愛に・・振り回されないように
「失礼しますっ。」岩永
「はいっ。どーぞー」扉の向こうの片平
(えっ?ノリ軽っ)あきな
「山本です」岩永
「はっ・・初めまして。山本あきなと・・あれっ?」あきな
岩永の方を、見るあきな
「・・・うん。・・・片平さん・・」岩永
また、片平の方を、見て、もう一度、岩永の方を見る
「うん・・だから、これが、片平さん・・」岩永
「その節は~すみませんでした~~~」気づいたあきな
「ぶはははは、いいよ。気にしなくて」片平
片平 50歳
第二代秋葉原高等学校 校長。
「うわ~~こっちの方が、都市伝説だ・・・」あきな
「そうかもね。絶対言っちゃ駄目だよ、あきな」岩永
「初めて、死ぬかと、思ったよ。」片平
第一次六本木戦争の後に、出所してきた片平。
初代校長は、あくまで代理。
大体、片平の金で、作ったのが、秋高。
「ごめんなさい・・・たしか、カスって・・」あきな
「うん。血~出た。」片平
あきな、が、退学になる、きっかけ・・・
校内で、拳銃発射。
「でも、まあ・・上がって来たな、さすがに」片平
「ぶはは、最初で最後の退学者か」岩永
「で・・でも、どうして・・・一次のあと、出てきてたなら・・
もっと、二次が、丸く・・・」あきな
「うん。気持ちは、分かるけどね・・・」片平
「あの、二次が、あったからこそ、今の平和が、あるんじゃないか?
俺達の仲間が、死にすぎて、悲観になってるけど・・」岩永
「まあ・・そうだね。岩永には、悪いけど・・」片平
「いえっ・・・」岩永
「もし今俺に、なんかあったら、この山本を・・」岩永
「だな。・・・まあ、お前達は、あと、20年で、次の世代を育てろ
急ぎすぎるな。滝部、城島の時の様に・・」片平
「もう、少しで、手の届く所に居るなって、事ですか?」あきな
「ほうっ。わかってるじゃないか・・」片平
「後少しで、ってのは、憎しみに繋がるみたいだな・・
教育は、微妙な距離を保ちながらな・・」岩永
「なるほど・・・」あきな
「じゃあ、しばらく、日本には、戻らないから・・」片平
「はいっ。お二人にも、よろしくです」岩永
(石川、萩原・・・海外逃亡中・・片平さんと、一緒か・・)あきな
「あのっ!・・・」あきな
「なんだ?」片平
「・・出過ぎるようですが・・・
残りの二つは、教えてもらえないでしょうか・・」あきな
「伝説か・・・・・初期のは、岩永の事
変えた方は、お前の事・・・まあ両方俺が、言う事ではない・・・
時が来たら、岩永が、教えるかもな・・・・」片平
「・・ええ・・・。山本になら・・」岩永
(けーさんの事と、私の事!?なんだ?私の都市伝説?
にーちゃんが、居るってのじゃない?)山本
「・・ちなみに、変えた方の、都市伝説は、岩永が、提案した・・
大した事では、ないが・・・どういう意味なんだ?
この、機会に、聞いておこう・・」片平
「・・・もう、愛に、振り回され無い様に・・・」岩永
「・・・・・なるほど・・・・・・・」片平
しばらく、沈黙
(愛に、振り回されない様に・・・田代、佐藤・・・・
六本木戦争の、原因の、一つ。・・いや・・これから始まった・・
けーさんの、愛から・・・
そして、本当に、愛してた、ゴスロリさんまで・・・
結局、愛に、振り回されて?・・・・
大した事ない伝説?とりあえず変える為にの、提案か・・)あきな
「・・・・一番いいのは、殺してしまえ・・・・
そうすりゃ、スッキリする・・・・・・・・・」片平
「はい・・・少し、そう思えてきました。」岩永
「ほうっ・・・なぜだ?」片平
「本当に、愛しているから・・・」岩永
「ぶはははははははははは・・・・・
じゃあな・・・時代の覇者達よ・・・」
片平、立ち上がり窓から景色を眺める
「はいっ。では、失礼しますっ」岩永、あきな
後ろ姿の片平に、あいさつして、部屋を出て行く
(愛してるいるから、か・・・)片平
廊下を歩いて行く二人・・・・
エレベーターの中・・・
(殺してしまえ?・・・田代さんをか?
愛に、振り回され無い様に・・・
これが、変えた方の都市伝説・・・)あきな
「あきな、金庫行こうか?」岩永
「えっ?・・うん。あれっ?けーさん、まだ中に、何か入れてる?
もう、取り壊すよ。ビルも、竜の金庫も・・・」あきな
「うん。」岩永
金庫に、到着金庫の中・・・
意外に、広い。
「無いよ・・・何も・・・・」あきな
「あるよ・・・」岩永
「あれっ?何が?」あきな
「ん?・・・・・・・ふふ・・・」岩永
竜の金庫の中、外からは、絶対に開かない。
鍵は、唯一、岩永。
この、金庫が、ある建物自体も、誰もいない。
すでに、山本が、所有するビル。
元は、ゴスロリも、働いていたメイド喫茶が、あった場所
そのあとは、山本もバイト。
裏には、元秋高が、あった場所
ここに、在る物・・・・素直な気持ち
ここなら、愛してると言える・・・・山本を・・
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・・ああっ」あきな
深い愛・・・思いに思った気持ち・・・
しばらく、余韻に浸る二人、裸で抱き合ったまま・・・
横から、あきなが、岩永に絡まる・・
「・・・殺して、しまえって・・・殺すの?」
あきな、仰向けで寝ている岩永の上に乗り、キスをしながら
「・・・・悩んでる・・・」岩永
(田代さんを?・・・もう、いいんじゃ?殺さなくても・・
田代さんに、嫉妬して、
戦争始めようなんて人は、もういない・・・居ても、私くらい・・
まだ、もやもやしてるから?・・」あきな
「ふふ・・・答えが出ないんだろ?」岩永
「うん・・・」あきな
「簡単・・こういう事・・・・」岩永
「えっ!!?ちょっと!!えっ!?」あきな
「パァァァァ~~~~~~~~ンァァァ!」
反響する、金庫の中・・・
岩永が、あきなに向け拳銃を発射。
あきなの、顔の横を、通りすぎ
天井に、めり込む弾丸
びっくりしすぎて・・・
「ヒクッ・・・ヒクッ・・・ヒクッ・・・
チョロ・・・チョロ・・・」
僅かに、滴り落ちる・・・
「うぐっ・・うぐっ・・・でちゃった・・・あっ・・ああ~~!」あきな
「うん・・・止まらないね・・・」岩永
一度切れた緊張・・・・・
「どうすんの・・・これ・・・びっちゃびちゃ・・」
岩永手で、自分の体に触れながら
「けーさんが、悪いんだよ。もうっ・・
・・人生で、一番恥かしいや・・・・」
あきな本当に恥かしそう。手で、局部は隠したまま
「それがすっごい、いいみたいよ・・」岩永
「あっ!ゴスロリさんか!・・マジ、いやらしいな・・・」あきな
「ふふ・・・俺に、かけれる、勇気在る?」岩永
「・・あっ・・んっ・・想像しただけでも・・でも、絶対無理」あきな
「ふふ・・」岩永
「・・・へへっ・・・
んっ・・もう一回・・していい?・・ んっ・・」舌を絡めるあきな
「いいよっ・・一回のうちにしとく・・・」岩永
「ちなみに、タイトルは?」あきな
「ふふ・・死神。」岩永
「へへっ・・・んっ・・あげる・・死神の・・んっ・・愛・・・」あきな
「・・うん。・・・あっ・・」岩永
意味が、分かった、あきな。
変えた都市伝説の方が。
山本と、付き合った男は、死んで行く。
岩永が、あきなと、付き合わない様に、自ら作った都市伝説
思い、留まらす様に・・・愛に、振り回されない様に・・
あきなと、付き合えば・・・・
はるか、かおり・・・下手したらローラまで・・・
あの時の、田代、佐藤の様に・・・
あきなへの嫉妬・・・
さらに、あきなが好きな、武藤、阿久津の影まで・・
あの時の滝部の様に・・・
嫉妬から始まった・・六本木戦争・・・
絶対に、付き合っては、いけない二人、
片平が、言いたかったのは、山本を殺してしまえ・・・
そうすりゃ、スッキリする・・・
わかってる・・
だから・・
お互い、ずっと・・
愛してるなんて言えない・・・言えなかった・・
でも、今日だけ・・・何度も、言った・・・
何度も、何度も・・
やっと・・・言えた・・・
「最後ね・・・・・・・・」岩永
「うん。私も・・・・・・」あきな
「愛してるよ」
裏都市伝説 死神 完。
山本と、付き合った男は、死んで行く。




