東京アウトロー裏三大都市伝説
平穏へ戻ったカフェで、岩永と、あきなが、話の続き
「・・死んだよ・・田代さんは・・」岩永
「嘘っ・・・いわゆる、裏三大都市伝説・・・
ガキなんて知らない。一部の上の人間だけ知る、都市伝説・・・」あきな
「信じちゃいけないよ・・そんなくだらない噂・・」岩永
しばらく沈黙の二人・・
「出てきた死体も、微妙だった・・・私は、その頃、
田代さんの子供を抱えて、色々と・・・」あきな
「俺の子ね・・・・噂の・・・本当?」岩永
「うん。間違いなく。けーさんと、田代さんの子供。」あきな
「まっ・・思い当たるし。書いてあったし。ありがとね。
育ててくれて。本当に感謝するよ。あきなには・・」岩永
「出てきた死体の、なんて言うか・・・違和感・・・
DNAも微妙・・・これで、もう、完全に・・・」あきな
「・・・でっ?何が?完全に?」岩永
「裏三大の一つ・・・・・
田代さんは、双子だったんじゃないかって・・・」あきな
「くだらないね・・・どうやって、そうなるの?」岩永
(くっ!早いっ。間も無かった。どっちだ?読み取れなかった・・・)あきな
「恋多き人・・実は、真面目だったんじゃなかったの田代さん?
浮気じゃ、なくて、実際双子で、二人居たから、みんなそう見えたんじゃ?
一人は、あの、池袋の椎名さんと、付き合ってた・・・
もう一人は・・滝部さんのあと、けーさん?・・・
もしくは、逆・・・もう、どっちが本物の女帝かさえ・・
だけど、それを巧みに利用して、のし上がった・・
双子なのを隠して・・・
大体、当時から田代さんの目撃情報が、多すぎる24時間・・・
いつ寝てるのって?みんな思ってた・・」あきな
「椎名さんも、もう、墓の中か・・・」岩永
「付き人だった、金山君。側近の山根さんも、もう、いない・・」あきな
「いい人だったね。山根さん・・・」岩永
「言わないね・・・なかなか・・・言おうか?」あきな
「何を?」岩永
「噂だけじゃ、別れてなんて言わない・・・
いやな女かも知れないけど・・・けーさんの女関係調べた。最近の。
DNA鑑定・・・髪・・・けーさんの体に付いてた長い髪。」あきな
「ほうっ・・・くだらない・・・色んな女出るよ。」岩永
「うん。出たよ。はるかと、かおり意外は、二人・・
一人は、銀座の女帝さん。これは、かおりも、知ってるし・・・
問題が、もう一つの・・」あきな
「それが、田代さんだったって?」岩永
「・・・・はいっ。」あきな
(ふっ・・・)岩永
「なあ・・あきな・・・たとえ、田代さんが、生きていて、俺と、まだ
付き合ってて、なぜ、別れてだ?」岩永
「嫉妬です。」あきな
「するの?あきなも?」岩永
「田代さんなら・・・。」あきな
「・・・ありがとう。・・でも、死んだよ・・・田代さんは・・・」
岩永ゆっくり立ち上がりながら
そのまま風が、吹き抜けた様に去って行く
(けーさん・・・・)あきな
答えの出ぬまま、去って行く岩永
(きっと・・双子・・私が、思うには、一人は、真面目
もう一人は、いい加減と、言うか・・・あのやんちゃな田代さん
ん?待てよ・・・慶太さんホスト時代に、通ってたのは、どっちだ?
二人共か?東爆7代目金山君が、付き人として、住み込みしてた方は?
あの死体は私とエッチした方じゃない?
けーさんが、言った、田代さんには、嫉妬、まったくしない?
浮気するのは、別の・・いわゆる、死んだ田代さんだから?
どっちと、付き合ってた?)あきな
浅草の爆撃の事務所
「・・・カップラーメンなんて食わずに、焼肉行ってこい・・か」六爆
テーブルの上に置かれた手紙と、クシャクシャの万札。小銭。
「もう、三日・・・キムさんが、帰らなくて・・・」阿久津
誰もが、わかってる・・・・
だけど口に出せずにいる。
渋谷
事務所に集合する主要メンツ
なんと、はるかも
「どういう事?慶太さんが、みんな事務所集合って?」はるか
「なんだろ?・・・」あきな
「てか、お義母さん、久しぶり。」田代
「・・ん?ああ、久しぶり~」あきな
「えっ!?・・・・」(もしかして、この子・・)はるか
「ようっ。集まってるな。おっ!おいっす!」やってきた岩永子供に気づき
「あっ・・はいっ」田代
「・・・・あの・・・聞いていいのかな?」はるか
「いいよ~どうしたの?」岩永
「この子・・・って・・」はるか
「ああ・・俺の子みたいだよ。キムが、死ぬまでは、
秘密にしてたんだよ。狙われるからね。」岩永
「久しぶりなの?逢うの?おいっすって・・・」はるか
「えっ?今始めて逢ったけど・・・」岩永
「ええ。初めて、お父さん見ましたね。」田代
(はぁ~?初めて逢ったのに、おいっすで、終了?)はるか
「・・・・・あきなさんに、お義母さんって・・・」はるか
「ああ・・・もう、逢うの、5~6年ぶりか~
私が育てたから。」あきな
(うわ~絶対ご飯アイスとかだもん・・きつかったろうなこの子)はるか
「・・・・・田代さんと、慶太さんの子供って、本当なの?」はるか
「本当だよ。ごめんなさい。黙ってて・・はるか・・
色々事情が、あって・・・」あきな
「うん。事情は、分かるけど・・・初めて、会って、おいっすで終わり?
慶太さん、自分のお子さんだよ?」はるか
「ん?・・ああ、みたいだね・・・あっ!、小遣いか・・
二億先に渡しとくね。めんどくさいから、一生分ね」岩永
「ええ。そう言われると、思って、数年前に渡してあります。」あきな
(そうだった・・・適当な人だった・・・
興味ない事には、まったく無関心・・てか、あきなさんも・・・
二億先に渡した?10代の子供に?バカ親だ・・)はるか
「ねえ・・もしかして、晩御飯アイスとか、だった?」はるか
「ちゃんと、31アイスクリームですよ、コンビニじゃなく・・」田代
(コンビニ弁当じゃなく、手作りだって、言いたいのか?
てか、アイスか、やっぱり・・)はるか
「てか、久しぶり~武藤お兄さん」田代
「ああ。まさか、一緒になれるとはね~。」二代目イチゴ武藤
「知り合いなの?二人?」(でたっ・・イチゴ愚連隊・・)はるか
「はいっ。少年院で、仲良かったです。」田代
「ええ。二人だけ、年少で、ハブにされてたんで・・」武藤
(似てる・・・確かに・・・両方、アイス食って育ちましたって感じ)はるか
(たしかに、雰囲気似てるな・・両方若い頃の、けーさんに・・・
まっ・・田代は、けーさんの子供だし・・・)あきな
「はるか・・ごめん。なんか・・もし、いやだったら・・」岩永
「ううん・・・少し、変な感じだけど・・・
やっぱり、慶太さんが、好きだからずっと、側に居たい。」はるか
「うん。ありがとう・・・俺の彼女で居てくれて」岩永
「へへへ~。こちらこそ。」はるか
あの事件の真相を知った、はるかの愛は、さらに深くなっている。
(私の為・・部屋で、立ったまま縫ったって・・・
あきなさんも、ありがとう。あきなさん居ないと大変だったな・・
ただ・・この、ポンコツ、ションベンホステス・・何やってたんだ!
ただ、ギャーギャー騒いでただけだろ?どうせ・・)はるか
最近、と、言うより、最初から、仲は良くない、はるかと、かおり。
けど、あなたも、ポンコツと、言われてますが・・・
(なんで、慶太さん・・私と、はるかおねーさん、一緒に呼ぶの・・・
私は、影の女でいいのに・・・それに・・・
目~合わせられないや・・あきなおねーさんと・・・)かおり
周りにも分かる、微妙な空気・・・
(雰囲気悪っ・・・彼女さんと、愛人?
有名人じゃん、両方・・・表と、裏の・・・・)田代
「さて・・行くか・・イチゴは、上下と、事務所当番してくれ、
はるか、あきな、かおり、えっと・・・」岩永
「涼太です。私が名付けました。田代涼太。」あきな
(絶対・・アイスだ・・太いアイス食って、涼しい。で、涼太だ・・
てか、よく育てたな、あの、あきなさんが・・・)はるか
「うん。涼太も、付いて来い。帰るのは、明日になる」岩永
「えっ?慶太さんお泊りになるの?聞いてなかったから用意・・」はるか
「あれっ?言ってなかった?」岩永
「ええ・・」全員
「あっ・・じゃあ・・無しにするかな・・・」岩永
「・・どこに行くの?慶太さん?」はるか
「うん。・・・四人に・・見せたいものが、あって・・・
でも、俺も行きたくないしな・・・・」岩永
「けーさん、重要な事なの?」あきな
「うん・・・別に・・でも、いいタイミングかなって・・
みんなのお墓参り・・・みんなで・・・」岩永
「あっ・・・行く。・・手~合わせたい」はるか
「うん・・最近行ってなかったな。用意する。明日出発でいい?」あきな
「ああ。じゃあ明日にしよう。んで、みんなで一泊して帰ろう。
みんなスケジュール大丈夫?」岩永
「・・あのっ?・・・スケジュールは、大丈夫なんですが・・・
私・・・・も?・・・」かおり
たしかに、かおりは、元メンバーや、佐藤の墓参りなど・・・
「うん。おいで。はるかとは、色々あるだろうけど・・
重要な事なんだ。はるかも、今回だけは、いい?」岩永
「うん・・いいよ。器量だし・・愛してくれてるの分かってるから。」はるか
(そうかっ!墓!田代さんの墓が、有るのか?無いのか?
一気に、近づく。田代さんの、生死に!)かおり
「はいっ。はるかおねーさま。出すぎて、すみません。」かおり
「いえいえ、よろしゅーございましてよ・・おほほほ」はるか
(お局だ・・・)あきな
(大奥だ・・)武藤
(ふふ・・彼女さん楽しい人だな)涼太
(負けたか・・さすがに。でも、最初から負けですから。)かおり
(早く、この、やな場所から、抜け出したいな・・)上下コンビ
(行きたくないな・・・)岩永
岩永が、スケジュールをあきなに伝え、
あきなが段取りをする・・・・
(う~ん・・・・部屋割りですよ・・・・)あきな
(ふふ・・・部屋だろ?誰と、一緒に泊まるか・・)岩永
「あきなの思ってるので、正解だと、思うよ。部屋割り」岩永
「さすが・・はいっ。じゃあ・・」あきな
小声で、武藤が、涼太に・・
「ねえ・・山本さんと、一緒にお風呂とか、入ってた?」武藤
「いやっ・・・もう、拷問・・・吊るされて、降ろされる感じ」涼太
「ああ・・じゃあ、見てないのか・・・裸・・・」武藤
「ないな~。あの人、意外に、変なとこ、お堅いから・・・」涼太
「いつまで、一緒に居たの?」武藤
「たしか・・中学入ってから、お前もう、中学なんだから、一人で、
生活しろって、大金渡されて以来だね。会うの。」涼太
「うわ~そりゃ、グレるね・・・」武藤
「グレるっすよ・・・」涼太
「うん・・まあお土産よろしく」武藤
「了解っす。」涼太
武藤の唯一の男友達。本当に仲よさそうな二人
当日、岩永の部屋に集まり出て行く一同
「ん?新幹線?遠いの?」はるか
「うん。行ったことあるかな?はるか?広島~
お好み焼きとかの。おいしいよ」笑顔の岩永
「マジか?・・・・・」はるか
「あれっ?嫌いお好み焼き?」岩永
「・・・・慶太さん・・一度来たよね?広島・・・
私に会いに・・・」はるか
「あれっ?あれ、広島だったっけ?」岩永
「はるかっ。なんで?どして?知らない?の岩永。
ただ、今を生きてる。それだけの人。」あきな
「本当、信じられない・・・もしかして、自分の出身地なのも、
覚えてないんじゃない?」はるか 呆れる
「そんなこと、なかとですよ。ふふふ・・・」岩永
(うわぁ~自身満々に、方言使ったけど、それ、九州じゃ?
もう、いいや・・・天然炸裂すぎだな・・・)はるか
「広島に、みんなのお墓作ったんだ?」はるか
「うん。みんな一緒がいいかなって・・・」あきな
「うん。みんなそれが一番うれしんじゃない。」はるか
(なるほど・・・田代さんの、墓が、あるなら、そこか・・)かおり
「はいっ。かおりおねーさん。」飲み物を渡す涼太
「うん。ありがとう。」かおり
意外に仲いい二人。当然変な関係じゃなく。
(まあ・・そこくらいしか、仲良くなれねえか・・お互い
気~使わせて悪いな・・・・ツンツンしやがってかおり。
まっ、すぐ、あきなに、ぎゃふん言わされるか・・・
今の女帝、舐めちゃいけないよ・・ああ恐い恐い・・・)岩永




