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さぼてん  作者: 火村虎太郎
第一部
36/68

血まみれの花束

渋谷の夜


急に告白された山本


「ばっ・・・ばかっお前、ガキが!いくつだよ?」山本

「ん?18・・だよ・・」池爆総長 武藤


(だよ・・って言った!くりくりのお目目で!)山本


「おっ・・お前、ヤキいれてやろうかぁ~ああぁ~ん」山本少し赤く・・・

「うん。あっ・・・・お花持ってきたのに、忘れた・・どこだろ?」武藤 


(出たっ・・・天然系のかわいい系・・・花?それでしょ・・・

 阿久津と、六爆と、マッドが、倒れてる所に血まみれで、落ちてるよ・・)山本


これは、渋谷決闘2012直後のお話


仲間達に運ばれていく三人

「ぐっ・・まだ、一敗・・・まってろよ・・武藤~」渋谷マッド

「いつでも来いやっ。俺が、二代目池袋爆撃の武藤だコラっ!」武藤


(池袋爆撃・・・こいつが・・最近スレでも、有名な・・)山本


「うぐううっぐうぐうううう~!」阿久津

「阿久津・・やめろ・・今日は一旦、引こう。お前顎砕かれてるんだぞ!」六爆


顎を砕かれた、阿久津だが、仲間の制止を振り切って、

さらに襲い掛かろうとするが、六爆に止められる

六爆も、ボロボロ


(さすが、現、東京ナンバー1・・・阿久津の根性あっぱれ・・)山本


血まみれの花を取りに行く武藤


「スッ」っと、山本の前に差し出す


「血まみれの花・・綺麗ですね・・」武藤やさしく笑いながら


「ふっ・・・ふふ。花だけ、貰っておくよ・・・」受け取り去って行く山本

「俺がっ!・・・東京取って、東京爆撃隊継いだら・・・・・

 駄目ですか・それでも・・・」武藤


立ち止まる山本


「・・・今、東京爆撃隊にそれほどの価値は無い・・・」山本

「じゃあ、東京を、完全に制覇して・・・三代目復活させれば・・・俺と」武藤


ギャラリーが、少しどよめく


「三代目・・プレジェイか?・・・」

「ああ・・名乗りを上げたぞ・・東爆より、厳しいぞ・・」

「あるんじゃねえか・・今日の戦いみても・・」

「ああ・・一人だけ、ピンピンだ・・」

「山本さんが、果たして、オーケーするか・・」


「・・・私の目に敵ったら・・復活は、あるかもしれない・・

 だが、その後のは無い・・・きっと・・・」山本


「うおっ・・・可能性はあるぞ、復活の・・・」

「ああ・・だが、厳しい。山本さんの目に敵うには・・」

「圧勝で、圧倒で、突き抜ける・・・」

「あの阿久津でも、無理だったんだぞ、可能か?」

「だが、あの阿久津に、初めて現役で土をつけた男・・」


「山本さんっ・・・」武藤

山本に小走りに近づいて来て

「今日、山本さんの事考えながら、自分で、するね♪」武藤伝えて去って行く


(はぁ~?・・・なんで、わざわざ言いにくる必要あるの?

 てか・・・こいつ、バレずに、チューしやがった・・・ほっぺに・・)山本


事務所に戻ってきた山本。

思い出すと、なんだか恥かしい


血まみれの花束をテーブルに置く


(綺麗だな・・・血の、ついた花・・・ふっ・・ガキにチューされちゃったよ。

 いるんだ?あんな子。てか、出てきた?遂に?

 まんま、けーさん・・・若い時の・・

 聞いた事ある・・・佐藤ねーさんとの、恋、出会い・・・

 酔って、何べんも、事細かに、けーさんが、しゃべってたな・・・)山本


回想~~~~~~~~~

十数年前の六本木プレジェイ立ち上げ前の単独の岩永

大乱戦の喧嘩が、行われていた模様で、数人が、血だらけで倒れる


岩永、大好きな佐藤を見つけ、小走りにやってきて

「昨日、おねーさんの事、考えながら、いっぱいしちゃったよ♪」岩永


「・・・なんで、いちいち報告しにくるんだよっ!」佐藤少し恥かしい

(てか、近いよ・・・・腕、絡めてる・・・てか、かわいい・・)佐藤


「あれっ・・・今日、お花持って来たのに・・」岩永

「もしかして・・あれ?」佐藤、血まみれで落ちている花束を見つけ


「スッ」っと、拾いに行った、血まみれの花束を差し出す岩永


「この血まみれの花より美しい六本木の華と、出会えた奇跡に・・・」岩永


受け取る佐藤

「ふふ・・・血まみれの花か・・良いセンスだね。好きよ。こういうの・・」佐藤


「俺みたいなガキじゃ、いや?」岩永

「じゃあ、付き合ったら何してくれるの?私に?」佐藤


回想終了~~~~~~~~~~~~


(ふふ・・この血まみれの花より美しい渋谷の華と出会えた奇跡に

 が、抜けてるな、おしいっ。

 ふふ・・今頃、自分で、ふふ・・・かわいいな、あいつ。)山本


「ピピピ・・・」事務所の電話に着信


「ん?・・はいっ・・・・・ほうっ・・・ええ・・

 ああ・・いるよ・・・はいっ・・・はいっ・・・」山本


「ふふ・・はは・・・わははははは」笑う山本


(来るか・・・遂に・・・)山本


お台場

自宅マンション


「もしもし、夜分遅くすいません。山本さんでしょうか?・・はいっ

 岩永の・・・ええっ島田かおりと、申します・・ええ、銀座の・・

 いろいろ、おねーさんに、お伺いしたい事が、ありまして、ええ

 事務所の方に・・・・ええ・・明日の夜にでも・・はいっでは」かおり


(さて、潰しにかかるか・・・それとも、岩永の女と、認めてくれるか・・・

 ふふ・・なんか、うれしいな。あの山本さんと、会えるんだ・・)かおり


女帝と、銀座一の華が、ぶつかる。


「でも、飛び越えます。貴方も、佐藤、田代もっ」気合の入るかおり




自宅に帰って、、いつものスレをみているはるか


渋谷決闘2012すごかったな

おお!何が起こったの?(はるか)

今の東京四天王が、渋谷で、ガッチンコ

ああ。すげー戦いだったな。4人バトルロワイヤル

圧勝だったな・・・

結果!結果~!阿久津?勝者?(はるか)

なんと、池爆の武藤

おお!

池爆か~

でも、今までこの子有名じゃなかったよね?(山本)

いやっ、武藤、少年院入ってたんだよ

ああ。ちょっと前に出てきたから・・

何したの?(はるか)

殺人

殺し!

人殺した

へえ~意外。可愛い顔してるのに・・(山本)

いやっ・・まあ・・理由がな・・

ああ。せつないよな・・

どうしたの?ネットで言えるレベル?(はるか)

大丈夫かな・・・

ねえちゃんが、売りやってたんだけど・・

ああ売春ね。それで、シャブまで手~出しだして・・

しかも、武藤が、一緒に住んでる部屋で・・

ああ武藤、もう、家族は、このねーちゃんしかいなかったし

生活のため、しょうがなくやってたんだよ。売りは・・

ああだけど、精神おかしくなってシャブ食いだして・・

もう完全に廃人になったから、武藤が・・

最後、涙流しながら、ありがとうって、言いながらねーちゃん、刺し殺した・・

ねーちゃんも、最後死に際、ありがとうっ・・・って言って、死んでった

うわぁぁぁぁん(はるか)

強いの、わかるよな・・

ああ。俺応援するなら、武藤だな・・・

プレジェイの三代目継いで、山本さんと一緒になりたいなぁ~だって・・

かわいいのに喧嘩強いって、やだな

ああ。知らずに、喧嘩うっちゃうからな

人は、見た目じゃねえな・・・


(へ~・・すごい子出てきたな、注目だな、これから・・)はるか


池袋

若いから、部屋で、健全なる、妄想の情熱。

「・・・あっ・・・んっ・・・・・山本・・さんっ・・・あっ!!」武藤


この男も、この大乱戦時代に咲いた、悲しみを詰め込んだ、さぼてん


「ほんと、エロいんだから、山本さんは・・・」武藤

勝手な貴方の妄想の中で、ですね・・・


翌日


渋谷

事務所にやって来た、かおり


「失礼します。島田ですっ。おねーさん初めまして」かおり

「んっ?ああ・・・どうぞ・・」山本

「すいません・・パソコンで、お仕事中でしたか?」かおり

「いやっ・・スレみてた」山本

「ん?」かおり


山本も、ソファーにやってくる。まだ立ったままの、かおり


「へ~・・・・顔だけで、選んだのかな?・・けーさん・・」山本


やさしく笑うかおり


(若造に先制パンチかしら?顔だけって?ふふ・・・でも、おねーさん、

 それ、言った、おねーさんの、もう、負けなのでは・・・

 もう少し、すごい方だと、思ってたんですが・・・)かおり


「先制パンチか?たいした事ないな山本も・・

 それ、言った時点で、私の勝ちかな?・・・・・だろ?」山本


血の気が、引いていく、かおり


「・・・ごめんなさい、おねーさん・・少しでも、今、私が、勝てると

 思ったのが、本当に、恥かしいです・・・」かおり

一瞬で気づく。女帝。山本のすごさ、何もかも見透かされてる様な・・


「先制パンチってのは、こうするんだよ!」山本

かおりの方に近づいてくる山本


(やばいっ・・一番私に無くて、一番山本おねーさんにある物・・暴力!

 殴られ・・・・)かおり


「あっ!」かおり


「カク~ンっ」と、膝から崩れ落ちる、かおり


「ふふ・・どうしたの~?ピクピクしてるよ~」山本


(・・なに?・・・あっ・・・チューされた・・あっ・・動けないよ・・)かおり



横浜 


考えごと中の岩永


(まあ、仲良くやってくれればいいけど・・・

 かおりじゃ、まだ、到底敵わないよ・・・あきなには・・。

 はるかは、明日から、北海道からツアーか、さみしいな・・)岩永

 

(完璧な、かおりは・・・

 明日の・・うん、はるかが、北海道に着いた時間くらいに、

 電話かかってくるな・・・。ふふ。出来すぎと、出来そこない?

 完璧の天才と、感性の天才の戦いかな・・・はるかは、なんだろ?・・

 タイミングの天才かな・・・絶対俺が、辛いときには、側にいる・・

 みんな、いい女だな・・・ふふ・・)岩永



「じゃ~あ、慶太さん、行ってく~るね。」はるか

「うん。気をつけて、お仕事がんばってね。」岩永


帰る前に、岩永に、渋谷の事務所に書類を持っていくように頼まれたはるか


「うん。二週間位、あえないか~ら、さみしいけど・・」はるか

「ふふ・・おいで・・」岩永

「んっ・・」少し、普段より、いやらしいキスをする二人


「・・大丈夫?少し酔ってるよ・・はるか」岩永

「うん。大丈夫。意識は、しっかりしてるし、タクシーだから」はるか

「うん。・・・チャ・・ヌチャ・・」もう一度キスをする二人



今・・・いますよ・・・かおり。渋谷の事務所に・・

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