しょんべんホステスなら・・いい?
「(コンコンッ)・・慶太さん、入るね~」はるか
岩永の部屋にやって来たはるか
「あっ・・居ないか・・・」はるか
最近、復活したもので、何かと忙しい岩永
山本がジャックの派閥の長と、言っても、やはり、実際は岩永ありき。
山本が社長で、岩永が会長職に、近い感じ。
(うれしいような・・悲しいような・・・お友達とも出会えたし・・(上下コンビ)
仲良かった山本さんとも・・・忙しくなったな慶太さん・・
それに・・多分、女の人も・・・)はるか 薄々気づく女の勘
「でも、それほどの男だしな。慶太さん。でも、何か、最近私も忙しくて
あんまり逢えてないな・・・」はるか
(久しぶりに明日から、まとまった休みが、取れたのに・・・・
どっか行きたいな・・ゆっくり、温泉でも・・・)はるか
すこし、岩永の部屋でボーっとする、はるか
「・・あの海、行ってみよ・・コーヒー買って・・」はるか
海に向かって歩き出す、はるか
(なんかせつないな・・・寒いしっ(季節は冬)
このまま、飛び込みたくなるな・・・)はるか
「あっ!・・・・慶太さん・・・」はるか慶太を発見
あのいつもの、出会った場所で、一人、コーヒーを飲みながら、たたずんでる
(・・・なんか涙が・・だって・・まだ・・あの時と、同じ・・
悲しそう・・・そっか・・まだやっぱり、悲しいんだ・・
いっつも、陽気に振舞ってくれるけど・・・
本当に仲の良い友達が、4人?それに、
本当に愛してた女の人が、三人も、亡くなったんだよね・・・・・)はるか
岩永のすぐ側までやって来たはるか
岩永は、コーヒー持ったまま、うなだれてるので、気づかない
「・・この辺りが、お好きなんですか?」はるか あの時と、同じ様に・・
「ん?」岩永
「悲しかったから・・・・・・・うっ・・ぐっ・・う・・」涙を流す岩永
「ギュっ」
っと、ただ抱きしめる、はるか
(すごく冷たいじゃん慶太さん・・・・もう・・)
ただ、二人で、寄り添いあい海を眺める
「・・近いうち、まとまった、お休み無いの?はるか」岩永
「おお~。すごいっ。ちょうど明日から、一週間休みだよ」はるか
「うん。ゆっくり、二人で、温泉でも、どうかなって?
最近お互い忙しくて逢えなかったし、たまには、この雑踏から離れて・・」岩永
「へへへ~。さっき、まったく同じ事考えてた。」ニヤニヤしてる、はるか
部屋に戻って、早速ネットで、色々検索
「俺が、決める!見ないではるか。」岩永
「だって、慶太さんが、決めると、貸しきったりとか、
絶対無茶苦茶するんだもんっ」はるか
「しないよっ。はるか、高級とか嫌いなの知ってるし、でも多少は・・」岩永
「あっ!じゃあ、わかった。お金は、私が出すっ。
ほらどうだぁ~良い案だろ~」はるか
(ふふ・・・本当っ・・・なんだろっ?ありがとうかな?
言葉が、見つからないな。本当、出会えて良かった)岩永
「うん。ありがと。じゃあ予算は?」岩永
「う~ん・・よしっ。奮発しちゃうぞっ!3泊4日で・・・
ほれっ!(指を2本出す)どうだっ!」はるか
「二百万か・・・キツイな・・・この、ヘリでの夜景は、無しか・・」岩永
「・・・ヘリコプターの夜景・・・行きたいけど・・突っ込むか・・」はるか
「ねえっ慶太さんっ」かわいく、はるか
「んっ?なぁ~にっ?」岩永
岩永に、小さい声で、耳打ちするはるか
「にじゅうまんっ」はるか
「うっ!」心臓が、破裂しそうなくらい、驚く岩永
「に・じゅ・う・ま・んっ」はるか
「いたっ・・痛い・・お腹が・・・」あまりの衝撃で、お腹が痛くなる岩永
「貧乏に、あたりやがった・・・」はるか 呆れる
結局、交通費は、岩永が、出す事で、決着。
はるかには、まだ内緒に、旅館や、遊びのプランを決める
当日、空港から、はるかの運転するレンタカーで
大分の、こじんまりした、温泉街にやってきた二人
「うわぁ~いいっ。有名どころじゃ、ないところが、またいいっ」はるか
「うんっ。本当に、ゆっくりしたかったから。ここがいいかなって」岩永
「離れだけど、そんなに、高くないし。ちゃんと、予算以内だからね」岩永
「うん。川の音・・・石畳・・・ああ~なんか癒される」はるか
「うん。入ろうか」岩永
部屋に入って、荷物も置き少しくつろぐ
「慶太さんお茶飲みますか?」はるか
「うん。頂戴」岩永
お茶を飲みながら・・
「今日のスケジュールは、なしっ。」岩永
「おおっ。今日は、とにかくゆっくり?」はるか
「うん。ご飯食べて、お風呂入って、ちょっと散歩するだけ」岩永
「うんっ。」はるか
ただゆっくり時が流れる。
「おいしい。」はるか
「うん。野菜が、うまいっ」岩永
食事を済まして、離れについている露天風呂に入る
「気持ちいい・・」はるか
「うん・・・」岩永
ただのんびり
お風呂を上がって、熱い体を冷やしに、外に散歩に行く二人
「いいね。知り合いもいないし。変装も、しなくていいから」はるか
「うん。明日の行く場所は、さすがに、帽子必要だからね」岩永
「うん。」本当に楽しいはるか
部屋に戻って、自然と、近づいていく二人
少し、いやらしい音が、口から聞こえてくる
「ピピピ・・」はるかの携帯が鳴る
「んっ・・あっ・・あきなさん・・この着信音・・んっ!」はるか
「出なくていいから・・」口づけを続ける岩永
「・・・・うん・・」はるか
「なんか・・すごく、久しぶりな様な・・あっ・・」はるか
「ふふ・・こないだ、したじゃん・・・」岩永
「ううん・・・慶太さんが、そんなとこ・・あっ・・舐め・・・んっ」はるか
「うんっ・・・・」岩永
深く、いやらしく、落ちていく二人
「慶太さん、他に女が居てもいいけど・・・あきなさんだけは、嫌よ・・」はるか
「うん」岩永
本当に、はるかが、耐えれるのだろうか?
ションベンホステスなら、まだしも、銀座一・・いや、東京一・・
すべて、はるかより、上・・・女帝候補
岩永の女と、しては、今、最高のかおり
下手したら、佐藤、田代を越えるほどのポテンシャルを持った女
すべて持っている。美貌、知識、金、器量。我慢。愛。
こちらは、たかだか、三流のロックスター
山本に嫉妬もわかる・・
かわいくて、金、実績、強烈な愛。岩永の身の回りまで・・・
というより、この二人には、相手にならない。
薄々気づいている。山本が岩永を、本当に愛していることも・・・




