は鉛よりも重く感じた。


 あ、あれ……?俺……もしかして……


段々と意識がハッキリしていき、頭が痛くなってくる。そうだ。俺は、俺は……


「うっうわぁああああああああああああああああああああああっ!!」


目の前の現実を受け止めたく無くて、頭を掻き毟り叫ぶ。体があるっぅわああああああああああああっ!!!


俺の叫びなど全く聞こえていないのだろう。黒服の人たちは誰一人として俺の叫び声に反応しない。


「あぁっ……あぁっ!!いやだ、いやだぁあああああああああああああ!!」


そうだ。俺は死んだのだ。昨日の金曜日に、下校しようと校門をくぐり角を曲がったところで、バイクに轢かれて死んだのだ……


 だとしたらあれは何だったんだ。小林の体に何故…?分からない。だけど俺はとっくに死んでいるということは確かだ。


「ケケケッ!!全く皆同じような反応するよね~何がそんなに嫌なのか」


すると俺の目の前に、胸と腰だけを布で隠し、長い尻尾をくるくると回し、真っ黒な翼をぱたぱたと動かしている小さい少女がそこにいた。


 あぁ……俺は遂に幻覚まで見えるようになったか……くそっ!


俺はそれを払いのけるように手を出すが、「ケケッ!」という声と共にかわされてしまう。


「全く手荒いな~愛しの彼女の前でいいの~?暴力男は嫌われちゃうよ~ケケッ!」


と言って視界の端に消えるそいつ。あぁ……夢なら覚めてくれ……


そう考えていた俺の耳に、柔らかい綿のような声が届く。こんなときでも心も体も正直で、その声の発生源へ体を向ける。


「さ、佐藤君っ!!」


「こ、小林!?」


死んだはずの俺の前に、仏ではなく女神が現われた。あぁ……こんな幻覚ならいつまでも見ていたいぜ……


「ケケッ!君の気持伝えるなら今だよ小林ちゃ~ん」


尻尾を生やしたそいつは、腕を頭の後ろで組んで気味の悪い声で嗤う。小林は顔をぽっと赤らめて、こちらへとぼとぼ歩いてきて、一度二度口を開いては閉じ、やがて意を決したように声を絞り出した。


「佐藤君!!わ、私!!佐藤君の事が……とても気になっています!!」


小林はそう言って頭を抱えてうずくまってしまった。


「あぁああああなんで私はそんな言葉しかぁああああバカバカバカっ……」


ぽこぽこと頭を叩いている小林。


「あぁああああ小林が俺のことを気になってるってえええええええええ!?死んでもいいことあるじゃないか!!あぁあああ小林女神!!まじ可愛い!!!!」


もう二度と小林に会えない。そう思うと悲しかったが、そんな俺の願望叶って、幻覚だろうと小林に告白されたのだ。もう全てがどうでもよくなる。


「はわわわっ!?は、恥ずかしい……っ」


何ともリアルな幻覚だなー頬赤らめて恥ずかしがってるよ。


「いや~君面白いね~だけどそろそろネタばらしいいかな~ケケッ!」


そう言ったちっこくてうるさいやつは、俺の前に飛んできて、尻尾で俺のでこを突く。


「っ!?」


その瞬間。俺はすべてを理解させられた。


 



 俺が死んだ。その時小林の前に突如現われた悪魔。その悪魔は「彼を生き返らせてあげようか~?ケケッ!」っと嗤い話を持ちかけた。


 小林は即答で「お願いっ!」と言った。悪魔は呆れていたが、すぐにいつもの調子を取り戻し、「契約完了!!ケケッ!!」と言って嗤った。

 生き返らせる方法は、自分の体を一日明け渡すこと。その一日を観察し、彼への想いが変わらないのならば生き返らせてあげる、とのことだった。


 しかし、確実に生き返らせることは出来ないし、何より、契約した彼女は1年以内に死ぬという条件つきだった。


 具体的方法は死んだその日に戻る。ただそれだけ。生き返らせるというよりは、生き返らせるチャンスを与えるというだけ。

 

 それでも小林は、俺のために悪魔と契約して、自分が死ぬという盟約を取り付けられても、揺らぐことは無かった。


 「どうしてあの男のためにそんな?」


悪魔が俺の心を代弁するかのように聞いた。


「だって私は、佐藤君が好きだから!」


真剣な眼差しで、悪魔に宣言する小林。


「ケケッ!あの男のどこがいいんだい?冴えないじゃないか~君ならもっと綺麗な顔立ちの人を手中に収めるくらい簡単だろうに~」


悪魔の言うとおりだった。小林が俺の事を好きになる理由が分からない。イケメンの方が釣り合いもとれるだろう。


「佐藤君は優しい人だよ……いつも私の事気にかけてくれるし、私の事を、内面からよく見てくれてるよ」


小林はそう言って微笑んだ。




 それらを理解した時、俺は涙を流していた。


「は……はは…………全く俺はとんだ幸せ者だよ……っ」


俺は誤魔化すように笑って、涙をぬぐう。だけど、その粒はとめどなく溢れてくる。


「あぁ……あぁ…………情けねえよ……好きな女の前で泣きべそ垂れるとかよ……」


それを見た小林は、俺のもとへ寄り添う。全てを受け入れてくれる優しい包容力をもって、耳元で囁く。


「ううん……情けなくなんかないよ……佐藤君は誰よりも勇気のある人だよ……ほら、あの子見て……」


そう言って小林は指を指す。その先には、小学生くらいの男の子が、お母さんに手を引かれて、俺の棺桶へ花を手向けているのが見える。


「あ、あの子は……俺が助けた……子供っ」


思い出した。そもそも2年目になって事故に巻き込まれるのがおかしいんだ。ここの曲がり角は危ないって気付いていたはずだ。

 だけど、小学生の男の子には気付けなかった。別にボールを遊びをしていたわけじゃない。ただ歩いていただけだが、気をつけなかったから、バイクが来ていることに気付かなかったんだ。

 それを見た俺は咄嗟に体が動いて、子供の背中を軽く押して…………そうして俺はバイクに轢かれた。



「そうだよ……佐藤君の勇気ある行動でね、救われている人がいるんだよ……さっきは好きって言ってくれてありがとっ……私……嬉しいな……!」


小林は目が潤むほどに涙を一杯に溜め、ゆっくりと壊れそうなほどに微笑んだ。



「私も好きです。佐藤拓海君」


言葉が耳に届いた瞬間、世界が終わりを告げた。






 金曜日。週最後の学校を終えた俺は、二日間も小林と会えないのかーという虚無感と、二日間面倒くさい授業を受けなくていいという幸福感とがないまぜになっていた。

 そんな俺はいつも通りに校門をくぐり、いつもどおりに危険な曲がり角を――


「って危ねえっ!!」


小学生くらいの男の子が、注意確認せずとことこと歩いて行くところに、バイクがすごい勢いで走ってきていた。俺は咄嗟に体が反応し、子供の背中を押そうとする。


 しかし、後ろから右肩を掴まれてしまい、尻餅をつく。視界の端から現われたのは、夕焼けの空を反射した艶やかな長い黒髪を靡かせた、スタイルのいい女子。そうそう。うなじに縦に並んだホクロがまた可愛いんだよな……


「小林ぃいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」


俺は立ち上がり手を伸ばすが、もう遅かった。黒の大きいバイクは、彼女をこの世から連れ去る霊柩車のようにも感じられた。


 小林はそのまま5m引きずられ、電柱にぶつかり激しい音を立てる。運転手はすかさず慌てるような素振りを見せ、この場から走り去っていく。子供は目の前の惨状に泣き叫んでいる。


「お、おい……嘘だろ……何で、何でお前が死ぬんだよ!!死ぬのなら俺でいいだろっ!!なぁあああ!!」


俺はすかさず走り寄り、抱き起そうとする。


「佐藤君…………よかった……生き返れたね……」


小林は虚ろな目をしており、今にも消え入りそうな声で、そう微笑んだ。


「何わけわかんねえこと言ってんだよ!?全ッッ然よくねえっつうの!!」


だんだんと体温を失っていく体を実感したくなく、これでもかというくらいに抱きしめる。一秒でも長く、一瞬を刻んで脳内に小林の姿を焼きつけなきゃいけないのに、溢れる涙がその像を乱す。

 そして、確かにその体からは熱が失われて行き、やがて冷たくなり動かなくなる。


「うっ……あああああっうわぁああああああああああああああああ!!」


堰を切るように俺は泣き叫ぶ。心の底から。嫌だ、嫌だと嘆いても、小林は帰ってこない。視界はどんどん歪み、焦点も定まらない。

 しかし、俺が流した涙が、小林の頬に落ちたかと思うと、光を放ち、身にまとうのは布だけの、尻尾と翼を生やした小さい少女が現われた。



「ケケッ!!どうするよ佐藤く~ん彼女を生き返らせたいかい?」


俺の前に突如現われたそいつは、気味の悪い笑顔を浮かべる。


「ああ!!小林がそれで生き返るのなら!!全てを(なげう)ってでも!!」


俺は力強く、宣言した。それを聞いたそいつは、八重歯を覗かせニィっと嗤った。


「契約完了!!あんたの記憶は戻させてもらうぜ!!」


尻尾が俺のでこへ当てられると、記憶が流れ込んできた。

 俺が死んだこと。小林が悪魔と契約したことにより体の中に入ったこと。


 そして、好きだと言われたこと。


 だから俺は、彼女を救いに悪魔と契約し、体を明け渡した――





「この後二人が末永く暮らしたというのは言わずとも分かると思うけど、まぁ~一応の報告っ。え?1年以内に死ぬという契約……?残念。お互いの気持ちを確かめた二人には上記の契約は破棄される契約だ」


漆黒の羽を器用に扱い、空で肘をつき横になっている。


「全く。なんてったって悪魔が恋のキューピッドにならなきゃいけないんですか……え?そういう契約?ケケッ!皮肉ですね~」


そう言って悪魔は八重歯を覗かせニィっと嗤った。

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