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さぼてん  作者: 火村虎太郎
第一部
50/68

中学校中退

広島の墓に到着した一同


「ここに、けーさんの、お墓も、あるんだよ。」あきな

「あっ!もしかして、死んだ事にしたから?」はるか

「うん、そう・・・・・・けーさん、それ、自分のお墓・・」あきな


自分の墓に手を合わせてた、岩永


「えっ!・・あっ・・岩永って。書いてる・・こっちか、菅原は・・」岩永


(死んだ事か・・・。でも、あるっ。田代さんのお墓・・・

 よく見よう。慶太さんの、表情・・・本物か?偽物か?)かおり


次々に手を合わして行く岩永と、一同

田代の墓にも・・・


ここで、二人の女が、岩永を見つめる・・・


(他と、変わらず・・・本物が・・濃厚・・)かおり

 

(・・・そりゃそうだ・・・どっちかの遺骨はここ・・・

 ・・だが、謎が・・・

 なぜ、私と、連絡してくれない・・・もう、キムも死んだ・・

 まだ、中野さんに狙われるから?

 死んだ事にしてるから?そして、涼太にも、逢わない・・・

 本当に、死んだの?双子は嘘なの?・・・)あきな


(別れて・・・田代さんと・・・か・・・)岩永


涙を流す、岩永。

つられて、昔を思い出し、うっすら泣くあきな


(これが、お母さんの墓・・・)涼太


「涼太、俺が、死んだら、ここだから、墓。よろしく」岩永

「はいっ。」涼太


「さて、観光して、泊まりますか」岩永

「おお~懐かしいぜ~広島~」あきな

「あっ!そっか・・・あきなさんも居たんだそういえば。

 元々、出身はどこなの?あきなさんは・・」はるか

「東京江東区の下町だね。かおりは出身どこ?」あきな

「東京の目白です。」かおり


(うわぁ~絶対良いとこの、お嬢様・・)あきなと、はるか


「学歴って、聞いていい?あっ!みんなの聞こうっ知らないし」あきな

「いいよ~」はるか


「じゃあ、はるか」   「広島の4流短大卒です。」

「かおり」       「聖〇女子、中、高、大卒です。」

(やっぱり・・・お嬢様・・)あきなと、はるか

「じゃあ、あきなさんっ」はるか 「高校中退・・・」

「涼太君」          「中卒から、少年院卒です」


「わはははは少年院は学歴に入らないよ~」岩永


「じゃあ・・けーさんは?」あきな


「えっと・・・・中学校・・・・中退・・」岩永


「わははははは」笑う一同


「中学校中退~」あきな

「でも、義務教育でしょ?卒業してるはずよ。」はるか

「なんか、当時親が、勝手に引越して、学校も、それに、合わせて

 転校手続きみたいな感じで・・・除籍になって・・」岩永

「・・・もしかして、両親が、適当だった?」はるか

「うん。それから、一人暮らし・・・いないのに、気がつかないの」岩永


「すげ~じいちゃん、ばあちゃん」涼太


「てか、どうやって、一人暮らし?」はるか

「うん。一人暮らしと、言うか、飲み屋のおねーちゃんのところ

 転々と・・・金無いしね・・」岩永


「うん。さすが。また、あとで、色々聞こうっ

 こんなチャンスないしな。」あきな

「ふふ・・いいよ。旅館でね。明日は、昼前から、一箇所寄って帰るから

 そのつもりで。じゃあ、お好み焼きでも、行きますか」岩永




(行きたくない?・・今の所なにも・・・楽しそう・・・

もう、よそう・・田代さんの生死探すのなんて・・・

悪いや、あきなさん殺そうなんて・・・どうかしてた・・初めての嫉妬で・・

メールしとこう・・田代墓あり。今回の依頼も、墓の中って・・

ごめんなさい。あきなおねーさん・・・)かおり


ご飯や、観光を楽しんで旅館にやって来た一同


「あとで、お風呂上がったら、けーさんの部屋行くから~」あきな

「おお~了解~」こちらも、涼太と風呂に入る岩永


男風呂


「すごい、傷・・・」涼太

「ああ・・・これ、弾丸が、ぶち抜けた。」岩永

「よく、生きてましたね?」涼太

「ああ・・最後ね。・・いやっなんか何回も、死んだり、生き返ったり・・

 仲間とか、死んだ女とか、見えたな~みんな笑ってた様な・・」岩永

「あぶね~・・それ、もう、ギリですよ。生と死の」涼太


「だね・・・」岩永

「てか、お父さん、彼女さんと、部屋一緒じゃなくて、よかったの?

 俺と一緒って・・」涼太

「じゃ・・お前、誰と同じ部屋だ?」岩永

「お義母と、もしくは一人で・・」涼太

「じゃあ・・あきなと、かおりが、一緒か?」岩永

「あっ・・まだ、あっち、三人のが、いいな。」涼太

「そうっ。かおりが、最近、ツンツンしてんだ・・・

 最初そうでも、なかったのに・・まっ、明日には抜けるか・・」岩永

「・・・?」涼太


女風呂


「おいっ。見せてみろ。けーさんに、抱かれてる体っ」あきな

「わはは・・おっさんみたいあきなさん」はるか

「恥かしいんで、止めてください。バスタオル取るの~」うぶな、かおり

「わはははは」頭にタオル巻いて、一番おっさんみたいな、はるか


(てか、慶太さんと、一緒の刺青なんだ、あきなおねーさん

 派閥の頭が、入れるって奴?

 次は、私が入れたいな。)かおり


風呂上り、岩永達の部屋に集まり遊ぶ一同

全員で、くだらない話で盛り上がる。

かおりのツンツンした感じも、抜けてきた模様


「じゃあ、明日、朝ご飯食べて、少ししたら出るからね」岩永

「は~い、じゃあおやすみ~」女達


部屋を出て行く女達


「おねーさん・・一緒に寝ていいですか?」かおり

「おいでっ・・・」あきな

「あっ・・じゃあ、私も・・・」布団をくっつけるはるか


「ごめんなさい。おねーさん・・私、おねーさんを、殺そうと・・」かおり

「ああ・・・連絡あったよ。揉める気は、ないんで、水に流してって

 田代の生死も、もう、いいって、勝手に、こっちがするって・・・」あきな


かおりのメールで、すでに、山本に筒抜けだと、読んだ中野が、

先に動く。山本に電話。機を見るのには、敏感。

戦争に勝つこともだが、負ける戦争をしない事も

東京一に押し上げた才能。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

新宿の事務所

(舐めすぎだ・・山本を・・・よかった・・山本に手~出す前で・・

 メールとか、電話の盗聴なんて、平気でやりやがるの知らないのか?

 もう、戦争したくねーんだよ・・・金と地位あるし・・・

 ただ、田代・・・まだ、微妙だな・・墓はあった?

 じゃあ、もし、双子説が本当なら、片割れは、生きてる可能性ありか

 だが、俺を、ここまで、狙わないってのは・・・なんか理由が?

 真面目な方が、生き残ってんのか?極悪の方が、死んだ?

 岩永と、付き合ってたのは、どっちだ?

 どっちの子だ?)まだ、悩み続ける中野

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


電話の盗聴、DNA鑑定、好きなんですね山本。探偵ごっこが・・


「えっ!もしかして、最初から、全部知ってました?」かおり

「はい・・・どうします?今度は、かおりが、負い目できたよ。」あきな

「ひどいな、かおりちゃん・・・あきなさん殺そうなんて・・」はるか

「私・・・どんな罰でも、受けます・・ごめんなさいどうかしてて・・

 ・・おねーさんたちと、一緒に居たいです・・」泣き出すかおり


「さて・・・えぐいの行っちゃいますか?」あきな

「おお~いけいけ~」はるか


「こ・・殺すとか、止めてください・・あと、慶太さんと別れろとか」かおり


「ふふふ・・・うぶな、お前に最高の罰だ!」あきな

「何?何?早くー」はるか


(ごにょごにょ・・)かおりに、耳打ちで、伝えるあきな


「えええええ!!・・・・・本当に?」かおり

「マジ。イクまでしろっ!全裸で、足おっぴろげて」あきな

「うわぁ~・・分かった・・・マジ罰ゲーム・・・ハズイ・・」はるか


結局、やらされる、かおり


「うわぁ~・・・・・・エロい・・」はるか

「くっ・・・んっ・・・」顔を真っ赤にする、かおり

「これで、形勢逆転だな。二人の前で、こんな恥かしい事しやがって」あきな


「もう、許してください・・・私が、悪かったです。おねーさん」かおり

「イクまでだよ。がんばって。ほらっ。けーさんの事考えながらさっ」あきな

「うわ~本当ひどい・・私、絶対出来ないな・・・」はるか

「片手が、遊んでるぞ!普段もう一つの手は、何やってんだ?

 乳首いじるのか?お口で舐めるのか~?」あきな

(おっさんだ・・あきなさん・・ある意味殺されたな、かおりちゃん)はるか

もう一つの片手で、大きく自分の足を広げるかおり

「あっ・・ああ・・くぅっ!」かおり

(イキやがった・・)あきな はるか


こないだまで、すこし、上からだったのに、

これで、かおりの、順位が、最下位に・・・

あきなが、強引にねじ伏せる。


「これで、全然恥かしく無くなったね~二人でエッチした事が~」あきな

「うん。まさか、それ以上、恥かしい事するとはね~」はるか

「・・・・」ふとんに、もぐりこんでいるかおり



「もう出ておいで、かおり」あきな

もぞもぞと、もぐりこんだ布団から、出てくるかおり

「はぃ・・」まだ恥かしい、かおり


仲良く、くっついて寝る三人。


「でも、どうして殺そうとまで?かおりちゃん?」はるか


(言えないな、キス見たなんて、はるかおねーさんには・・えっと)かおり


「裏三大都市伝説の一つを知ったのが、原因です。

 嫉妬です。あきなおねーさんに・・

 こんな大事な事、自分だけって・・・」かおり


(ふふ・・・見たんでしょ?聞いたよ。でも、うまく言い逃れた。

 はるかの、嫉妬は、私の責任だけじゃなく、

 とばっちり食って、かおりとも、別れてになるからな・・)あきな


「そんなの、あるの?」びっくりするはるか

「はい・・その一つ・・・田代さんは、生きてるんじゃ、ないかって」かおり

「まっマジ!?ありえない・・だって・・・号泣してたよ

 慶太さん・・・私が、大事な田代さんからの手紙、捨てちゃって・・」はるか

「本当に、ただの都市伝説かな?」あきな


「でも、あきなさんが、一番詳しいんじゃ?」はるか

「うん・・・かおりは、どこまで、嗅ぎつけた?」あきな

「えっと・・ただ、生きてるかもしか・・・」かおり

「なるほど・・・」あきな

「教えてっあきなさんが、知ってるの」はるか


「正確には、都市伝説は、生きてるじゃなくて、

 双子だったんじゃないかって・・・」あきな

「うおおおっ。だとしたら、もう、ややこしい・・・」はるか

「なるほど・・・もしかしたら、一人・・さらに、二人とも?」かおり

「いやっ・・それは無い。あの時確かに、田代さんの死体があった。

 そして、お墓にも、ちゃんと、遺骨入れたし。

 だから、もし、生きてても一人・・・」あきな


(なるほど・・・墓は、本物だ。だけど、双子かもか・・)かおり


「どうして、そんな都市伝説が、生まれたの?」はるか


「あまりにも、二面性が、ひどくて、田代さん・・・

 いわゆる、そうだな・・仮に私と、かおり位、性格が違う時があったり

 仕事量が、ハンパなくって、昼夜問わず働いてたり・・・」あきな

「なるほど・・」かおり


「あきなさんが、思うには?」はるか

「双子だったと、思う。一人は、チャキチャキの田代さん。やんちゃな。

 もう一人は、なんて言うか・・・かおりみたいだな」あきな

「かおりちゃんみたい?」はるか

「落ち着きが、あって、でも、少し可愛く、天然と言うか・・」あきな

「へー違うんだ双子でそんなに・・」はるか

「うん。口調も、違う事多かったし・・・

 一人は、おめえ~ばかやろう、ぶちころすぞ~的な

 もう、一人は、ほんと、かおりぽい、おっとりした

 口調って言うか・・・上品と、言うか・・」あきな


「どっちと、エッチしたの?あきなさん?」はるか

(うわぁ~・・エロい・・・した事あるんだ・・)かおり

「微妙・・・エッチの時って、みんな違うじゃん雰囲気

 でも、多分、死んだ方じゃない方・・・」あきな

「うん。分かる気がする・・・エッチの時って、人変わるから」はるか


「あと、死体を確認したときに、微妙な変な感じがして・・・

 DNAにも、わずかなズレがあったし・・・

 鑑定ミスかもしれないけど・・」あきな

「ズレ・・・なるほど、一卵性なら、ありえるかも・・」かおり

「ちょっと、待って、何で、田代さんって、分かるのにDNA鑑定?

 そのころ双子説も出てなかったんでしょ?」はるか

「いやっ、遺体の損傷が、激しくて・・炎に包まれてさ・・・」あきな

「あっ・・ごめんなさい・・思い出させて・・」はるか


「う~ん・・・第一次六戦から、消えたんだよね。田代さんが・・・

 んで、そっから、現れたり、現れなかったり・・・

 滝部さん殺して、また、現れなくて、

 最後急に生まれたばかりの子供連れてきて・・」あきな

「涼太だ・・・」はるか

「生まれたばっかりで、まだ名前も付けてないから、あきな付けてって

 そのあと、すぐ撃たれて。あれっ?おかしいな・・・」あきな

「うん。おかしい・・・自分で、付けるんじゃ?普通・・・」かおり

「一次から消えたのは、隠れてたんだね。妊娠して、涼太を産む為に・・

 でも、産んだら、自分で付けたいよね?なんであきなさんだろ?」はるか 

「謎だ・・・適当だったのかな、田代さんも。」あきな


「慶太さんは、知ってるな当然・・・」はるか

「だけど、絶対、もう死んだって言うの・・」あきな


「でも、慶太さんと、当時は連絡取ってないんじゃ?」かおり

「取ってない。一切の連絡をしないように、したから。

 ただ、一枚の手紙だけ、残して。」あきな

「ごめんなさい・・・捨てちゃった・・」はるか


「何が、書いてた?私も、見た事ないのよ。銀行とかは、書いたってのは

 知ってるけど、後は、何が書いてあった?」あきな

「う~ん・・・・・・・・・・・」思い出す はるか


しばらく沈黙


「・・この墓は、あきなおねーさんが、作ったんですか?」かおり

「いやっ田代さん。・・・田代さん死んでから、

 私が、田代さんのここに・・」あきな

「ここ、慶太さんに、教えました?あきなさん」はるか

「あっ!教えてないのに、知ってた。・・・出所して、一人で

 何回か、来てるな・・・きっと」あきな

「じゃあ、手紙だ。書いてたんだ墓の場所。」はるか


「だね。あと、なんだろ?もし、生きてたら、接触してるはず・・

 でも、どこで?どうやって?」あきな

「大体、刑務所出てきて、誰が、その手紙渡したの?」はるか

「金庫。けーさんの。田代さんから、私が、預かって入れた。」あきな

「なるほど・・・よく、金庫は覚えてたな・・自分の誕生日も、

 覚えてない人が・・・」はるか


「まあ・・・・・、金庫が、あるの。特別な。

 私も、鍵持ってたけど、改造したの。第一次六戦の後・・

 絶対に、けーさんしか開かないように・・・

 私が、殺されたら、開く可能性が、あったから。

 それから、田代さんが、消えたの。」あきな


(特別?プレジェイの金庫?慶太さんしか開かない?

 指紋認証とかかな?)かおり



「・・・・寝よう・・・もう、訳わからない・・」あきな

「うん・・・いずれ・・」はるか

「真ん中で、寝ていいです?」かおり


「ほんま、かわいいやっちゃな。んんっ」あきな

「あっ・・・・・チューされた・・・」かおり

「寝なさいよっもう。」はるか


「はぁ~い」あきな かおり


謎のまま・・・

あくる日を迎える。

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