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さぼてん  作者: 火村虎太郎
第一部
45/68

半額弁当

いつものスレを見ている、はるか


もう、荒れ荒れだな。

ああ。闇討ち、凶器攻撃なんでもありだな。

どうしたの?(はるか)

出てきたんだよ。伝説の男が刑務所から

ああ。すぐ、爆撃系の派閥の頭に治まったぞ。

大物?(はるか)

キムだ!キム。新宿ナイフ総長!

あっ!たしか渋谷プレジェイと、東京を二分するほどの・・(はるか)

ああ。それ。爆撃系、滝部系の

とりあえずは、チーム潰しまくってるな。爆撃系が・・

池爆の武藤は、抜けたな爆撃

マジか?狙われるぞ

プレジェイ系山本系立ち上げるらしいぞ

それでもプレジェイ系は、渋谷マッドと、武藤だけか・・きついな

どうして、荒れてるの?キムさんって、人が、出所して?(はるか)

なんか、銀爆、六爆、あと、横須賀と大久保が、キムさんに天下取らすって

ああ。もういちど、この東京で、爆撃が、トップ取るって・・

四大派閥の中じゃ、爆撃が、トップだったの昔?

ぶっちぎりじゃね?

ああ。派閥としてはプレジェイなんか、カスだったな

大人の利権的な事が原因で、荒れだしたの?

だな。元々プレジェイ系のシノギの2割位、爆撃の物だったし

取り返してえんだわ。爆撃が

今、ようは、六本木戦争の仕返し前哨戦みたいなもんだ

だな、ガキ同士でな

負けたから、しょうがねえだろ?爆撃が

まあ、爆撃と、いうか、東京仁義組か

ええっと、爆撃系滝部系が、負けたでいいんじゃね。

誰か、まとめ頂戴 (はるか)



第二次六本木戦争

交戦団体


1 プレジェイ系 二代目渋谷プレジェイ 二代目蛇撃 二代目渋谷マッド

  (山本、上下コンビ、楠木、山中、など)

2 爆撃本隊 石川 萩原 

3 爆撃系田代系 田代 東爆7代目金山 東爆3代目山根


1,2,3、は、ほぼ連合。


4 爆撃系滝部系(東京仁義) 東爆二代目滝部 西口城島 新宿ナイフキム

  (新宿二代目の藤原が、この時東京仁義を脱退したので、仁義は、解散)

5 池袋喧嘩会 初代総長椎名 初代ナンバー2若井

6 新宿紅蓮 中野(現東京のドン)

7 東義会 関東最大の暴力団


6.7が連合


正確には、まだ、決着が、着いてない

あえて言うなら、

新宿、東義会が、勝利

滝部系と、池袋喧会と、田代系が、敗北

プレジェイ系が、引き分け?

爆撃本隊が、勝ち?引き分け?行方不明

女帝田代さんの死で、とりあえず終結

時系列は、

池袋ナンバー2若井死亡⇒城島死亡⇒椎名死亡⇒滝部死亡⇒楠木死亡⇒キム逮捕⇒

石川萩原行方不明⇒田代死亡⇒終結⇒藤原死亡


おおーありがとー(はるか)

でたっ・・絶対関係者・・熱いなこのスレ

ややこしいな~

だれが、一番光ってたの?この第二次で

キムだな。

ああ。だいたいキムって、菅原、片岡と、やりあってたレベルだからな

ああ。山本でも、話にならなかったよ当時

上下コンビも、やられてたなキムに

マジか?相当だなキムって人、

華の49年組じゃ、トップだろ。

ああ。ちょっと抜けてたな

イワナガ君とは、ブチ当たったの?(はるか)

いやっ、直撃は無し。あくまで、菅原と片岡と、何べんも、やりあってた

だいたい、決着つかなかったしな。ずっと、引き分け、ナイフとJACK

そんなすげーレベルなんだ・・・こえぇ~


(そんなすごい人が、出てきたんだ・・大丈夫かな?慶太さん、あきなさん

 子供の抗争だけで、済めばいいけど・・・)はるか


てか、キムまじ、ざまぁ~

あれだろ?中野さんから出所祝い貰ったけど、すぐ借金取りに取られたな

ああ。六戦時に、借りてたんだと。色んな所に

滝部さん死んで、金回らなくなってたしな

ああ。借りた金も、戦闘資金だったし

金ねえと、戦争もできねえしな。

まじザマ~当時どれだけキムに、いじめられた事か

でも、元メンバーも、六戦後相当いじめられてるだろ?

ナイフに所属してただけで、どれだけその後イジメられたことか・・

ああ元メンバーなだけで、悲惨だったな

就活も、小さい組位しか、とってくれねえしな

みんな、キム恨んでるよ。付く親玉間違えたって。

こないだキム見たぜ。くそボロの爆撃事務所で、寝てるらしいぞ

貧乏で、家ないしなww

スーパーで見切れ品買ってたぞ。半額弁当wwまじざま~

色んなとこ頭下げて、金貸してくれって、回ってるな

16年も、刑務所入って、これか・・・

戦争に負けると、出て来ても、悲劇だな。

まじ、せつないな。あのキムだぜ?

もう友達も、一人もいねえな



六本木の東義会の事務所に、金を借りに来たキムと鳥谷


「落ちたもんだな・・キムも・・」やくざ (元キムのチームの兵隊)

「・・・・」キム

「しまいには、あの爆撃が今こじきか?

 10万でも5万でもいいから貸してくれ?」やくざ

(このやろう!当時お前キムさんの兵隊だろ?)鳥谷


「ほれっ(バっ!)」財布から5万位をテーブルに投げるヤクザ

「やるから、もうくんじゃんねーよ。貧乏人が!」やくざ

「!!手前このや・・」キムに止められる鳥谷


無言で金を拾うキム


「悪かった・・・じゃあな・・」キム

(キムさん・・・キムさん・・・くっ・・)鳥谷


事務所に戻って来た二人


(もう、カツアゲでも、なんでもやってやろう・・・もう、これ以上

 キムさんに、恥かしい思いをさせたくねえ・・・)鳥谷


「おつかれさまでーす」

「おつかれっす。」


やって来た、若手

銀爆 六爆、大久保、横須賀


「キムさん、今、全部で、150人います。今夜も、でかい喧嘩で

 これ取れば200は越えます。

 ・・・・行きましょう。200で。渋谷取り。」阿久津


「プレジェイ系は、今何人だ?」キム


「多分・・よくて、150・・渋谷マッドと、

 武藤が、池袋で集めた兵隊が、メインです。」阿久津


「・・まずは、目の前の戦いに集中しろ。まだ渋谷は早い

 渋谷は、一回勝てばいいって、ものじゃねえんだ

 渋谷で、戦いに勝って、維持、駐屯しなくちゃ、ならねえんだ

 それで、やっと、みかじめが入ってくる。」キム

「みかじめ料だけでも、月1000万からは、ある。」鳥谷

(マジか・・・これがありゃ、爆撃系も、食っていける・・)阿久津


「わかりました。戦いに、勝って、維持できる勢力を・・

 とりあえず、今日の喧嘩勝ちます」阿久津

「ああ・・ほれっ。腹が、減っては、戦も、なんとやらだ、

 すくねえけど、飯行って来いやっ」キム ポケットから金を出す

「あざーす。じゃあ、行ってきます」阿久津

(1・2・・・5万・・全部じゃねえか、キムさん・・・)鳥谷

「・・俺も行くわ。連れてけ」鳥谷

「はいっ。焼肉いきましょうよっ」阿久津

「おお!いいな肉食って、勝つぜ、今日」六爆


(ふっ・・・すまねえな・・・たまにで・・)キム


出て行く若手達


「お前等、ちょっと・・・」鳥谷

「はい?・・・」阿久津


焼肉に行かず、コンビニの前で、カップラーメン食べてる若手達と、鳥谷

鳥谷から、事情を聞く


「そっか・・・ガチで、しんどいのか、キムさんも・・」阿久津

「ああ・・焼肉なんて食えないな、その今日の話聞くと・・」六爆

「十分だよ、カップラーメンで・・(ズズズー)」横須賀

「いつも、スーパーで、見切り品買って食ってる・・・キムさん」鳥谷

「上納として、戻そう。この金は、キムさんに」大久保

「ああ。」横須賀


「でも、なんでそんなに金ねえんだ?祝い金他にも、あったろ?」六爆

「全部借金返済だよ。5~6千万は、あるんじゃねえかって・・」鳥谷

「何に、そんなに使ったの?」横須賀

「六戦時の戦闘資金とかメンバーの治療費とか・・滝部さん死んでからは

 キムさんが、借金して出してたらしい・・・・」鳥谷


「それだけしてもらって、当時のメンバーは、見てみぬふりか?」阿久津

「まあ・・負けたら何も無いしな・・その後の就職も、(暴力団関係)

 いいポジションは、回ってこねえし。組入ってもイジメられるし

 本当、抗争に負けたら悲劇しか残らねえ・・・・現実だこれが」鳥谷


「負けたのは、キムさんのせいじゃねえだろ?被害妄想だろ?

 どっちかって言うと、デキの悪い兵隊のせいだろ?」大久保

「そりゃ~器の小さいオトコの言うセリフだ。

 キムさんなら、俺が、全部悪いって、いうはずだ」鳥谷

「だな・・・」阿久津


しばらく、沈黙の若手達


「マッドは、上納も、あるけど。小遣いが、多いから、

 結局、プラスなんだってよ・・・」阿久津

「ああ・・よそも、そうだ、新宿系のチームも・・」六爆

「じゃあ、なんでお前等、爆撃・・名乗ったんだ?」鳥谷


「まあ・・俺は、鳥谷君に最初憧れたし・・」阿久津

(ふっ・・・銀座警備隊の頃か・・俺がまだ、光ってた時・・)鳥谷

「俺は、六爆だからプレジェイ系と、半々だけど、 

 やっぱ爆撃の伝統っていうか・・」六爆

「ああ・・伝統の爆撃、伝説のプレジェイ勝者の新宿・・か」大久保


「でも、お前ら、二人、完全にJACK寄りじゃね?」横須賀

「ああ・・・元プレジェイ三代目だし俺。なかった事にされたけど・・」阿久津

「お前、山本さんも好きだしな・・・」六爆

「お前もプレジェイのショップ出入りしてるじゃねえかよ!」阿久津

「・・うん・・・」六爆


「先に聞かせてくれねーか・・もし、ガキの喧嘩飛び越えて、

 山本さんや、岩永さんが、出てきたら?」鳥谷


一同沈黙


「俺は、やる。当然」大久保

「・・やる・・。」横須賀

「・・・・・」阿久津

「・・・・・」六爆


「・・・いいぞ・・・抜けても・・お前等・・」鳥谷、阿久津と六爆を見て


「・・・・・・いやっ・・やる」阿久津

「・・・・・ああ。あんなにせつねえ、キムさん見たくねえ」六爆


「自分に置き換えたら、マジせつない。

 16年後出てきて、当時のメンバーからも、こじき呼ばわり・・

 当然カタギになんてなれねえ。犯罪者・・・就職先もねえ

 せめて、同じチームの後輩くらいって・・思う。」六爆

「ああ・・多分俺達、似てるから、引かれたんだよキムさんに、

 喧嘩だけで、商才もねえし・・」阿久津

「俺もだよ・・・あるのは喧嘩の強さだけ・・いまだ貧乏」横須賀


「もっと言えば、あのひと当時から彼女も居なかったらしい。

 作る暇が、無かったんだと・・・商売女しか、抱いた事ねえって

 毎日喧嘩で菅原さんとか、片岡さんの攻撃受け続けたって」鳥谷


「本当俺達みてえだな・・」阿久津

「ああ・・女も、金も、寄ってきやしねえ」六爆


「あれだけの人に、恥かしい思いさす、俺等が悪いな」横須賀

「それは、俺が一番思ってる。俺の代から、おかしくなったし」鳥谷


「・・・行くか・・とりあえず目の前の敵を・・」阿久津

「ああ・・キムさんに褒められてえ・・」六爆


「いやっ・・・まだ、あの人が、笑ったの見た事ねえ・・」鳥谷

「ああ・・なんか、金持ちが、嫌いになって来た・・」大久保

「勝とう。そして渋谷に・・・」横須賀

「ああ・・固まった・・絆、決意・・」六爆

「俺も、現役復帰する。・・・行くぞ!勝ち続けるぞ!」鳥谷

「おおおおおお!!」全員


遠くで隠れて見ていたキム


(コンビ二前で、何やってるかと、思ったら・・・・

 バカヤロウが・・・カップ麺なんか、食いやがって・・

 上納金として戻す?。・・・悪いな、気~使わせて・・

 滝部の兄貴・・・爆撃の炎は、まだ、消えてない、じゃなく、

 今、着いたばっかりですわ・・・ふふ。)キム



さらに、考える。思いだす。



(だいたい、なぜ、生きてる?

 岩永が・・・・

 死んだはず・・・

 いい恥だ。俺も、滝部の兄貴も・・・

 取ったと、勝ったと、思いこんでた・・

 やりやがった・・・田代だ。

 まさか、ここまで、岩永の事、愛してるとは・・・・

 そして、最後の火種・・俺・・

 当然向こうも取りに来る・・・最後の炎を消しに・・・

 岩永・・・まだ乾いた風のように突き抜けてるか?湿ってねえか?

 最後の敵は、まだ、この東京で無双であってくれや。)キム

 

「・・・俺のすべて、ぶち込んでやる。」キム


死ぬ気じゃねえと、生きてさえ行けない・・・




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